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【ハンド】第6戦 中央大 新戦力の台頭が光るも、1部リーグの壁は高く惜しくも敗戦…/2026年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 

ハンドボール

2026年5月3日(日)
日大八幡山

戦評

第6戦の相手は海外遠征、さらには日本代表、世代代表など数々の経験を持つ選手が複数名所属する中央大学。現在唯一の全勝チームであり、単独首位を走る強豪である。その試合は前半から今季の法大を象徴するディフェンスを軸に均衡した試合展開を見せる。しかし、後半から法大の隙をつかれ点差を離され、そのまま実力差を見せつけられるかたちでの敗戦となった。

試合結果

トータル試合結果

27
法政大学
16 前半 17 34
中央大学
11 後半 17

秋季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 4月18日(土) 国士舘大学 ⚫︎21ー31 日大八幡山
2  4月19日(日) 日本大学 ⚫︎23ー26 日大八幡山
3 4月25日(土) 明治大学 ⚫︎24ー31 国士館多摩
4 4月26日(日) 順天堂大学 ○30ー29 国士舘多摩
5 5月2日(土) 日本体育大学 ⚫︎23ー35 日大八幡山
6   5月3日(日) 中央大学 ⚫︎27ー34 日大八幡山
7   5月10日(日) 早稲田大学 明治大学和泉
8    5月16日(土) 筑波大学 三郷市総合体育館
9    5月24日(日) 東海大学 国士舘多摩

個人得点

宜寿次 …6点
菅沼 …5点
松尾 …5点
中村光…4点
竹中 …4点
石原 …1点
溝…1点
石川…1点


 

戦評

 昨日の完敗から一夜明け、相まみえるのは強豪の中央大学。そんな今日の試合は、法大のゴールから始まった。わずか32秒で松尾進之介(社3=法政二)がゴールを決め、会場を盛り上げる。そのまま連続得点をとりたいところであったが中大も負けじと得点を決めてくる。しかし、ここでGK宮田怜(社4=北陸)が3分、5分、6分と連続でサイドからのシュートを止めるビックプレーを見せる。すると、ここから6分には中村光希(経2=法政二)、7分には竹中友哉(スポ3=法政二)が中大のディフェンスを完全に崩し、得点をあげる。さらに、これだけでは終わらずGK宮田(社4)がまたもや好セーブ。会場のムードは法大に傾きはじめ、中大も個人で無理やりこじ開けるような苦しみながらの得点を決める拮抗した展開になる。

 その後も溝時照(現福4=東大和)のパスカットを含むディフェンスやエース宜寿次政伍(スポ3=興南)の連続得点など強豪相手に見事な戦いぶりを見せる。ここからさらに試合が動いたのは20分主将石川純也(社4=中部大春日丘)のパスカットから竹中(スポ3)が得点をしこの時点で12ー12の同点にすると、今季1部リーグでの健闘の大部分でもあるディフェンスが中大を苦しめ、得点を与えない。そこから、その流れで竹中(スポ3)が得点。なんと現在1位のチームからこの試合初のリードを奪う展開に。この流れを止めたくない法大だったが24分に中村光希(経2)の積極的なディフェンスがファウルの判定に。勢いに完全に乗ることができないものの互角の戦いを繰り広げる。

ここからは序盤と同じ展開を迎え、同点のまま試合終了かと思われたが相手にフリースローの機会を活かされ勝ち越されたところで前半終了。16ー17と善戦を見せ、後半でのさらなる戦いぶりが期待される。

 今季法大は後半の立ち上がりに苦戦し、一気に離されてしまう試合がこれまで多くなってしまっている。このジンクスを打破し、貴重な2勝目なるかそんな中で始まった後半。開始早々シュートを放たれるも再びGK宮田(社4)がセーブ。立ち上がりの失点を止めることに成功する。さらには、2分に菅沼匠(社1=法政二)がサイドからゴールを決め、昨日までとの違いを見せつけ反撃なるか。そんな矢先、法大は退場者を出してしまい数的不利に。すると、相手キーパーにこの隙をつかれエンプティシュートを2本連続決められてしまう。このプレーにより中大は勢いを取り戻し、点数を積み重ね10分にはあっという間に4点差まで点差を広げられてしまい、厳しい展開に。

 その後もさらに点差を広げられるなど苦しい展開が続く中、エース宜寿次が11分に得点、14分には7メートルスローを決めきるなど一矢報いる活躍を見せる。また、20分にはこの日リーグ戦初出場となる千葉アーロン廉(理工1=明星)がいきなりセーブを見せるなどの活躍で起用にこたえ、さらには24分、26分に菅沼(社1)が点を決めるなど1年生がチームを躍動する試合に。

 しかし、この勢いからも1度ついた差を埋めることは難しく、27ー34で試合終了。チーム力で立ち向かうも力及ばず敗戦となった。 ここから残すは3戦。その中には、入替戦圏内を争うチームとの直接対決も控える。この重要な試合を法大はどう制するか期待がかかる。

 

喜びを分かち合う選手達/トップ写真


選手 インタビュー

宜寿次政伍 選手(スポ3=興南)

ーー今日の試合を振り返って
前半はキーパーのセーブもあって自分たちの力出せたんですけど、後半に相手のやりたい事やられてて、最終的には一方的にやられた試合だったと思います。

ーー海外遠征の経験ある選手などと対峙してみた感想
できたこととできなかったところがはっきりした試合でして、個人的にはミドルシュートが入ったりしてたんですけど1対1の部分だったり、パスだったりが相手の方が経験値が多くて上回ってたなと思います。

ーー今季はチームのエースとして1部で戦っているが
チームとしてはディフェンスが通用するのはみんな共通認識あると思うんですけどオフェンスの面で2部と1部の壁を感じています。

ーー残り3戦入替戦回避に向け、重要な試合になってくると思うが
チームとして個人としてもあとから3戦は落とせなくて、1週間で1試合ずつなのでしっかり対策して戦っていきたいです。

ーー次戦に向けて
早稲田は勢いのあるチームで、お互い負けられないので頑張っていきたいです。

(インタビュー 田部凌誠)

 

千葉アーロン廉 選手(理工1=明星)

ーー今日の試合を振り返って
前半はキーパーのナイスセーブとオフェンス陣のナイスシュートが重なって優勝候補の中央大学といい試合ができていたんですけど、後半は味方の体力切れとかが重なって点差を離されてしまったなという試合でした。

ーーリーグ戦初出場の感想は
初出場で今まで戦ったことのないようなレベルの高い選手が相手にいる中で9本中4本という44パーセントのセーブ率を出せたのは自分としては良かったと思います。

ーー初出場ながら好セーブが目立っていたが
シュート止めた時は何も考えてなくてただ必死にボールを止めることに集中してました。ただ、今日の試合はキーパー普段2人しか入れない中で3人目としてベンチに入れてもらえたので自分にできることは何かってのを考えながら試合に臨んでいました。

ーーこれまでの試合を見てきて法大ハンド部の印象は
法大は大人数を抱えたチームよりも人数は少ないんですけどその分チームワークがとても強くて、とても仲がいいチームだなと思います。

ーー今日はGKの宮田選手の活躍が目立っていたがそれをベンチから見ていての感想は
相手はすごいメンバーが多いとわかってた試合でサイドシュートを打たせようとチームで決めてたんですけど、それを宮田さんはちゃんと止めて役割も果たしていてすごいんですけど、それ以上にノーマークシュートも気持ちで止めていたのがもっとすごいと思います。

ーー次戦に向けて
インカレに出るために9位以上が必要なのでここひとつ勝つことでインカレにより近づくのでチーム一丸となって挑みたいと思います。

(インタビュー 佐々木日向)
(記事 田部凌誠  撮影 加納正義 川邊暖乃 石川優羽)

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