2026年4月27日(月)
神宮球場
1勝1敗で迎えた早大3回戦。2季連続の勝ち点奪取、優勝へ向けて落とせない一戦は先発の助川太志(グロ4=茗溪学園)が4回を1失点で抑えると、打線は境亮陽(営2=大阪桐蔭)が2本の適時打を含む猛打賞の活躍を見せるなど早大と並ぶ12安打と爆発。投手陣も5人の粘投リレーで同点のホームも踏ませず、最後は櫻田朔(法2=青森山田)が2回を完全投球で初勝利を手にし、乱打戦を制した。
これで法大は4勝1敗の勝ち点2として、慶大と並び首位を維持した。次戦は再来週の東大1回戦だ。
リーグ戦初勝利を挙げた櫻田
試合結果
トータル試合結果
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 法大 | 0 | 0 | 3 | 3 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 8 | 12 | 0 |
| 早大 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | 6 | 12 | 0 |
(法大)助川、富田、針谷、秋田、〇櫻田ー土肥
(早大)●宮城、齋藤、佐宗ー尾形、川尻
[本塁打]
法大:なし
早大:なし
打撃成績
| 打順 | 位置 | 選手 | 打数 | 安打 | 打点 | 四死球 | 打率 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | (9) | 境 | 5 | 3 | 2 | 0 | .462 | 空三振 | 二安 | 右安① | 二ゴロ | 左安① | ||||
| 2 | (D) | 井上和 | 4 | 1 | 2 | 1 | .364 | 空三振 | 中二② | 二併殺 | 空三振 | 死球 | ||||
| 3 | (8) | 藤森 | 5 | 1 | 0 | 0 | .238 | 二ゴロ | 遊ゴロ | 三邪飛 | 左安 | 空三振 | ||||
| 4 | (7) | 片山悠 | 5 | 1 | 0 | 0 | .227 | 二ゴロ | 二ゴロ | 右飛 | 右安 | 遊ゴロ | ||||
| 5 | (2) | 土肥 | 5 | 2 | 1 | 0 | .357 | 右飛 | 中安 | 三邪直 | 三安① | 空三振 | ||||
| 6 | (3) | 今泉秀 | 5 | 2 | 0 | 0 | .313 | 二安 | 右二 | 空三振 | 左飛 | 二ゴロ | ||||
| 7 | (5) | 金谷 | 3 | 1 | 0 | 1 | .263 | 見三振 | 死球 | 左邪飛 | 三安 | |||||
| R | 大高 | 0 | 0 | 0 | 0 | — | ||||||||||
| 5 | 小川大 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | ||||||||||
| 8 | (6) | 熊谷 | 2 | 0 | 0 | 2 | .231 | 四球 | 三ゴロ | 死球 | 二ゴロ | |||||
| 9 | (4) | 中村騎 | 4 | 1 | 2 | 0 | .222 | 三ゴロ | 左安② | 三邪飛 | 空三振 |
投手成績
| 回 | 球数 | 打者 | 安 | 振 | 球 | 責 | 防御率 | |
| 助川 | 4 | 63 | 15 | 4 | 3 | 1 | 1 | 1.50 |
| 富田 | 1 0/3 | 35 | 8 | 4 | 0 | 1 | 3 | 7.20 |
| 針谷 | 1 | 24 | 6 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0.00 |
| 秋田 | 1 | 24 | 6 | 2 | 2 | 1 | 2 | 4.50 |
| 櫻田 | 2 | 28 | 6 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0.00 |
ベンチ入りメンバー
| 10 | 藤森康淳(営4=天理) | 27 | 土肥憲将(キャ4=鳴門) | 2 | 熊谷陸(人3=花巻東) |
| 17 | 助川太志(グロ4=茗渓学園) | 23 | 只石貫太(営2=広陵) | 8 | 小川大地(営3=大阪桐蔭) |
| 18 | 針谷隼和(営4=桐光学園) | 42 | 井上和輝(法2=駿台甲府) | 47 | 大高拓磨(法2=聖隷クリストファー) |
| 15 | 名取由晃(経3=川越東) | 3 | 今泉秀悟(キャ3=石見智翠館) | 1 | 片山悠真(文4=八王子学園八王子) |
| 20 | 槙野遥斗(営2=須磨翔風) | 7 | 深谷謙志郎(文4=東海大相模) | 5 | 西凌矢(法4=広陵) |
| 21 | 櫻田朔(法2=青森山田) | 4 | 中村騎士(営3=東邦) | 32 | 豊田凌平(法3=鳴門) |
| 12 | 秋田康介(法1=大分舞鶴) | 35 | 奥村凌大(営1=横浜) | 26 | 境亮陽(営2=大阪桐蔭) |
| 24 | 富田櫂成(営1=帝京大可児) | 45 | 田西称(キャ1=小松大谷) | 50 | 豊田明平(文4=法政) |
| 22 | 中西祐樹(法4=木更津総合) | 6 | 金谷竜汰(法4=東海大菅生) | 51 | 廣瀬凜人(社4=春日部共栄) |
戦評
破竹の開幕3連勝から一転、前日の惜敗で1勝1敗となった法大。2季連続の勝ち点をかけた早大との大一番は、小糠雨の降る中行われた。
試合は序盤、法大の助川太志(グロ4=茗溪学園)と早大の宮城誇南(早大4年=浦和学院)の両先発による投手戦で幕を開ける。
均衡が破れたのは3回表。法大は先頭の熊谷陸(人3=花巻東)が四球で出塁すると、1番・境亮陽(営2=大阪桐蔭)がリーグ最速の10本目の安打となる二塁への内野安打を放ち、好機を演出。ここで、今日初の2番に入った井上和輝(法2=駿台甲府)が左中間へ先制の2点適時二塁打を放つ。さらに暴投の間にも井上和が生還し、この回3点を先取した。
勢いに乗る法大は4回表、打線が爆発する。リーグ戦初の5番に入った土肥憲将(キャ4=鳴門)の中前安打を皮切りに、今泉秀悟(キャ3=石見智翠館)の二塁打、金谷竜汰(法4=東海大菅生)の死球で無死満塁の好機を築く。ここで9番・中村騎士(営3=東邦)が前進守備の遊撃手を強襲する2点適時打を放つと、続く境も右前適時打で続き、この回一挙3点を追加。6対0とリードを大きく広げた。
その裏、助川は德丸快晴(早大2年=大阪桐蔭)の適時打で1点を返されるも、後続を併殺に打ち取り最小失点で切り抜ける。
しかし5回以降、早大の猛烈な追い上げが始まる。法大は5回から1年生の富田櫂成(営1=帝京大可児)を投入するが、6回に連打を浴び失点。代わった針谷隼和(営4=桐光学園)も早大・髙橋海翔(早大3年=山梨学院)に連続時打を許し、阿部葉太(早大1年=横浜)の内野安打で2点差まで詰め寄られた。
突き放したい法大は7回表、2死から藤森康淳(営4=天理)と片山悠真(文4=八王子学園八王子)の連打で一、三塁とすると、土肥の三塁内野安打で貴重な1点を追加する。だがその裏、4番手の秋田康介(法1=大分舞鶴)が德丸に2点適時打を浴び、7対6とついに1点差。なおも無死二塁の窮地だったが、秋田が気迫の投球で踏ん張り、勝ち越しは許さない。
8回表、法大は内野安打で出た金谷に代え、大高拓磨(法2=聖隷クリストファー)を代走に送る。大高が盗塁を決めて2死三塁とすると、境がこの日3安打目となる左前適時打を放ち、値千金の追加点を挙げた。
最後は櫻田朔(法2=青森山田)が8、9回を完全投球で、早大から2季連続となる勝ち点を獲得。12季ぶりの優勝を目指す法大は、慶大と並んで首位を守り、東大との次カードへ向かう。
(記事:篠﨑勇希)
選手インタビュー
土肥憲将
書面でのご回答をいただき次第掲載します。

境亮陽
ーー今日の試合を振り返って
今日の試合は総戦力で、チーム全員で勝つことができました。
ーー2試合連続、猛打賞の活躍だったが
どの試合も自分ができることをやるだけだと思って試合に臨みました。
ーー4回の右前適時打を振り返って
チャンスの場面は初球からいこうと思って、ヒットになったので良かったです。
ーー8回の適時打は追い込まれてからだったが、どのようなことを意識していたか
とにかくヒットでランナーを返したいと、それだけを考えていました。
ーー早大・德丸快晴選手、明大・吉田翔輝選手も本日の試合でスタメン出場していたが、どのように見ていたか
高校時代のチームメートが同じ舞台で活躍することはとてもうれしいので、自分も負けずに頑張ろうと思いました。
ーー東大戦に向けての意気込み
この勢いのまま東大戦もチーム全員で勝ち点とります!

櫻田朔
ーー本日の試合を振り返って
とても苦しいゲームでしたが、先輩達がつないできた試合を締めくくることができてすごくほっとしています。
ーー初勝利をあげたが、率直に今のお気持ちは
初勝利をあげたことは本当にチームのみんなのおかげだと思っています。
ーー8回、2点差の場面での登板だったが、どのような気持ちでマウンドに上がったのか
8回はとても緊張していましたが、絶対に点をやらないという気持ちの方が強かったです。
ーー9回はプレッシャーのかかる場面だったかと思うが、どのようなことを意識してマウンドに上がったのか
9回は変わったばかりの初回だと思って平常心でいることをとても意識しました。
ーー2回を投げ見事無失点に抑える好投。本日の投球は振り返って
今日はボール自体は絶好調ではありませんでしたが、まとまっていて、要所を占めることができていたと思います。
ーー東大戦への意気込み
東大戦ではもう一度初戦のつもりでチーム一丸となって頑張りたいと思います。

硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。


