【水泳】インカレ直前カウントダウン企画「CHarM〜写真が語るインカレ〜」 #4 絆をつなぐリレー インカレまで残り2日!
インカレ直前カウントダウン企画
「CHarM〜写真が語るインカレ〜」
#4 絆をつなぐリレー
2019年9月4日(水)
インカレ水泳2019まで、あと2日。前回大会の名場面とともにスポホウ記者がインカレの魅力をご紹介する。本日は第4弾、絆をつなぐリレー編だ。
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シード権獲得を目標として、1年間練習を積んできた法大。最も大きなポイントとなるのが、各日の最後に行われるリレー種目だ。順位に応じて加算される得点が個人種目の倍になるため、リレーを制した大学がインカレを制すると言っても過言ではない。本日は、リレーの魅力を写真とともに紹介する。
リレーの醍醐味は、チームの絆が試される点だ。普段、個人で戦うことが多い水泳競技。同じ大学に所属していても、学校を拠点に練習する選手もいれば、クラブを拠点にする選手もいたりと選手同士、顔を合わせることは少ない。さらに、インカレ以外の大会では水着すらもバラバラな状態で、どうしても個人戦のイメージが強くなってしまう。しかし、インカレは違う。同じ大学の仲間として、同じ水着を着けてリレーを泳ぐ、いわば団体戦だ。1年生が先輩に負けじと力強い泳ぎでチームに勢いをつければ、4年生が精神的支柱としてメンバーを支える。4人の心が1つなって初めて力が発揮されていく。個人戦と違った緊張感のあるレースは、これまで沢山の名場面を生んできた。
紹介する写真は、最終日の最終種目である800 ㍍フリーリレー決勝において、当時4年生の平野香緒里(平30年度卒)が1年生の柏崎清花(営2)を慰める1枚。平野は1年生の頃からリレーのメンバーに入り、個人でもインカレの表彰台を経験するなど、法大女子のエースとして活躍した。しかし、インカレを最後に第一線から離れることを決断。800㍍フリーリレーは平野の水泳人生最後の種目だった。その最後に撮られたのが、この1枚。この大会で表彰台に上り次世代エースとなった柏崎に、平野がエースの座を託した瞬間であった。インカレまで残り4日。リレーを制し、念願のシード権獲得へ突き進め。
(記事:具志保志人・撮影者:中村祐吾)
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