【バスケ】第93回関東大学3部リーグ戦2次リーグ 対関東学大 オフェンス爆発で大勝し連敗を2で止める
ここ数日の2連敗に落胆の色を隠せないでいる法大。ここからの2次リーグは1次リーグ上位6チームでの総当たりとなる。初戦の相手は関東学大となったが、序盤から大量得点で付け入る隙を与えず快勝。悪い流れを断ち切ることに成功した。
試合結果
トータル試合結果
120 法政大学 |
34 | 1Q | 14 | 72 関東学院大学 |
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33 | 2Q | 19 | ||
27 | 3Q | 16 | ||
26 | 4Q | 23 |
法政大学スターティングメンバー
選手名 | 身長/体重 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|---|
#14 植村哲也(文4) | 175/74 | PG | 明成 | 5 | 4 | 2 |
#13 鈴木蓮(現4) | 180/73 | SG | 東北学院 | 7 | 3 | 4 |
#12 千代虎央太(法1) | 188/75 | F | 光泉 | 15 | 3 | 2 |
#10 和田直也(法4) | 187/80 | F | 幕張総合 | 3 | 3 | 2 |
#24 鈴木悠介(法2) | 197/95 | C | 洛南 | 17 | 4 | 1 |
法政大学交代選手
選手名 | 身長/体重 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
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#15 米山滉人(営2) | 184/83 | C | 湘南工科大付属 | 8 | 4 | 0 |
#34 濱田裕太郎(文1) | 186/75 | SG | 育英 | 9 | 5 | 3 |
#23 戸堀勇吾(文4) | 190/78 | PF | 國學院久我山 | 12 | 4 | 0 |
#16 竹内悠貴(法3) | 195/85 | PF | 西武文理 | 6 | 2 | 0 |
#30 水野幹太(営1) | 183/75 | PG | 福島南 | 9 | 1 | 2 |
#6 中村太地(法2) | 190/79 | G | 福大大濠 | 16 | 2 | 6 |
#5 玉城啓太(法3) | 175/65 | SG | 京北 | 4 | 0 | 1 |
#2 野口勇樹(法3) | 181/73 | PG | 土浦日大 | 3 | 0 | 6 |
#31 戸井堅士朗(営1) | 195/86 | C | 法政二 | 2 | 2 | 0 |
#55 金剛鉉(文3) | 187/84 | PF | 報徳学園 | 4 | 1 | 0 |
戦評
スターティングメンバーには植村、千代、和田、鈴木悠に加え、鈴木蓮が新たに名を連ねた。試合の立ち上がりは植村のパスミスなどから連続得点を許し、0-4からのスタートとなるが、相手がゾーンディフェンスとみると、巧みにパスを回し、千代、鈴木蓮、途中交代の中村らがスリーポイントで突き放す。その後ベンチから濱田が入り、バスケットカウント、スティール、そして得意のスリーポイントと大活躍。スリーポイントの雨を降らせた法大は34-14の大量リードで第1Qを終える。
第2Qの主役は中村。自らドライブで得点すれば、次はアリウープをアシスト。さらにガードながらオフェンスリバウンドから得点を決めるなど、試合を決定的にするには十分な活躍で、67-33とした。
第3Q以降も戦況は変わらない。ボールサイドに極端に寄る関東学大のディフェンスに対し落ち着いてパスを回す。ここ数試合得点に絡めないでいた千代も、バスケットカウントを決めるなど、得点を2桁にのせた。第3Q終了時点のスコアは94-49。第4Qで法大は得点を100にのせると、野口、玉城、金、竹内悠を起用し、5人中4人が3年生というラインナップとなった。来年最上級生となる4人がそれぞれに持ち味を発揮し、最終的に120-72で快勝した。(戎井健一郎)
選手コメント
千代虎央太(法1)
ー今日の試合を振り返って
上武大学、明星大学と連敗していたんですが切り替えてできて良かったと思います。チームではベンチでもコートでも声かけをしっかりしようという話になりました。個人としては考えすぎずにとにかく走ろうと思っていました。
ースターティングメンバーとして出ることが多いですが
これまでスタートとしてやるべきことがあんまりできなくて申し訳ないと思っていました。リーグ戦になってどこかで緊張していたのかなと思います。走ることと跳ぶことが得意なので自分に出来ることを頑張ろうと思います。
ー今試合はこれまでの試合より得点に絡んでいた印象があります
とりあえずチームの先頭を走ろうという意識は常にしていました。得点につなげることができて良かったです。
ー同じ1年生の濱田選手と3番ポジションとしてプレーしていますが濱田選手の印象は
自分はポジション取ることとかあまりできないんですけど濱ちゃん(濱田)はそれがうまくて見習うべきところがたくさんあるなと思います。
ー次の試合にむけて
チーム全員で戦って次につなげるような試合にしたいです。
濱田裕太郎(文1)
―今日の試合を振り返って
土日接戦で負けてそれを引きずっていたのですが、序盤から先輩たちががんばってくれていたので、ベンチから出て思い切りプレーができました。
―やはり少し雰囲気が重かったように感じました。ここ2試合の連敗はかなりこたえたのでしょうか
けっこう暗い雰囲気はありましたね。
―相手がゾーンディフェンスの時間帯はシューターとしてやりやすかったのではないでしょうか
外はいつでも打てたので、最初はゴール下の合わせのプレーを意識していました。(外からのシュートは)自分のタイミングが来たら打とうとはしていました。
―今季は同じくルーキーの千代選手と3番ポジションでプレータイムをシェアしています。やはりライバル意識はありますか。
正直なところ、千代がミスしたりしてできなかったプレーを自分がベンチから出て補おう、取り返そうというのはあります。
―濱田選手から見て、千代選手の強みはどこにあるのでしょうか
身体能力が法大の中では上の方かなと思います。ジャンプ力もあってミドルシュートもうまいですし、盗めるところがあったら盗んでいきたいです。
―千代選手はジャンプ力があるとの話がありましたが、濱田選手もリバウンド数では負けていない印象を受けます
まあそうですね(笑)。センター陣がおさえてくれているので、自分はとるだけというか。ディフェンスリバウンドに関しては絡めています。
―3番ポジションでありながら、バックコートからボールを運ぶ場面も見られますが
(中村)太地さんとか(水野)幹太とかには、リバウンドとったらおれたちにパスするものいいけど、運んでくれた方が楽だとは言われているので、二人に(ディフェンスが)寄っていたら自分が運んでという感じです。点を決められたあとに運ぶというのは難しいですね。
―最後に次戦以降の意気込みをお願いします。
2敗しているので、今日から1回も負けずにがんばりたいと思います。