【特集】法政大学校友会主催 第8回 2020年 東京五輪アスリート育成プロジェクト講座 「2020年東京五輪フェンシング金メダルを目指して」
第8回 2020年 東京五輪アスリート育成プロジェクト講座 「2020年東京五輪フェンシング金メダルを目指して」
2018年11月24日(土)
法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎4F 406教室
2020年東京五輪開催に向けて、監督や部長を始め法政大学関係者を対象とした2020年東京五輪アスリート育成プロジェクトl講座が本学、市ヶ谷キャンパスにて行われた。8回目となった今回は、元フェンシング日本代表監督の中島寛氏らとともに2020年に東京五輪で金メダルを狙うフェンシング部の卒業生と現役生を交えて今後のフェンシングの未来について考えを深めた。
講師紹介
中島寛氏
☆1992年バルセロナ五輪 日本代表監督
橋本寛氏
☆2016年リオデジャネイロ五輪 日本代表監督
中島氏(右)と橋本氏
福島史帆実氏
☆2017年 第69回全日本フェンシング選手権大会サーブル優勝 法政大学法学部卒業 株式会社セブンテーニホールディングス所属
西藤俊哉氏
☆2017年 フェンシング世界選手権フルーレ銀メダル獲得 法政大学法学部3年在学中
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福島さん(右)と西藤
司会
五明公男氏
☆法政大学校友会副会長 元法政大学野球部監督
取材レポート
2020年東京五輪開催に向けて行われた講座も今回で、8回目。今回は、本学体育会でも歴史が古く毎年のように優秀な成績を出すフェンシング部から現役生の西藤俊哉(法3)と卒業生の福島史帆実(H29年度卒=現セブンテーニホールディングス)さんが、選手を代表して参加し代表監督経験のある中島寛氏と橋本寛氏とのトーク形式でフェンシングという競技の説明から1年半後に迫った東京五輪の強化や現在の学業、仕事との両立についてまでお話が展開された。
会場には、フェンシング部の選手のみならず、重量挙部やボクシング部、ラクロス部など本学体育会の選手、そして一般の方々も参加し、多方面にわたって理解を深めたのではないだろうか。特に、技術的なことも去ることながら、4人の講師全員が言っていたのは「メンタル面」について。世界選手権銀メダルに全日本選手権優勝と昨季、大活躍を見せた西藤が、今季は不調に陥っており「守りに入ってしまっている」とメンタル面の弱さを課題に挙げ、「練習をして自信をつけないといけない」と話せば、中島氏も「アスリートは、どれだけ充実した練習をするかが大切」と話し世代や競技を超えて収穫のあるお話であった。
法大フェンシング部には、今回登壇した2人の選手のみならず、代表として世界大会に参加している選手が多数おり、1年半後「法大から世界へ」大きな飛躍を見せる彼らの姿に期待したい。
充実した100分間となった
(取材:具志保志人、梅原早紀、春名結衣)
フォトギャラリー
- 4人の講師陣(左から中島氏、橋本氏、福島さん、西藤)
- 多くの人が講座に詰め掛けた
- 熱く講義をしてくれた中島氏(右)と橋本氏
- 現役選手の視点から語っていただいた福島さん(右)と西藤