【バレー】 春季関東大学男子2部リーグ戦 対国武大 春季リーグ戦開幕!第1セットを落とすも粘りのバレーで開幕戦勝利!!!順調なスタート切る
2019年度春季関東大学男子2部リーグ戦
2019年4月6日(土)
大東文化大学東松山校舎体育館
リーグ開幕戦の相手は昨季フルセットの末辛勝した国武大。開幕戦に勝利し勢いをつけたい法大であったが、第1セットを大差で取られ悪い流れでスタートする。しかし、第2セットから気持ちを切り変えてこのセットを勝ち取ると、流れは法大へ。勢いそのまま3、4セットを連取し、開幕戦を勝利で飾った。
試合結果
トータル試合結果
3 法大 |
10 | 1セット | 25 |
1 国武大 |
---|---|---|---|---|
25 | 2セット | 21 | ||
25 | 3セット | 17 | ||
25 | 4セット | 15 |
法大スターティングメンバー
背番号 | 選手名 | ポジション |
---|---|---|
10 | 佐藤優弥(文3) | WS |
4 | 前田隆二(営4) | MB |
15 | 村岡拓海(経3) | WS |
13 | 竹田将也(法3) | WS |
18 | 緒方悠大(法2) | MB |
1 | 西田寛基(営4) | S |
14 | 大吉 匠(営3) | L |
27 | 森山隆人(営1) | L |
※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ
途中出場選手
背番号 | 選手名 |
---|---|
5 | 伊元幸正(営4) |
3 | 三木裕人(文4) |
19 | 三矢尚幸(営2) |
17 | 袴田智己(営2) |
11 | 中田啓貴(文3) |
戦評
7季ぶりの「一部復帰」を目指す法大にとって重要な春季リーグ戦がスタートした。
第1セット、村岡拓海(経3)のスパイクで幕を開けた。そのまま波に乗りたい法大であったが、序盤は取って取られての展開が続き、その後徐々に相手に点差を広げられてしまう。相手の増す勢いに押され、いきなりこのセットを10ー25で落としてしまった。
気持ちを落ち着け臨んだ第2セット。序盤から果敢に攻めた攻撃を見せ、流れは法大に。春休み中に練習を重ねてきたというコンビも決まり、流れは法大へ。一時は相手が反撃を見せたが、法大の3枚きっちりそろえたブロックが決まるなどでなんとか逃げ切り、このセットを奪取した。
第3セットも流れは法大にあった。2セット目に続き村岡の鋭いスパイクや伊元幸正(営4)のキレのあるサーブが光り、相手のとの点差を着実に広げていく。主将でありチームの司令塔である西田寛基(営4)も巧みなトス回しを見せ、このセットもものにした。
4セット目になっても勢いは止まらなかった。序盤ミスもあったが、その後は多彩な攻撃でポイントを重ねていく。終盤は連続得点で相手を突き放し、25ー17でこのセットを取り初戦を終えた。
初戦の1セット目を落としてしまったが、まだ戦いは始まったばかりだ。1年生の頃から主力として活躍してきた選手が多い4年生にとって、このリーグ戦が秋に1部でプレーするための最後のチャンスだ。悲願の一部昇格のため、チーム一丸となり、一戦一戦勝ち抜いて行く。(春名結衣)
インタビュー
西田寛基主将
ー今日の試合を振り返って
ダメダメでした。1セット目からしっかりやっていこうと話していたんですけど、緊張とかもあってみんな固かったのでなかなか切り替えられずにずるずる相手にリードされて1セット目を取られました。2、3、4セットで少しはリズムを取り戻せたので、明日にはつながるのかなと思います。
ー切り替わったポイントはどこでしたか
ここがポイントというわけではないんですけど、伊元幸正(営4)が入ってきて、あの子の武器はサーブなのでサーブでしっかり攻めてポイントを稼いでくれたのでみんなも気楽にできたのかなと思います。
ー自身のプレーについて
キャッチが今日はあまり入ってなかったので乱れた後の1本目をしっかり上げることを意識してやっていました。
ー森山選手(営1)が出場していました
まだ1試合目ということで緊張もあったみたいなんですけど、これからまたいろいろなチームとやるので、あの子自身もけっこう上げてくれるんじゃないかなと思います。
ー期待している選手は
佐藤優弥(文3)選手です。けっこう今攻撃の主力としてあの子がいちばん決定力があるので。今日はいつも通りのプレーではなかったんですけど、これからあの子次第で勝敗も変わってくると思うので、自分自身もセットアップして信頼して上げています。
ー今度の試合に向けて
今日は1セット取られたんですけど、すぐみんな切り替えて明日に挑んでいきましょうと話したのでこれからきっちりきっちり1戦1戦を勝ちきりたいです。
ストレートで勝てて良かったと思います。
村岡拓海
—今日の試合を振り返って
春休み中の練習などで大分仕上がっている状態で試合に臨んだんですけど、試合になると特に1セット目は僕も含め力が入ってしまって、足元をすくわれ、15点も点差が開いてしまったひどいセットになってしまいました。けど、2セット目以降は法大らしいバレーが出来るようになりましたが、スタートから2セット目以降のような試合ができないともっと格上の相手に当たった時にストレートで負けてしまったりしてしまうので、スタートから気持ちを作り、体作りもしないといけないなと思いました。
—ご自身のプレーを振り返って
1セット目は緊張もあり、本当に自分のプレーができなくて、力の乗ったスパイクが打てなかったんですけど、次はスタートから力まず、広い視野を持って挑みたいなと思いました。
—スパイクする際に気をつけていることは
1部や2部の上位のチームは、みんなブロックが高くてただ打つだけだと簡単に止められてしまうので、空中で一回溜めてブロックを見てから打つようにしてます。
—4年生が忙しくなりますが
今日の試合は4年生の方が大分来てますが、実際練習期間とかではあまり来れてない人が多かったので、僕たち3年生が最上級生と同じ気持ちになってチームを引っ張っていこうというミーティングなどがありました。
それでも、西田さんとかに頼ってしまっているので、各人が責任を持ってやっていかなきゃなと思ってます。
—明日の意気込みをお願いします
今日の1セット目の反省を生かして、スタートからサーブが攻めれて、相手が作ったチャンスをしっかりと決めるバレーをしたいですね。僕たちがいつもやっていることをそのままやりたいと思います。
森山隆人
ー法大としての初めての公式戦を振り返って
緊張していてチームの役に立てたかは分からないんですけど、とりあえず自分のできるプレーじゃなくて声とかで精一杯支えられたかなと思います。
ー周りの先輩にどんな声かけをしましたか
声かけというよりは、いつもは練習ではあまり声をかけたりアドバイスができないんですけど、足しになったらなと思って少しプレーのアドバイスをしたり、決まった時に自分が一番声を出して走り回ったりすることを意識しました。
ー今日の自身の評価は何点くらいですか
プレーではあまり役に立てなかったけど、声は出せので50点くらいです。
ー法大バレー部に入部にを決めた理由はありますか
自分は最初から一部に行っても実力もないし、それに先生にも呼んでもらってとても良い環境で、いい先輩方ばかりだったので法大に決めました。
ー明日の意気込みをお願いします
明日も出場するかはわからないんですが、出場してもしなくてもチームの役に立てるように色々準備していきたいと思います。
フォトギャラリー
- 今季スタメンとして期待される村岡
- 伊元(右)を中心とした高いブロック
- 緒方のブロックが光った
- 相手のブロックをかわしスパイクを決めた
- 開幕戦に見事勝利をおさめた
- 竹田将のスパイクで得点を重ねた
- 相手のスパイクを防ぎ流れを呼び込んだ