【陸上競技】日本学生対校選手権まであと1日 展望記事
第88回日本学生対校選手権
岐阜メモリアルセンター長良川陸上競技場
いよいよ明日に迫った日本学生対校選手権。全国から集まる猛者たちとの4日間にわたる戦いの見どころを紹介していく。

エントリー一覧
種目別エントリー
| 種目 | 選手名 | 学年 | 資格記録 |
|---|---|---|---|
| 男子100m | 桑田成仁 | 2 | 10秒44 |
| 山路康太郎 | 1 | 10秒49 | |
| 男子200m | 江藤拓都 | 4 | 20秒99 |
| 樋口一馬 | 3 | 21秒00 | |
| 山路康太郎 | 1 | 21秒24 | |
| 男子400m | 白井一央 | 1 | 47秒08 |
| 男子800m | 松本純弥 | 1 | 1分47秒08 |
| 男子110mH | 吉間海斗 | 3 | 13秒87 |
| 樋口陸人 | 2 | 13秒80 | |
| 横地大雅 | 1 | 14秒13 | |
| 男子400mH | 豊田将樹 | 4 | 49秒05 |
| 高田一就 | 4 | 50秒21 | |
| 男子4×100mR | 江藤 | 4 | 39秒41 |
| 直野孝斗 | 4 | ||
| 樋口一 | 3 | ||
| 奥田信太郎 | 3 | ||
| 樋口陸 | 2 | ||
| 桑田 | 2 | ||
| 男子4×400mR | 江藤 | 4 | 3分08秒78 |
| 高田 | 4 | ||
| 樋口一 | 3 | ||
| 浅利玖朗人 | 2 | ||
| 白井 | 1 | ||
| 村石怜司 | 1 | ||
| 男子棒高跳 | 竹川倖生 | 4 | 5m60 |
| 男子走幅跳 | 日高修杜 | 2 | 7m61 |
| 男子三段跳 | 秋山裕樹 | 1 | 15m74 |
| 砲丸投げ | 天野光汰 | 4 | 15m39 |
| 男子やり投 | 前田秀悟 | 3 | 70m81 |
| 女子100m | 田植晶子 | 3 | 11秒89 |
| 女子200m | 田植 | 3 | 24秒70 |
| 女子400m | 樋口夏美 | 1 | 55秒75 |
| 女子800m | 宮地河奈 | 2 | 2分12秒68 |
| 女子100mH | 齋藤碧彩 | 2 | 14秒24 |
| 女子400mH | 樋口夏 | 1 | 59秒46 |
| 女子4×100mR | 田植 | 3 | 47秒39 |
| 石井菜摘 | 3 | ||
| 原岡望美 | 2 | ||
| 白井杏子 | 2 | ||
| 樋口夏 | 1 | ||
| 柴田絹子 | 1 | ||
| 女子4×400mR | 鈴木萌果 | 4 | 3分49秒87 |
| 根崎百香 | 4 | ||
| 田植 | 3 | ||
| 柴田 | 1 | ||
| 金森佑奈 | 1 | ||
| 大塚琳 | 1 |
大会展望
学生No.1を決める全カレがあと1日と迫った。今年は岐阜で各大学のプライドをかけて熱き闘いが繰り広げられる。関カレで見事トラック部門優勝を果たした法大は、全国の舞台でもオレンジ旋風を巻き起こせるか期待だ。
エースとしてチームを牽引した勝瀬健大が留学で抜け、厳しい戦いが強いられるかと思われた男子短距離。しかし関カレでは200mへ出場した3人全員が準決勝進出を決め、その中でも江藤拓都(4)は見事7位入賞を果たし、層の厚さが伺えた。4×100mRでは関東インカレで39秒46を叩き出し、「39秒6.7くらいは出るのでは」という苅部監督の期待を良い方向に裏切った。4×400mRでは早大や東洋大といった格上相手に食らいつく走りを見せた。全カレでは全国から選抜された猛者達に立ち向かう走りに期待だ。

リレー種目は入賞なるか
男子400mHの注目は、関東インカレでワンツーフィニッシュを果たした豊田将樹(スポ4)と高田一就(スポ4)。豊田は6月に行われた日本選手権で49秒05の自己新記録をマーク。目前に迫る48秒台にも期待がかかる。関カレ後の連戦で好調見せている高田は、7月下旬の実業団・学生対抗で高校以来の自己新記録を更新。そこから3戦連続でタイムを縮め、今月初旬には自身初の49秒台を叩き出した。2人の最後の全カレでの対決からも目が離せない。男子110mHでは、吉間海斗(経3)、樋口陸人(スポ2)が上位入賞を狙えるか。関東インカレ2位、5位と好成績を収めた2人。その後も安定した成績を収め、さらなる飛躍を伺わせる。レースは、日本選手権で当時の日本タイ記録を出した泉谷駿介(順大)を中心に、ハイレベルな展開が予想される。白熱するレースでどこまで上位に食い込めるか注目だ。

豊田・高田でワンツーなるか

好記録に期待がかかる樋口陸
フィールド競技で注目が集まるのは、男子棒高跳びに出場する竹川倖生(社4)だろう。竹川は昨年、関東インカレ、学生個人、そして全日本インカレで優勝を果たし、学生大会三冠を達成している。しかし、今年は未だにいずれの大会でもタイトルを獲得できていない。ラストイヤーの今年、全日本インカレで有終の美を飾ることができるか要注目だ。また、男子やり投げには、前田秀悟(3)が初出場。関東インカレでは、67m61を記録し、6位入賞を果たすも、学生個人では、61m67で11位に沈む。全日本インカレでは、どれだけ修正することができているかに注目と同時に更なる飛躍に期待したい。

関カレのリベンジなるか

フィールド勢の活躍にも期待がかかる
女子は3年連続の出場となる田植晶子(3)が個人種目では100mと200mにエントリーした。5月に行われた関東インカレでは、100mで自身初の決勝進出を果たしている。ようやく頭角を現し始めた田植。今大会でも前半シーズンの勢いをそのままに1つでも上のラウンドに進出できるのか注目される。4×100mリレーは下級生を中心とした布陣で臨む。予選からハイレベルなレースが予想されるが、その中でもしっかりとバトンをつないで来年に生かせるような走りを期待したい。4×400mリレーには鈴木萌果(4)、根崎百香(4)の4年生2人がエントリーされている。まだ当日の出走は分からないがチームとして大学最後の大舞台で力を出し切ってほしい。

エースとしての走りに期待だ

リレー種目は決勝進出なるか
関カレトラック部門優勝校としての意地を見せつけられるか。夏を経て更なる勢いをつけたオレンジ戦士たちの勢いは止まらない。(近藤のぞみ・髙橋尚輝・守本咲希・根本成)
フォトギャラリー
自己ベスト更新成るか
格上相手に粘れるか
更なる成長をみせるのか
フィールド勢は得点獲得なるか
リベンジに燃える竹川
吉間は樋口陸とともに入賞なるか
今年絶好調の田植の走りに期待だ


