【硬式野球】 六大学のレベルを肌で実感した春 期待のルーキー・奥村凌大は悔しさを原動力に成長を誓う(春季リーグ戦振り返りインタビュー⑤)
奥村 凌大 内野手
ーー今季チームとしては4位に終わったが
最初は立教、早稲田といい感じで勝てて、1週間空いて東大と試合だったんですけど、東大戦で一気にチームの流れが悪くなってしまったのかなと思います。
ーーご自身の成績を振り返って
早稲田戦で1ついい貢献ができたのはよかったんですけど、東大戦以降はスタメンで出ることも多くなって。その中でチームのチャンスの場面で1本出せなかったので、まだまだチームになかなか貢献できなかったなというのが1番強いです。
ーー今季六大学でプレーした感想は
高校のときと違って伝統も長いですし、応援であったり、OBの方々もたくさんいて。法政という伝統あるチームの名に恥じないように、しっかりと1年生なりにがむしゃらにできたかなと思います。
(ーー六大学の応援を背にプレーした感想は)法政も他の大学もそうですけど、本当にチャンスのときに後押しして打たせてくれるような、そういった伝統を感じる応援が多いなという印象でした。
ーー初めてのリーグ戦ということで、コンディションを合わせる難しさは感じたか
そこは特に感じなかったんですけど、やっぱりレベルの高さというのは感じました。
ーー高校時代の同期・阿部葉太(早大1年=横浜)選手、為永皓(明大1年=横浜)選手もリーグ戦に出場していたが
阿部も開幕スタメンでしたし、為永も途中からはずっとスタメンだったので、まだまだそういうところは劣っているなと感じます。阿部も苦しんではいましたし、為永はホームランを打っていたり、そういうところは刺激になりました。
(ーー何か話はしたのか)連絡は取り合いました。「調子いいな」とかそういう何気ない会話ですね(笑)
ーー早大2回戦では初安打が生まれたが率直な感想は
まずは率直に初安打が出てうれしかったですし、その打席でチームに勢いをつけられたのが1番良かったかなと思います。
ーー代打での出場もあったがどのような意識で打席に入っていたか
まずはピッチャーにテンポで負けないように、どんどん先行して自分から向かっていくことを意識しています。
(ーー代打での出場とスタメン出場の違いは)スタメンだったら守備もあるので、そういうところから自分に勢いをつけていけるなという印象はあります。
ーー特に印象に残っている投手は
自分は対戦していないんですけど、慶應の渡辺(和大、4年=高松商)投手は見ているだけでも本当にオーラを感じましたし、すごいなと思いました。
(ーー今後対戦する際はどのような対策をして臨みたいか)本当に球も速いですし、変化球もキレがいいので、打ちにいくのではなくまずは球を絞っていきたいです。追い込まれてからの対応であったり、渡辺投手が嫌がることをやっていければいいなと思います。
ーー特に印象に残っている試合とその理由
明治戦の2回戦です。最後チャンスの場面で自分が打てなくて敗戦につながってしまって。やっぱりそういう接戦の場面で打てる選手にならないといけないですし、そこで打てるようなチームが全国にいけたり、強いチームだと思うので、まだまだ足りないなと思いました。
ーーそのときのチームの雰囲気は
最終回で先頭の今泉(秀悟、キャ3=石見智翠館)さんが気迫のあるツーベースを打ってくださって、法政に流れが傾いていたんですけど、そこで打てなくて。本当に悔しい思いをしました。
ーー印象に残っている選手は
岡田啓吾(明大4年=前橋育英)選手です。本当に足も速くて、守備もプレッシャーがありますし、ホームランも打てたり、(逆方向の)レフト方向にも打てたり。キャプテンではないですけど、「プレーでチームを引っ張っていくぞ」という感じがものすごくあふれていて、素晴らしい選手だなと感じました。
ーー中村騎士(営3=東邦)選手と試合中に言葉を交わす姿もあったが
1番仲の良い先輩ですし、ポジションが同じということもあって、普段から守備を教えてもらったりしています。もちろん野球が1番ですけど、野球以外でも仲良くしてくださっているので、とてもいい先輩です。
(ーー印象的なエピソードはあるか)自分がスタメンで出たときは、ポジショニングであったり、自分はまだまだ(相手が)どういうバッターなのか知らないところもあるので、ベンチを見たら騎士さんが全て指示してくださっていて。とても頼りがいのある先輩です。
ーー今春感じた個人の課題は
フィジカル面としては本当にまだまだなので、球が強いピッチャーには結構翻弄されてしまいました。守備の面でももっともっと活躍していきたいなと思います。
(ーー具体的にどのように克服していきたいか)守備の面では、高校からやってきたとおり、基礎基本というのを大事にして、もっと守備範囲を広げていきたいです。打撃の面では、しっかりとミートして積極的に打っていけるようにしたいです。
ーーチームとしての課題は
チャンスで1点が取れなかったことであったり、守備のミスが続いて、そこから失点して最終的に負けにつながってしまったりしたので、守備から鍛えていきたいと思います。その結果バッティングにもつながると思うので、基礎の部分を大事にしていきたいです。
(ーー具体的にはどのような取り組みをしていきたいか)守備はもっと数多く、体に染みつくくらいやっていって、バッティングは足元を狙う意識であったり、低く、強い打球というのを徹底してやっていく必要があるかなと思います。
ーーチームの中でMVPを選ぶなら誰か
エースの助川(太志、グロ4=茗溪学園)選手は本当に頼りがいのあるピッチャーでしたし、どんな場面でも投げ抜いてくださって。もっと勝たせてあげたかったなという思いが強いです。
ーーオフの日や息抜きにすることは
朝はゆっくり起きます。学校がある日もありますけど、ない日はウエイトに行ったり、バッティングをしたり、Netflixを見たりしています。最近は『ROOKIES』を見ました。
ーー同部屋の先輩は
小川大地(営3=大阪桐蔭)さんです。毎回試合前に「頑張れ」と言ってくださいますし、本当に優しくて。すごくいい先輩です。
ーー夏の期間に強化していきたいことは
フィジカルを鍛えて、明治や慶應に負けないような体づくりをして、技術もレベルアップしていけたらいいなと思います。
ーーチームとしての来季への目標は
大事なところでミスのないように、一から見つめ直して、チームとして日本一という1つの目標に向かっていくことが大事だと思います。
(ーーそのためにはどのようなことに取り組んでいきたいか)まずは守備からリズムを作っていけるように、守備に重きを置いてやっていきたいです。
ーー個人としての来季への目標は
来季はなんとしてでも4年生と一緒に優勝したいですし、自分はまだ1年生ですけど、もっともっと目立ってチームをプレーで引っ張っていけるような選手になりたいなと思っています。
ーーファンの方々へ一言
今季もなかなかいい結果をお届けすることはできませんでしたが、それでも応援してくださるファンの方のためにも、秋は絶対優勝してみせるので、これからも熱い応援よろしくお願いします。
(インタビュー:川邊暖乃)
奥村凌大(おくむら・りょうた)
経営学部1年・2007年12月10日生まれ
愛知県出身・横浜
169cm74kg・右投左打
今季成績:6試合 15打数 4安打 打率.267 0本塁打 0打点 0盗塁
硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。
【春季リーグ戦振り返りインタビュー一覧(公開次第更新いたします)】


