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【バドミントン】関東大学バドミントン春季リーグ戦 第5戦 男女とも勝ち星を挙げ、女子は2位、男子は4位でリーグ戦を終える

バドミントン

【バドミントン】関東大学バドミントン春季リーグ戦 第5戦 男女とも勝ち星を挙げ、女子は2位、男子は4位でリーグ戦を終える

関東大学バドミントン春季リーグ
2019年5月4日(土)
日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館

新体制になってから初のリーグ戦もついに最終日を迎え、男子は明大、女子は筑波大と対峙。男子は今季課題となっていたダブルスで1勝を挙げ明大に勝利すると、4位でリーグ戦を終えた。一方女子もダブルス陣の活躍により筑波大に勝利し、2位という結果を残した。

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2位という輝かしい結果を残した女子

試合結果

総合試合結果(男子)

法政大学

3

明治大学

詳細結果(男子)

試合 試合詳細(後者が対戦相手)
第1シングルス  ○嶺岸洸2-0池田佑介(21-17、21-15)
第2シングルス  ○原口翔多2-1農口拓弥(23-25、21-15、21-17)
第1ダブルス   ●山澤直貴・藤原圭祐1-2酒井健登・仁平澄也(19-21、21-15、18-21)
 第2ダブルス  ○野村拓海・長峰善2-1筑後恵太・川端直人(21-17、12-21、21-18)
 第3シングルス  

総合試合結果(女子)

法政大学

3

筑波大学

1

詳細結果(女子)

試合 試合詳細(後者が対戦相手)
第1シングルス  ●森優紗0-2佐川智香(18-21、16-21)
第2シングルス   ○岡部天2-1香山未帆(21-19、17-21、22-20)
第1ダブルス   ○今野聡子・山口萌2-0佐川・大石悠生(21-13、21-10)
第2ダブルス   ○清水一希・鈴木優香2-1香山・大関令奈
 第3シングルス  

 

戦評

男子

第1シングルスには嶺岸洸(社2)が登場。序盤から緩急つけた攻撃で攻め、相手の強打を粘り強く拾うプレーを見せる。結果21-17、21-15で勝利し、チームに勢いをもたらした。

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続く第2シングルスには原口翔多(社3)が登場。第1ゲームから1点を争う接戦となり、デュースまでもつれ込むと持ち味の気迫のこもったプレーでポイントを先取する。しかしなかなか決めきることができず、5回目のデュースでついに相手に連続得点を許し、落としてしまった。続く第2ゲーム。先ほどのゲームの悔しさを晴らすかのように果敢に攻めていき、17-11でインターバルを迎えるとその勢いのままこのゲームを取ることに成功した。勝敗を決する第3ゲーム。相手を前後左右に動かすことでミスを誘発し、21-17で白星を奪取した。

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2-0で迎えた第2ダブルスには藤原圭祐(経3)・山澤直貴(経3)ペアが登場した。第1ゲームから相手の強打に押され、攻撃権を奪われると奪い返せない場面が見られた。19-21でこのゲームを落としてしまうが、第2ゲームからは攻撃を次々と仕掛けていく。カウントが18-10になるなど点差を広げ、ついには21-15で第2ゲームを奪取した。続く第3ゲーム。2人でシャトルを追いかけ、人がいないところにシャトルを返されるなどコンビネーションに若干の曇りが見られ、11-16など点差をつけられる。最後まで粘りのプレーを見せたが、あと一歩及ばず敗戦となった。

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ここまで2-1の法大。勝利のためにもなんとかここで1勝を挙げたいところだ。第2ダブルスには野村拓海(社4)・長峰善(経2)ペアが登場。相手ペアの前に落とすショットや強打に苦戦するが、野村のスマッシュが冴え渡り、要所要所で得点することに成功する。第3ゲームまでもつれ込む接戦となったが、息のあったプレーで見事勝利を手にした。

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リーグ前半戦では苦戦した男子。しかし後半戦では課題となっていたダブルスで白星を挙げるなど活躍を見せ、2勝3敗でリーグ4位という結果となった。まだまだ課題が残る中、確かに成長を遂げている男子。次の関東学生選手権ではどのような活躍を見せるのか注目だ。

女子

第1シングルスには第4戦に引き続き、森優紗が登場。相手選手の鋭いスマッシュや前に落とすショットに翻弄されるが、粘り強く拾ってシャトルを返す。森は相手を前後左右に振りミスを誘発するなど、互角の戦いを見せたが、勝つためのあと一本が出ずストレート負けとなった。

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第2シングルスには岡部天(国3)が登場。岡部は序盤から相手選手のコースのついたスマッシュや前に落とすショットに苦戦するが、ヘアピンショットなどで得点を重ね、一進一退の接戦となる。21-19、17-21で第3ゲームに突入するとリードを許し追いかける展開に。しかし粘り強いプレーで徐々に追い上げ、勝敗はデュースに持ち越される。ここでポイントを先取すると、最後はスマッシュで決め、逆転勝利した。

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第1ダブルスには今野聡子(人3)・山口萌(人2)ペアが登場。今試合では抜群のコンビネーションを発揮し、強打で攻められても相手ペアがいないところに返し得点するなど、その強さを見せつけた。結果21-13、21-11と相手を圧倒し、勝利した。

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勝利まであと1勝で迎えた第2ダブルス。ここでは今季無敗を誇る清水一希(人4)・鈴木優香(国4)ペアが登場した。しかし今試合では細かいミスが重なり失点する場面が見受けられたほか、相手ペアに攻撃権を奪われると攻め切られてしまうなど苦戦を強いられる。第1ゲームでは辛勝するも、第2ゲームは16-21で落としてしまい、迎えた第3ゲーム。最初はリードするがインターバルを11-6で迎えた後は徐々に追い上げられ、カウントは19-19に。ポイントを取られ19-20になり、絶対的危機のところ鈴木のスマッシュで得点。デュースまでもつれ込むと果敢に攻めていき、22-20で勝ち星を挙げた。

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4勝1敗、2位という結果で今季リーグ戦を終えた女子。接戦が続く苦しい戦いとなったが、そこを勝ち抜いて得た2位という結果は大きい。しかしまだ戦いは始まったばかりだ。インカレ団体優勝という目標に向けて、今大会で得られた修正点を見直し、さらなる飛躍を遂げるだろう。(村井美咲)

監督・選手インタビュー

宮康二監督

ー今日の試合を振り返って
今日はやっぱり第2シングルスの岡部さんが頑張ってくれました。同級生同士の戦いだったのですが、たぶん今まで勝ったことが無かったんじゃないかと思うんですよね。それを我慢して我慢して勝ち切ってくれたので、こちらに流れが来て、またダブルスも良かったです。

ー今季のシングルス陣について
そうですね、岡部が一応軸で、4年生キャプテンの伊東。あと第3シングルスは力的には中静と1年生の森と柳井が似たり寄ったりだったので、どこでどう使おうかなとすごく悩んでいて、最後の2戦は森を使いました。森は森で良いものを持っているし。これから夏から秋にかけて、東とかインカレに向けて誰がどう成長するのかを見て、またメンバーを考えていかなければならないなと思います。

ーダブルス陣については
ダブルスについては正直、山口と今野で1つ作りたいというのがあったのでやってますけど、2ダブの清水と鈴木は結果的にはすごく頑張ってポイントを挙げてくれているので良かったなと思います。でも1年生のペアでもけっこう清水・鈴木とかと互角に戦えるペアはあるんですよ。この後の3ヶ月でその1年生のペアがどれくらい成長するのかも楽しみにしていて、成長して力がついてきていれば出場のチャンスもありますし。清水・鈴木本人たちもそういうのは分かって頑張ってくれていると思います。そういう意味では彼女たちが頑張ってくれたおかげで、優勝は逃しましたが2位にはなれたので、次のステップに向けて良い結果だったと思います。

ー今季リーグ戦の収穫と課題は
今までうちには勝俣がいて、勝俣が勝てば勝つみたいな流れがあったので、勝俣が抜けて正直不安なところはありました。でもそれに代わって岡部とか伊東がある程度の力があるということが分かったので、それは収穫だったと思います。あとは、例えばダブルスでいうと山口・今野が調子悪くて負けても、2ダブの清水・鈴木がフォローして勝つという、そういう総合力がある、競って勝ってるというのが収穫です。あとちょっとと思うのは、ダブルス陣が荒っぽいというか、ミスが多いというところですね。勝つには勝てるけど、もっとすんなり勝てるのではないかというところですね。そこが反省点だと思います。

ー関東選手権に向けて
関東選手権は個人戦なので頑張ってもらいたいです。その結果が東とか秋のリーグ戦、インカレに響くと思うので、1つでも多くのペアや選手が上位に入ってくれればと思います。

升佑二郎監督

ー今日の試合を振り返って
基本的にはシングルスはうちがかなり有利だったので、試合の勝ち負けという部分よりは、ダブルスがどこまで勝負できるのかというところが1つのキーでした。今回1つ取れたので、良かったかなと思います。

ー今季のダブルス陣について
だいぶ良くなっているかなと思います。今まではミスをしないとか、かたちをしっかり作るというところを意識していたのですが、それだと小さなダブルスというか、なかなか実力が伸びていかないので、ミスを恐れるよりはレベルの高いプレーを目指していこうというかたちで切り替えてやってきました。

ーシングルス陣については
そうですね。シングルスでは色んな選手を使いたいという思いがあるので、小川を出したりしました。

ー今季の収穫と課題は
リーグ戦の前半と後半で切り替えました。前半はミスを少なくするということ。後半ではミスを気にするよりも新しいことにチャレンジし、レベルの高いプレーを目指しましょうというかたちでやっていたのが1つ収穫です。

ー次の関東選手権に向けて
そうですね。練習をしっかりして、高いことを求めれば高いレベルのプレーができるということが分かったので、指導する側も求め方を変えるというか。この子たちは才能があると思うので、それができるのではないかと。関東選手権では上位にいけるくらいの力を身につけてもらいたいです。

フォトギャラリー

  • DSC 0131 Rハイタッチを交わす選手たち
  • DSC 0213 R閉会式の様子
  • DSC 0218 R賞状を受け取る岡部
 

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