【ハンド】2019年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 第7節 対中大 後半で追い上げるもラストで粘り切れず痛恨の三連敗
2019年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 第7節 対中大
2019年5月4日(土)
日本大学八幡山体育館
前節の早大戦に敗北し、二連敗と何とかして勝ち点の欲しい法大が挑むは中大。前半から中大ペースで試合展開が進み、7-12と5点ビハインドで試合を折り返す。後半は法大が怒涛の攻撃で22-22の同点まで持ち込む。しかしラスト20秒で中大に得点を許し、勝ち点を献上する形となった。
試合結果
トータル試合結果
22 法政大学 |
7 | 前半 | 12 | 23 中央大学 |
---|---|---|---|---|
15 | 後半 | 11 |
スターティングメンバー
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 今節得点 | 今季得点 |
16 | GK | 髙木アレキサンダー | 経済1・市川 | 0 | 0 |
2 | CB | 山本晃大 | スポ健4・雄城台 | 3 | 32 |
4 | RB | 服部流征 | 経済4・高岡向陵 | 2 | 9 |
7 | RW | 能條裕太 | 国文4・法政二 | 0 | 7 |
5 | LB | 松岡寛尚 | 経済4・藤代紫水 | 8 | 63 |
18 | LW | 小林昇太 | スポ健4・法政二 | 3 | 12 |
22 | PP | 橋口博隆 | 社会2・雄城台 | 2 | 9 |
交代選手
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 今節得点 | 今季得点 |
9 | PP | 柿沼健吾 | 社会3・藤代紫水 | 3 | 7 |
34 | CB | 西遼太 | 経済2・法政二 | 0 | 8 |
27 | CB | 利光良介 | 社会1・雄城台 | 0 | 1 |
32 | RB | 輪島優太 | 経済2・横浜創学館 | 1 | 3 |
11 | RW | 本田悠也 | 社会3・大分 | 0 | 6 |
34 | LW | 佐々木隆斗 | 社会2・浦和学院 | 0 | 3 |
試合後順位表
順位 | 大学名 | 勝-分-負 | 得点 | 失点 | 得失点 | 勝ち点 |
1位 | 筑波大 | 6-1-0 | 216 | 156 | 60 | 13 |
2位 | 日体大 | 5-1-1 | 209 | 181 | 27 | 11 |
3位 | 中央大 | 5-1-1 | 176 | 169 | 7 | 11 |
4位 | 国士大 | 4-0-3 | 191 | 171 | 20 | 8 |
5位 | 立大 | 3-1-3 | 167 | 184 | -17 | 7 |
6位 | 東海大 | 3-0-4 | 162 | 175 | -13 | 6 |
7位 | 早大 | 2-1-4 | 181 | 192 | -11 | 5 |
8位 | 明大 | 2-0-5 | 169 | 184 | -15 | 4 |
9位 | 法大 | 2-0-4 | 169 | 200 | -31 | 4 |
10位 | 日大 | 0-1-6 | 156 | 183 | -27 | 1 |
春季リーグ戦結果
節 | 日付 | 対戦校 | 結果 | 会場 |
1 | 4月13日(土) | 筑波大 | ●23-29 | 中大多摩 |
2 | 14日(日) | 明大 | ○23-22 | 中大多摩 |
3 | 21日(日) | 日体大 | ●21-30 | 日体大健志台 |
4 | 28日(日) | 日大 | ○28-27 | 国士大多摩 |
5 | 29日(祝) | 国士大 | ●23-38 | 明大和泉 |
6 | 5月3日(祝) | 早大 | ●29-31 | 日大八幡山 |
7 | 4日(祝) | 中大 | ●22-23 | 日大八幡山 |
8 | 11日(土) | 立大 | ー | 三郷市総合体育館 |
9 | 18日(土) | 東海大 | ー | 国士大多摩 |
戦評
連敗しているため、この中大戦で勝ち点を取り、下位争いを脱出したい法大であったが残酷な形で幕を閉じることとなった。
序盤は1点、2点とリズムよく点を取っていくも、そこからミスにより無得点状態が続き、中大との点差も徐々に開き始める。流れを変えたい法政は、西遼太(経2)、輪島優大(経2)、本田悠也(社3)を投入した。法大の3点目を輪島が決めるも点差は縮まらず、前半終了間近に柿沼健吾(社3)が2ポイント連続で奪い、7-12と5点ビハインドで後半へ。
巻き返しを図りたい法大であったが、後半開始早々、クロスのボールを狙われパスカットされ、カウンターを食らう。しかし、高木アレクサンダー(経1)の好セーブでチームを救った。また、後半からディフェンスシステムを一新した。能條裕太(国文4)、小林昇太(スポ4)が前に出るアクティブなディフェンスで中大のRB,LBを抑え込む。攻撃面では服部流征(経4)が8点を取る活躍を見せ、後半開始から約10分間で5点差をひっくり返し逆転に成功した。終盤には山本晃大(スポ4)がスピンシュートを決め、一気にチームの士気が上がる。残り1分で22-22。ゲームの勝敗は最後のプレーに委ねられた。法大から始まった攻撃は、時間いっぱい使うもゴールネットを揺らすことはなかった。中大の速いカウンターを凌げず、点を取られてしまう。速いリスタートで引き分けに持ち込もうとするもホイッスルが鳴り、試合終了。健闘するも惜しくも勝利を逃してしまった。
中大との試合は退場者が多く出た試合であり、攻撃のミスも多く見られた。しかし、長い間課題となっていたディフェンスは非常に良く機能していたといえるだろう。次戦は日体大に大金星を挙げ勢いに乗る立大だ。相手の勢いに呑まれることなく最後まで戦ってほしい。
(木庭優斗)
選手インタビュー
服部 流征
—ご自身のプレーを振り返って
前半は、もったいないミスとか退場とかしてしまったんですけど、その失敗を後半で取り戻すぐらいの活躍はできたのかなと思います。
—横から打つシュートがよく入ってました
自分の中で得意なシュートではあるので、それがよく決まって良かったです。
—前半は7点というロースコアでした
中大とは結構練習試合とかしているので、分析されるのはしょうがないと思うんですけど、前半の途中で自分は変わって後半に入るまでに相手のディフェンスの穴を探してました。
—2勝4敗で残り2試合となりました
今日、負けはしたんですけどずっと長い間課題であったディフェンスが良くて、そういう面では悪い試合ではなかったのかなと思います。退場が多かったことについては良くないことなんですけど、その中で失点を23点に抑えれたことは評価できることだと思います。
試合中の雰囲気も悪くなかったので、残り2試合、雰囲気良く戦いたいなと思います。
能條 裕太
—ご自身のプレーを振り返って
隣で守っていた健吾(柿沼)と意思疎通があまり上手くいかなくて、2人の間を抜かれることが多かったんですけど、後半から修正してディフェンスシステムも変えて相手の攻撃を抑えれていたので良かったです。
—新たなディフェンスシステムとは
自分と小林が法政二高出身で二高がやっているディフェンスシステムなんですけど、その2人が前に出て、相手を牽制したりするアグレッシブなディフェンスですね。
—西選手が中央を守ってました
西も僕と同じ二高出身なので、そのディフェンスシステムがわかっているので、今日は中央を守ってました。
—攻撃面は
サイドシュートは最近入ってないなと自分でも思っていて、打つ瞬間にどこに打つか迷ってしまっているので、迷わずに打ってこのスランプを乗り越えれるように頑張ります。
—次の試合に向けて
次は立教と東海で現在入れ替えを争っているような相手なので、油断せずに自分たちが挑戦者のつもりで戦っていきたいと思います。
フォトギャラリー
- シュートを放つ能條
- キーパーとの一対一を制す小林
- 今節8得点と大活躍の服部
- 守備・攻撃両面で要ともいえる山本晃
- 今節機能を見せたディフェンス
- 毎試合コンスタントに得点を決める松岡
- 次節に再起を誓う