【硬式野球】4番の重責を担った副将・片山悠真 「優勝できるチーム」を目指しさらなる成長誓う(春季リーグ戦振り返りインタビュー⑬)
片山 悠真 副将
ーー今季を振り返って
4番として出させてもらったんですけど、打点と長打というところが自分が目指していたところよりも少なくて、そういう課題が浮き彫りになったリーグ戦だったと思います。
ーーご自身の成績をどう受け止めているか
物足りないなと思ってます。長打は欲しかったですし、追加点が欲しいところでも打てなかったので、そういうところが課題かなと思います。
ーー立大戦は連勝したが、当時を振り返って
やれることをやろうと思っていました。1戦1戦集中できていましたし、オープン戦から雰囲気も良くて、その雰囲気のまま入れたかなと思います。
ーー開幕3連勝とまさに「爆発力」が光ったスタートダッシュだと思うが
3連勝に関しては、オープン戦からチームとしての状態が良かったので、実力は出せているなという感じでしたね。
ーー東大戦で勝ち点を落としてしまったが、焦りがあったのか
少し浮き足立っていたのはあると思いますね。チームの弱い部分が出たかなと思います。その前の立教と早稲田はいいところが噛み合って、この東大戦は悪いところが噛み合ってしまったかなという感じでした。いらないことまで考え始めたり、いらないことに対して責任を負い始めたり、みんなが自分がやれることよりも大きいことをやろうとした結果がああなったのかなと思います。
ーーその後の試合に向けて意識したこと、チームに働きかけたことはあるか
やるしかないということはキャプテンもずっと言っていたので、応援してくれている方々に恥じないような戦いをしようという話はしましたね。
ーー慶大戦を振り返って
もともとそこが優勝を決める戦いになると思っていたので、みんな気合いは入っていましたけど、慶応の勢いを止めるには至らなかったかなと思いますね。
ーー明大2回戦では2本の長打を放ったが、他の試合と何か違った感覚があったのか
打ち方は少し調整しましたけど、一番は「やるしかない」と思って、いつもよりも少し積極的に振りに行ったことですかね。
ーーDHでのスタメンもあったが、レフトでのスタメンの際と試合の入り方に違いはあったか
違いはあります。最初は試合に入っていきづらいと個人的には感じましたね。今までDHはオープン戦でも1回やったかやってないかぐらいだったので、難しさは感じました。
(ーーどう適応していったか)それこそ明大戦で終わりだったので、変に考えるよりも、1打席1打席思い切っていこうと、代打ぐらいの気持ちでやっていこうと思った結果が、ああいう風になったと思います。
ーーこのリーグ戦を通してご自身が成長した点は
オープン戦からずっと調子が悪くて、自分のスイングができなかったんですが、調子悪い中でどうやっていけばいいかなというところは成長したと思います。
(ーーその中で気づいたことは)今まではリーグ戦に向けて準備して、リーグ戦で発揮するという考えだったんですけど、リーグ戦中も自分の成長期間だと思うようにして。1打席1打席やること変えたり、打ち方も変えたり、意識も変えたりしてやっていくという、そういう試行錯誤の中でやるということが自分には合っているなと感じました。
ーー昨年と比べて、三振が大きく減少したが
去年と比べて低めの変化球を振らなくなったかなと思います。今まで少し低めの変化球を振って空振りして少し高めに釣られたり、低めの変化球をそのまま振っちゃったり。今回はそこが当たるようになったので、三振の数が減ったのかなと思います。
ーー同じく幹部の藤森康淳(営4=天理)選手と土肥憲将 (キャ4= 鳴門 )選手のチーム作りをどう感じたか
めちゃくちゃ頼もしいというか、頼りがいがあるなと思います。自分はあまり幹部っぽいことはできていないので。それに比べたらはるかにあの2人の方が幹部っぽいですし、チームをちゃんと見てくれていると思います。
ーー土肥選手の声かけについてはどう感じているか
土肥はキャッチャーですし、責任感も人より強いと思います。任せられた役割は死に物狂いで全うしてくれる人なので、それがチームにいい影響を与えてくれているんじゃないかなと思います。
ーー藤森選手と仲がいい印象だが、ご自身にとって主将の存在はどのようなものか
康淳は法政大学にとって絶対的な存在だと思います。今季結果としては振るわなかったかもしれないですけど、結果以上にチームに与えてくれているものは大きいので、そういう意味で法政大学にとって絶対的な存在だと思います。
ーーそんな中、幹部として振る舞いに気をつけている点は
自分はどちらかと言えば、幹部と選手のつなぎ役というか。そこの間に確執が生まれないようには気をつけてます。特に意識してやっているわけじゃないんですけど、自分はAチームに限らずBチームの選手とも仲が良いので。いろんな人と話すことで、少しはチームのことが見えてくるのかなと思います。
ーー「チーム藤森」の副将として、ご自身はどう言った立ち位置だと思っているか
自分は本当にやりたいようにやらせてもらっているので(笑)自分を見て縮こまらないでやってくれる選手もいると思いますし、「こういう風にやっていいんだ」と、この自由な立ち振る舞いが良い影響を与えてるかはわからないですけど、そういう立ち位置だと思います。
ーー後輩たちの成長についてはどう感じているか
後輩の成長はうれしいですね。特に野田(泰市 、文3=三重)は、部屋子で世話子だったので。自分が塁に出て、泰市が打ったあの1点は、めちゃくちゃうれしかったです。そういう意味で期待している後輩は他にも何人かいるので。そういう子たちが台頭してきてくれるのはうれしいですね。
ーー外部トレーナーの下でトレーニングをされているが、始めたきっかけは
自分は元々ピッチャーだったので。他の高校野球を野手でやってきた子たちと比べたら、圧倒的に知識が足りないと思うので、そこを補おうと思って、去年の夏からトレーニング施設に行かせていただいて。そこから打撃について深く考えるようになりました。確実に成長させてくれたところではありますね。
ーー実際に取り組んだことは
自分は体が大きいし体重もあるので、それを使わないのはすごくもったいないということで、そういった体の使い方というところを教えてもらいましたね。
(ーー成果はあったか)自分で振り返りをする時に一番成長したなと感じます。終わって動画を見て、今までだったら自分じゃ気づかないようなところでアイデアがたくさん浮かんできたり、こうしようかなと思ったり。考える時間の時に一番成長しているなと思います。
ーー現在取り組んでいることは
リーグ戦が終わってからはウエイトトレーニングでもう少しフィジカルを上げて、長打を増やそうと頑張っています。守備でも足を引っ張ったので、フィジカルを上げて、守備と長打力に繋げていきたいと思っています。
ーー秋がラストシーズンとなるが
まだラストシーズンという実感がなくて。ただやらなければいけないし、自分にとっても特別なシーズンにはなるだろうなと感じてます。
ーー理想のチーム像は
優勝できるチームを作りたいです。これに正解はないと思うんですけど、優勝できるチームというのを突き詰めてこの夏はやっていきたいと思っています。
ーー秋の優勝に向けて、必要なことは
今のままでは絶対ダメです。誰かが変わるか、誰かが出てきてくれるか。そこが大事だと思いますね。今のままじゃ確実に勝てないことは分かっているので、何かが変わらないとと思っています。
ーーファンの皆さんに一言
東京六大学、法政大学というチームを応援してくださっている方々に、なんとか優勝という形で恩返しができればと考えているので、ラストシーズン、引き続き応援のほどよろしくお願いします。
(インタビュー:加納正義)
片山悠真 (かたやま・ゆうま)
文学部4年・2004年4月21日生まれ
東京都出身・八王子学園八王子
187cm88kg・右投左打
今季成績:12試合 52打数 16安打 打率.308 0本塁打 5打点
硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。
【春季リーグ戦振り返りインタビュー一覧(公開次第更新いたします)】


