【サッカー】第92回関東大学サッカーリーグ戦 第18節 法政大5-0東京国際大 圧巻の5得点!インカレ出場を手繰り寄せる大きな一勝を挙げる
第92回関東大学サッカーリーグ戦 第18節 法政大ー東京国際大
2018年10月27日(土)
山梨中銀スタジアム
前節の敗戦により、リーグ優勝は絶望的となった法大。インカレ出場権獲得に向け厳しい状況が続くが、早い時間帯に先制すると、前半のうちに3得点を奪い勝負を決める。結局、後半にも2点を追加し、5得点で東国大を粉砕した!
試合結果
トータル試合結果
5 法政大 |
3 | 前半 | 0 | 0 東京国際大 |
---|---|---|---|---|
2 | 後半 | 0 |
試合スタッツ
時間 | 経過 | 大学 | 選手名 | 得点経過 |
---|---|---|---|---|
14分 | 得点 | 法政大学 | 橋本陸 | 1-0 |
21分 | 得点 | 法政大学 | 関口正大 | 2-0 |
37分 | 交代 | 法政大学 | 森岡→鳥居 | |
45分 | 得点 | 法政大学 | 松澤彰 | 3-0 |
55分 | 交代 | 法政大学 | 松澤→青柳 | |
59分 | 得点 | 法政大学 | 橋本陸 | 4-0 |
77分 | 得点 | 法政大学 | 長谷川元希 | 5-0 |
79分 | 交代 | 法政大学 | 橋本→紺野 |
スターティングメンバー
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 成績(出場・得点) |
1 | GK | 吉田舜(cap) | 社会4・前橋育英高 | 12・0 |
23 | DF | 関口正大 | 現福2・新潟明訓高 | 6・1 |
27 | DF | 蓑田広大 | 現福1・青森山田高 | 3・0 |
2 | DF | 森岡陸 | 現福2・ジュビロ磐田Y | 9・0 |
17 | DF | 高木友也 | 経済2・法政第二高 | 12・0 |
16 | MF | 長谷川元希 | 現福2・大宮アルディージャY | 5・1 |
13 | MF | 末木裕也 | スポ3・ヴァンフォーレ甲府Y | 15・1 |
18 | MF | 松澤彰 | 現福3・浦和レッズY | 3・1 |
30 | MF | 橋本陸 | 経済3・西武台高 | 3・2 |
11 | MF | 森俊貴 | 情科3・栃木SCY | 17・2 |
20 | FW | 上田綺世 | スポ2・鹿島学園高 | 16・10 |
サブメンバー | ||||
---|---|---|---|---|
21 | GK | 中野小次郎 | 経済2・徳島ヴォルティスY | 3・0 |
19 | DF | 鳥居俊 | 理工2・東京ヴェルディY | 6・0 |
31 | DF | 鈴木遥太郎 | 社会3・国学院久我山高 | 2・0 |
9 | MF | ディサロ燦シルヴァーノ | 経済4・三菱養和SCY | 14・1 |
8 | MF | 紺野和也 | 現福3・武南高 | 18・2 |
7 | MF | 下澤悠太 | 社会3・柏レイソルY | 10・1 |
10 | FW | 青柳燎汰 | 現福4・前橋育英高 | 8・3 |
※成績は試合終了時のもの
試合後順位表
順位 | 大学名 | 勝点 | 試合数 | 勝-分-負 | 得点/失点 | 得失点 |
1位 | 早稲田大 | 39 | 18 | 12-3-3 | 44/33 | 11 |
2位 | 筑波大 | 33 | 18 | 10-3-5 | 34/22 | 12 |
3位 | 明治大 | 29 | 18 | 8-4-5 | 35/18 | 17 |
4位 | 順天堂大 | 28 | 18 | 8-5-5 | 30/18 | 12 |
5位 | 法政大 | 28 | 18 | 8-2-7 | 29/23 | 6 |
6位 | 駒澤大 | 26 | 18 | 8-4-6 | 31/29 | 2 |
7位 | 流通経済大 | 26 | 18 | 8-2-8 | 29/37 | -8 |
8位 | 東洋大 | 24 | 18 | 6-6-6 | 25/24 | 1 |
9位 | 桐蔭横浜大 | 22 | 18 | 6-4-8 | 29/31 | -2 |
10位 | 専修大 | 22 | 18 | 6-4-8 | 23/35 | -12 |
11位 | 東京国際大 | 15 | 18 | 3-6-9 | 20/37 | -17 |
12位 | 国士館大 | 8 | 18 | 2-2-14 | 20/42 | -22 |
後期リーグ途中経過
節 | 日付 | 対戦校 | 結果 | 会場 |
12 | 9月16日 | 駒澤大 | △1-1 | 日立市民運動公園 |
13 | 9月23日 | 順大 | ●0-1 | 味の素フィールド西が丘 |
14 | 9月30日 | 桐蔭大 | △1-1 | BMWスタジアム平塚 |
15 | 10月7日 | 筑波大 | ●0-2 | 笠松運動公園陸上競技場 |
16 | 10月13日 | 専大 | ○3-1 | 味の素スタジアム西競技場 |
17 | 10月20日 | 流経大 | ●1-2 | 笠松運動公園陸上競技場 |
18 | 10月27日 | 東国大 | ○5-0 | 山梨中銀スタジアム |
19 | 11月4日 | 明大 | BMWスタジアム平塚 | |
20 | 11月10日 | 国士大 | 相模原ギオンスタジアム | |
21 | 11月17日 | 東洋大 | 相模原ギオンスタジアム | |
22 | 未定 | 早大 | 未定 |
マッチレポート
前節の敗戦により、目標を『インカレ出場』に下方修正せざるを得なくなった法大。負けられない一戦に向け、守護神・吉田舜がスタメンに復帰したほか、関口正大、蓑田広大、長谷川元希、松澤彰が久々の先発入りを果たした。
試合は押し気味に入った法大が13分に橋本陸のゴールで先制。すると、続く21分にはクロスのルーズボールを拾った関口がグラウンダーのミドルシュートでゴールネットを揺らした。
その後も、徹底したチェイシングからショートカウンターを発動し、ゴールに迫る法大。守っては吉田の指示や的確なカバーリング、前からのプレッシングでピンチの芽を摘んだ。
すると、45分には右の深い位置に侵入した長谷川の折り返しを、最後は松澤が詰め3点目。大量リードで試合を折り返した。
迎えた後半序盤はやや相手にボールを持たれる時間が続くも、球際で勝る法大はチャンスらしいチャンスを作らせない。
ダブルボランチの末木裕也、長谷川のコンビを起点に追加点のチャンスをうかがう法大は、59分に追加点。橋本とのコンビネーションで右サイドを突破した森俊貴がグラウンダーのクロスを送ると、橋本が左足を一閃。再三右サイドの突破からチャンスメイクをした橋本のこの日2点目となった。
4点差としてからも攻守両面において手を緩めない法大は、78分の長谷川のゴールで圧巻のゴールショーに加え、アミノバイタル杯以来となる無失点で試合を締めくくった。
5得点もさる事ながら、相手のシュート数をわずか2に抑えた守備陣も大いに勝利に貢献。37分には守備の要でもある森岡陸が負傷退場するアクシデントにも見舞われたが、「組織で守るということはミーティングでも話していた。最初は固かったがスムーズに入れていた」(長山一也監督)と代わって入った鳥居俊を評価。
厳しい戦いは続くが、守備陣の共通認識でもある「粘り強い」守備とさらに厚みを増した攻撃陣で、インカレ出場権を手繰り寄せたい。(赤染徳光)
監督コメント
長山一也監督
ー試合を振り返って
今日は立ち上がりから攻守ともに狙い通りのサッカーができました。アミノバイタルカップから無失点の試合がなかったですし、複数得点も取れたので、良かったかなと思います。
ー前節の敗戦から一週間で落とし込んだことは
気を抜いてしまうところがあるのて、気を利かすというところで良いポジションを取ったりとか良い準備をしたりとかというところが欠けていました。いけそうだなというところで良くない余裕の持ち方というか、ルーズさが出ていたので、この前の敗戦の次の日のトレーニングマッチからそこを提示してきて、週中のトレーニングも含めてしっかりと準備できたので、やはりトレーニングは嘘をつかないなというのは改めて感じました。
ー関口正大選手や松澤彰選手など久々の出場となった選手が結果を残しましたが
トレーニングのところで良いパフォーマンスを出していましたし、体もキレていたので活躍するという期待を持って送り出しましたし、それを体現してくれました。試合に出られていないという状況の中でしっかりと取り組んでいたので、嬉しいという思いは僕自身あります。
ー前節から守備陣も変わっていますが
今日は相手の町田くんを抑えないといけないというのもありましたし、そこはしっかりと準備できていました。今日は集中を切らさぬようしっかりと声を出してやっていたと思うのですが、そういったところは週のトレーニングからできていました。
ー森岡陸選手に代わって入った鳥居俊選手には特別な指示を出しましたか
ミーティングでも組織でやるというのは話していたので、特に特別な指示は出しませんでした。最初は固かったですがスムーズに入れて良かったと思います。
ー次節に向けて
まずは連勝できるようにというのと、集中応援ですので法政に関わる人がたくさん来てほしいですし、法政サッカー部の良さを見せられればと思います。
フォトギャラリー
- 久々の先発入りとなった松澤
- 上田は前線で起点に
- 好調を維持する森
- 関口はミドルシュートで追加点
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- 積極的に攻撃参加した高木
- 山梨の地で見事勝利を挙げた