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【アメフト】春期オープン戦 対関大 東西フィジカル戦 劇的幕切れで2連勝!!

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【アメフト】春期オープン戦 対関大 東西フィジカル戦 劇的幕切れで2連勝!!

2018春期オープン戦
2018年6月10日(日)
法大川崎総合グラウンド

春の第二戦、対戦相手は関西屈指の強豪関西大学。序盤は関大オフェンスの進撃が止まらず点差が開くも、主将寺林のインターセプトTDで流れをつかみ、なんとか接戦をものにした。その一方で、春の課題としてフィジカル強化を挙げている法大だが、関西の強豪はさらに上を行く。立ち上がりの悪さや、タックルミス、TFPのキック失敗など秋への課題も多く見受けられる試合となった。

IMG 4312 R
OLとDLの激しい力勝負がゲームを盛り上げた

試合結果

トータル試合結果

22 0 1Q 0 20
13 2Q 17
6 3Q 0
法政大学 3 4Q 3 関西大学
 
 

試合得点

 Q 時間  ポジション  選手  得点方法  TFP 
2 3:57 WR 神優成 (人環2) TD ×
2 11:29 LB 寺林翼 (文4) TD
3 11:20 RB 岩田和樹 (営3) TD ×
4 12:00 K 木村奎介 (済4) FG

戦評 

法大のキックオフで試合開始。1Qは両チームともに3rd downでの迫力に欠き、スコアは動かずに終える。続く2Q、先制したのは関大だった。関大・吉田の力強いランでゲインを許すと残り1ydsからのランでTDを許す。さらに30ydsのTDパスを通され0-14とされる。しかし、その直後のオフェンスを好位置から始めると1年生QBの小田賀優介(営1)からWR神へのTDパスで盛り返す。その後、FGで追加点を許し迎えた2Q終了間際。レッドゾーン内への侵入を許しなおもパスで1st down更新を狙って来たボールを主将のLB寺林がインターセプト。そのままエンドゾーンまで走りきり13-17で前半終了。

3Qに入り最初の攻撃機会こそ加点できなかったものの、後半2回目の攻撃では相手の反則も加わり着実に進軍するとRB岩田が中央を突破してTD。16-17と逆転に成功する。しかし、直後の関大のドライブでFGを決められ再びリードを許す。残り4分を切って迎えた法大の攻撃。雨脚が強くなる中、ハーフラインを超えるとRB川村龍之介(デ工4)を中心としたランで攻める。残りydsと時間を着実に減らしレッドゾーンへ侵入。最後は残り時間1秒からK木村奎介のFGが決まり勝利。オープン戦2連勝となった。

今日の試合では攻撃陣がかみ合わず苦しい展開となった。それでも勝負どころでは小田賀が1年生ながら堂々としたプレーを披露。上級生のみならず多くの若いプレーヤーが出場するオープン戦。最終節となる次週の桜美林大戦でも彼らの躍動に期待したい。(山崎志馬)

監督・選手コメント

有澤玄 監督

ー試合の総括をお願いします
今日はテーマが「楽しむ」ということで、「フットボールを純粋に楽しみましょう」というテーマでやりました。初めはちょっと固くて、オフェンス、ディフェンスともにキッキングも含めてテンポを作れなかったんですけど、後半は吹っ切れたのかだいぶテンポ良くできたので、そこはそこで成長したのかなと思っています。

ー関西大のフィジカルの強さが目立ちました
関西大学さんもフィジカルに相当力を入れているということで、強かったと思います。うちもフィジカルアップということで今年はやってきていますけど、まだまだだと実感できました。

ーオープン戦では基礎に重点を置いていると伺いましたが2試合通していかがでしょうか
良い所も悪い所もすごくいっぱいあるので、これをしっかりと良い所は出して、悪い所はしっかり反省して次に生かせればなと思っています。

ー桜美林大戦に向けて一言お願いします
今、若い子がすごく出ていますし、3連戦ということで体力的にも辛いかもしれませんが、春からずっとフィジカルということでやってきていますので、フィジカルで圧倒と言いますか。フィジカルで勝てるようにしたいと思います。

栗田壮一郎(社3)

ー本日の試合を振り返って
最初オフェンスとしてはあまり立ち上がりが良くなかったです。チームの流れも悪かったんですが、主将寺林さんがインターセプトTDで流れ変えてくれたので、上級生に助けられた試合だったと思います。

ーOLとして関大DLと対決してみて
全員サイズが大きくて、関東にはない重さで、各々システムをしっかり理解しててやりづらい相手でした。

ー春にOLが取り組んで来たことや課題はありますか
春はフィジカルとファンダメンタルという基礎の部分を取り組んで来ました。ランプレーの部分でアウトサイドゾーンを取り組んで来て、その成果が出たので良かったなと思います。

ーアウトサイドゾーンでの関大のDLとの1対1の対決は
結構いい勝負で、本当に五分五分のやったりやられたりといった感じでした。

ー後半は特にスクリーンパスが多く見受けられましたがその意図などはあったりしますか
QBが一年生の中で、フィールドを広く使うというのがオフェンスとしての課題だったので、そのあたり意識してやれたかなと思います。

ーハーフタイムにOL内で、共有事項や関大のDL対策、後半のプレー展開などを話されたりしましたか
オフェンスとしてはとりあえず細かい事は考えずに、春に取り組んで来たフィジカルで前に押し込んでランプレーを出そうという意識でやっていました。

ー秋に向けての課題は
関東のTOP8で他チームもフィジカル、ファンダメンタルともに取り組んで来ていると思います。まだ自分達の取り組みもまだまだ余地があるので、ここから夏、フィジカルと向き合って秋には基礎を完璧にした状態で調整したいと思います。

利根川公紀(営4)

—今日の試合を振り返って
フィジカルとファンダメンタルで圧倒することを掲げていたんですけど、そこがまだできなかったですね。

—DL全体としては
上手くいった部分もあるんですけど、まだまだな部分があるのでもっと圧倒できるようにしていきたいです。

—相手のランについて
ランはDLで止めるということをしなきゃいけないと思うので、そこは秋に向けてしっかりやっていきたいです。

—ハーフタイムに話し合った内容は
一人ひとりのプレーはできているので、より正確にやっていこうということを後半に向けて話しました。

—同じラインの下級生について
DTの藤田と山岸は本当に上手いので、自分が抜けた後もリーダーになれるような存在だと思います。

—今後に向けて
自分は中国に行くのでいないんですけど、その分下級生たちが頑張ってくれると思います。

—世界大学選手権に向けて
世界取って来ます。

神優成

ー試合を振り返って
1発TDを持っていけたのは良かったんですけど、細かいミスが多かったので、秋にはそれを修正してどんな球でも取れるようなレシーバーになりたいです。

ーチームとしては
オフェンスは前半ランが出ていなくて、寺林さんの1発TDでチームが盛り上がって、後半から一気にランも出るようになって逆転という感じだったんで、良かったなと思います。

ーTDを決めましたが
試合前からあれは通そうっていう話があって、それで前回の試合はあんまり結果が出せていなかったので、今回決められてとても良かったと思います。

ー課題や反省点は
自分はブロックとかキャッチした後の動きとかそういう面がまだまだなので、それを秋には改善していきたいです。

ー課題改善のためにどのように取り組むか
ブロックに関してはフィジカルとか筋トレです。相手の動きについていくことが全然出来てなかったので、最後まで走るという面では走り方でも練習して、もっと走っていけるようにします。

ー関大のDFについては
ジャパンのメンバーが3人くらいいたことは知っていて、しかもでかくて、結構うわーと思っていたんですけど、後半少しやられちゃいましたね。

ーQBとの連携については
小田賀は1年なんですけど、同じ法政二校で、コミュニケーションはしっかり取れているので、そういう面では良かったかなと思います。

ー次の試合に向けての意気込みを
もっと観客をわっと言わせるような見せれるようなプレーをするので、応援よろしくお願いします。

フォトギャラリー

  • IMG 4312 ROLとDLの激しい力勝負がゲームを盛り上げた
  • IMG 4314 Rギャングタックルでゴール前を守る
  • IMG 4308 Rナイスタックルを決める法大ディフェンス
  • IMG 4313 Rインターセプトで独走する寺林
  • IMG 4315 RTD後のセレブレーションを行う神
  • IMG 4309 R力強いキャリーをみせた南河竜成(営4)
  • IMG 4316 R今日も華麗なキャッチを魅せた高津佐隼矢(キャ4)
  • IMG 4303 R試合終了間際に逆転となるFGを決めた木村
 

 

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