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【バドミントン】関東大学バドミントン春季リーグ戦 第4戦 今季初!男女白星を挙げ、明日の最終戦へ!!

バドミントン

【バドミントン】関東大学バドミントン春季リーグ戦 第4戦  今季初!男女白星を挙げ、明日の最終戦へ!!

関東大学バドミントン春季リーグ
2018年5月3日(木)
日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館

リーグ戦も後半を迎えた今日の第4戦目。男子がダブルスで今季初勝利を挙げると、女子もリーグ戦初出場となった中静日向子(営2)が白星を挙げるなどの活躍を見せ、男女ともうれしい勝利。明日の最終戦を勢いづける結果となった。

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ダブルスでは、チームの中で今季初勝利となった桐田(左)・嶺岸ペア

試合結果

総合試合結果(男子)

法政大学

中央大学

詳細結果(男子)

試合 試合詳細(後者が対戦相手)
第1シングルス ○嶺岸洸2-0本間稜人(21-13、21-15)
第2シングルス  ○桐田和樹2-1佐藤雄輝(16-21、21-13、21-17)
第1ダブルス   ●小森園隆平・山澤直貴0-2中田政秀・柴田陽登(15-21、19-21)
 第2ダブルス  ○桐田・嶺岸2-1西方優馬・田崎真吾(19-21、21-11、21-19)
 第3シングルス  ○原口翔多2-1中川正麻(21-16、19-21、21-18)

総合試合結果(女子)

法政大学

専修大学

詳細結果(女子)

試合 試合詳細(後者が対戦相手)
第1シングルス ○勝俣莉里香2-0谷澤安衣(21-12、21-17) 
第2シングルス   ○東久留望2-1森咲和佳(21-7、18-21、21-13)
第1ダブルス  ○勝俣・工藤ひな子2-0石原優美・長野来夢(21-9、21-18) 
第2ダブルス  ●甲斐妃美子・山口萌0-2桶田彩乃・谷澤(18-21、15-21) 
 第3シングルス ○中静日向子2-1川端葵衣(13-21、22-20、21-13) 

 

戦評

男子

 第1シングルスに登場したのはルーキーの嶺岸洸(社1)。立ち上がりから試合の主導権を握ってこのゲームを奪うと、第2ゲームでは力強いスマッシュで相手選手が手も足も出ない場面が多く見られ、その勢いのままストレート勝利。この勝利で嶺岸は、ルーキーながら今季シングルス2勝目となった。DSC 1126 2 R

 第2シングルスに出場したのは桐田和樹(経4)。序盤は相手に翻弄されることも多かったが第2ゲームから粘りを見せて立て直し、21-13、21-17で試合をものにする。エースとしての貫禄を見せた桐田が、チームの勝利に王手をかけた。DSC 1157 2 R

 第1ダブルスには小森園隆平(社3)・山澤直貴(経2)ペアが出場。し烈な打ち合いが続く中、相手ペアのショットに圧倒される。第2ゲームでは巻き返しを図ったがミスが響きわずかに及ばず、ストレート負けを喫した。

 勝負を決めたい第2ダブルス。桐田・嶺岸の4年生、1年生ペアが出場した。第1ゲームを僅差で落としたものの、第2ゲームを21-11で奪取。エースとのペアに緊張もあった嶺岸だったが、第3ゲームも息の合ったコンビネーションを見せ、今季では初めてダブルスでの勝利を挙げた。IMG 9663 2 R

 第3シングルスでは原口翔多(社2)が起用された。21-16で第1ゲームを奪ったが、続くゲームではネット際でのミスが目立つ結果に。何としても勝ち取りたい第3ゲーム。序盤から積極的に攻める姿勢を見せてスマッシュも冴え渡る。相手に揺さぶられながらも必死に食らいついていき、21-18で見事勝利を収めた。IMG 0058 2 R

 4-1で中大戦を終え、連敗も2でストップ。主将の桐田が課題と語ったダブルスでの1勝が試合を優位に進められた一因であり、今後もダブルスでの勝利が鍵を握るはずだ。明日の最終戦もチーム一丸となり、笑顔で春季リーグを締めくくりたい。(渡辺詩織)

女子

 今季も今日で第4戦目を迎え、リーグ戦も後半に差し掛かった今日の専大戦。ここまで1勝2敗と負け越しているだけに、なんとしてでも1勝をつかみとりたい。

 第1シングルスに出場した勝俣莉里香(営4)は、序盤に試合の主導権を掴むとスマッシュやプッシュを次々に決めていき、危なげなく第1ゲームを先取する。続く第2ゲームも、インターバルこそ相手に取られたものの、安定したプレーでリードを取り戻し、21-17で幸先良くチームに1勝をもたらした。ggg R

 第2シングルスを任されたのは、東久留望(法3)。第1ゲームは終始東のペースで試合が展開し、21-7と相手を圧倒。しかし第2ゲームになると、相手のフットワークの軽さが光り、コート内で揺さぶりをかけられる。8-11でインターバルを迎えると、後半は長いラリーの打ち合いに。一進一退の攻防を繰り広げたが、18-21で第2ゲームを奪われてしまう。第3ゲームも、勢いづいた相手に苦戦を強いられたが、勝負所で相手の嫌なところにスマッシュを決めていき、着実に点を重ねると21-13で第3ゲームを奪取。東にとって今季初勝利となった。jjj R

 第1ダブルスで登場したのはここまで全試合に出場している勝俣・工藤ひな子(人4)ペア。第1ゲームは鋭いスマッシュやドロップを交互に使い分け相手を崩し、最後はプッシュで押し込み得点するパターンがさえ渡り、21-8で圧倒する。第2ゲームになると、相手の反撃もあり終盤までシーソーゲームが続く。しかし、相手の攻撃をドライブで切り返し、逆に攻め込む攻撃スタイルで21-18で相手を下しチームの勝利を確定させた。bbb R

 第2ダブルスは甲斐妃美子(人4)・山口萌(人1)ペアが登場。第1ゲーム中盤までは、どちらも主導権を相手に与えない1点をめぐる展開となる。しかし、終盤でサイドアウトのミスが目立ち18-21で落とす。第2ゲームもショートサーブとロングサーブを使い分けるなど相手の取りにくいところにシャトルを集め、果敢に仕掛けていくものの、反撃及ばずストレート負けを喫した。

 この試合最後は今季リーグ戦初出場の中静日向子(営2)が起用された。第1ゲームは初出場の緊張からか体の動きが重く、自分のペースをつかめないまま13-21で落とす。しかし、ここから中静の反撃が始まる。相手の前に落とすドロップにも粘り強く食らいつく。そして、チームの仲間からの熱い声援に後押しされるかのように持ち味の高い打点から放たれる鋭いスマッシュが決まり22-20、21-14で2ゲームを奪い返し見事勝利を収めた。eee R

 最下位相手の専大に見事勝利した法大は今大会2勝目を飾り、入れ替え戦を回避した。現時点で勝率が他大と並び最後まで順位が分からない状況である。春リーグも残り1試合となるが、勝利を飾り少しでも良い成績で終わることを期待したい。(大平佳奈・杉本ひかり)

監督・選手インタビュー

原口翔多

ー今日の試合を振り返って
自分の場合もっと声を出してガツガツやっていくタイプなのですが、今日は声が枯れてしまってそれができなくて。声を出してチームに勢いを与えるプレーをするのが自分の役目だと思うので、もっと踏ん張って踏ん張ってやれるようにしたいです。センスとかはないのでミスも多いのですが、それ以外の面で相手を上回れるように、足を使って頑張りました。

ー今季2勝目となりました
相手が年下や同級生だったので、(今後は)同級生の日本代表だったり、年上の人に勝って、団体戦で勝てるように頑張っていきたいと思います。

ー今季はシングルス陣が好調ですが
みんな強いので、1回負けたらクビというか、そんな状況ですね。自分は今日ファイナル(ゲーム)までいったので、正直印象が良くないと思います。シングルス陣が強いので、そういう面ではやっぱりプレッシャーです。

ー持ち味は
足を使ってガツガツいくところだと思います。

ー現在の調子は
いいと思うのですが、試合に出ると空回りしてしまいます。明日出るか分からないのですが、今後試合があるときに少しづつ直していきたいと思います。

ーチームとして、明日の最終戦への意気込みを
絶対勝ちます!

嶺岸洸

ー今日のシングルスの試合を振り返って
出だしから自分の良い形でできて、2セット目はちょっと苦しい場面もあったんですけど、何とか勝ちきることができて良かったです。

ー桐田選手とペアを組んだダブルスについて
緊張しました(笑)。キャプテンでエースなので、やっぱり自分みたいな1年生が組ませてもらったことは緊張しました。

ー春季リーグを戦ってみて
自分では結構まあまあな出来かなと思います。強い相手でも結構戦っていけてるとは思いますし、いい感じですね。

ー通用すると感じた部分は
自分は背が小さいので、戦術や配球とかでちゃんと考えて対策をとらないといけないので、そういう所が自分はできてると思います。

ー昨年のインカレ王者、古賀穂(早大)選手に勝利したことについては
たまたまなので(笑)。次(試合を)やったらどうかなって感じです。

ー反対に見つかった課題は
強い人が相手だと出だしが少し硬くなってしまって、それであまり序盤でいい流れが作れないことです。

ー次戦に向けて
明日試合に出たとしたら、出た試合は全部勝って、チームに貢献したいです。

中静日向子

ー今日の試合を振り返って
初試合で緊張していましたが、先輩方が先に3ポイント取って勝ちが決まっていたので、いつもよりリラックスして試合をすることができました。

ー試合前に意識したことは
楽しく、自分のプレーができれば良いかなと思いました。

ー落ち着いてプレーしているように見えましたが
全然そんなことないです(笑)。焦ってしまいました。

ー相手の印象は
前に落とすドロップが上手くて、それに1セット目は全然反応できなくて、自分のロビングが浅くなってしまい構えることができませんでした。でも、2ゲーム目以降はロビングの高さを意識して、相手が前に落としてくるのを構えて自分の持ち味である上から叩けるようにすることを意識してできました。

ー明日の試合に向けて
今日勝ったので、入れ替え戦は回避できました。明日は2位、3位、4位がまだ分からない状況なので、2位を狙って5勝0敗で勝てるように頑張りたいです。

フォトギャラリー

  • IMG 9780 2 Rダブルスでは、チームの中で今季初勝利となった桐田(左)・嶺岸ペア
  • DSC 1185 3 R単複共に勝利を挙げ、チームをけん引する桐田主将
  • IMG 9516 2 R小森園(右)・山澤ペアは第2ゲームに追い上げを見せるも、ストレートで惜敗となった
  • IMG 0078 2 R第3シングルスにメンバーチェンジで出場し、今季2勝目を挙げた原口
  • kkk R第3ゲームまでいくが、相手の巻き返しを振り切り、粘り勝ちした東
  • ccc R安定したプレーで、今日も勝利をつかみとった勝俣(右)・工藤ペア
  • ddd R健闘するものの、勝利まであと一歩届かなかった甲斐(左)・山口ペア
  • fff R勝利の喜びを、仲間たちと分かち合う中静
 

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