【自転車】全日本学生RCS最終戦 明治神宮外苑クリテリウム 堀込がグループ2で優勝!!ルーキー相葉も表彰台獲得!
2017年度全日本学生ロードレース・カップ・シリーズ最終戦
第12回明治神宮外苑大学クリテリウム
2018年3月11日(日)
東京都 明治神宮外苑周回コース(1周・1.5km)
今年度締めくくるRCS最終戦は恒例となった神宮で行われた。学連主催の大会では唯一東京でのレースだけあって関係者を含め多くの観客の中でのレースとなった。大歓声の中グループ2Aでは堀込統吾(法2)が快勝で上位カテゴリーに昇格した。グループ2B でも相葉健太郎(人1)が2位となり実力を発揮する形になった。大学対抗戦も兼ねて行われたグループでは外国からの招待選手らの逃げを最後までとらえ切れず最上位は渡部将太(人3)の9位となり、学校対抗の部門でも昨年より順位を落とした6位となった。
試合結果
グループ1
順位 | 名前(学部・学年) |
---|---|
9位 | 渡部将太(人3) |
16位 | 佐藤遼(経3) |
21位 | 近藤翔馬(文2) |
グループ2A
順位 | 名前(学部・学年) |
---|---|
1位 | 堀込統吾(法2) |
3位 | 勝又高陽(法3) |
16位 | 鈴木陸来(営3) |
29位 | 三好健士郎(文1) |
30位 | 高橋綜一郎(営3) |
31位 | 昼田達哉(法1) |
DNF | 五味大征(法1) |
グループ2B
順位 | 名前(学部・学年) |
---|---|
2位 | 相葉健太郎(人1) |
5位 | 上野恭哉(営2) |
20位 | 鶴健志(文1) |
24位 | 鈴木良(経3) |
26位 | 須貝翔吾(法3) |
30位 | 矢部駿人(営1) |
学校対抗結果
順位 | 大学名 | ポイント |
---|---|---|
6位 | 法政大学 | 25 |
RCS最終結果
順位 | 名前(学部・学年) | ポイント |
---|---|---|
5位 | 佐藤遼(経3) | 110 |
8位 | 勝又高陽(法3) | 82 |
10位 | 堀込統吾(法2) | 76 |
11位 | 相葉健太郎(人1) | 64 |
戦評
明治神宮外苑で行われた今大会を締めくくるグループ1は、大学対抗レースでもあり全大学3名が出場している。法政からは渡部、佐藤、近藤が出場。オランダから招かれたアムステルダム大学の選手を含め、レベルの高いレースが予想された。
序盤、コースを20周するこのレースで逃げを狙うアムステルダム大学の選手2名を含めた5名の選手が現れ、残り16周になるとその差は5秒と、徐々に差が開いていった。法大や他大学の選手は、これを追うことなく足を溜め集団で機会をうかがうようにアタックをかけずにいた。
しかし、中盤逃げ集団との差が20秒以上もつき始めるものの、すでにその差はなかなか埋めることが出来ない。
結果、ファーストアタックで逃げ切りを狙った5名を最後まで捉えることは出来ず、法大の最高順位は渡部の9位、大学対抗としては6位という結果になった。
グループ2A
グループ2Aは法大から7人の選手が出場。2週目から日大の貝原涼太が逃げるが、集団の先頭に位置した堀込らに4周目で吸収される。逃げる選手が消えるとペースが上がり、単独でのアタックを許さない展開に。残り2週となってからは三好が前に出てさらにスピードを上げる。集団のままレースが進み勝負はゴールスプリントに委ねられる。ここで前に出た堀込が勝又らを制して優勝。上位カテゴリーへ昇格を果たした。
グループ2B
このレースでも多くの選手が出場した法大は終始レースを沸かせた。1周を終えた時点から須貝が前に出て集団と差をつける。5周を終えたところで吸収されるが今度は矢部が前に出る。しかし、レースを決めるような逃げとはならず決着はまたしても集団でのスプリント勝負になる。ここで相葉が一度抜け出すもゴール5m手前でかわされ2位となった。
今大会をもって今年度の主要大会は終了となった。鈴木陸主将の下始まる新年度の彼らの目標はやはり全日本大学対抗選手権での総合優勝だろう。その目標に向け走り続ける彼らに2018年度も注目だ(小島周・山﨑志馬)