ジャパンオープン2022（50m）
2022年12月1日(木)〜4日(日)
東京辰巳国際水泳場
トップ選手が集うジャパンオープンが行われた。2日目の400m個人メドレーでは女子主将の庄司朋世(スポ3)が夏のインカレ時よりも記録を縮め、B決勝で6位に入った。
来年のインカレでメダル獲得を狙う
1日目・2日目 結果
予選結果（女子）
| 種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 200m自由形 | 28位 | 水上夏鈴（経1） | 2分03秒90 | |
| 400m自由形 | 30位 | 篠田沙彩（経3） | 4分22秒83 | |
| 9位 | 中島千咲代（現3） | 4分16秒30 | 自己新／ B決勝へ | |
| 28位 | 松野仁衣奈（スポ1） | 4分22秒55 | ||
| 800m自由形 | 29位 | 篠田沙彩 | 9分05秒48 | |
| 9位 | 中島千咲代 | 8分48秒24 | ||
| 31位 | 松野仁衣奈 | 9分16秒63 | ||
| 50m平泳ぎ | 48位 | 猪狩彩奈（経1） | 33秒57 | |
| 41位 | 川縁茜（現1） | 33秒30 | ||
| 100m平泳ぎ | 35位 | 庄司朋世 （スポ3） | 1分11秒42 | |
| 36位 | 川縁茜 | 1分11秒52 | ||
| 100m背泳ぎ | 23位 | 関口真穂（スポ4） | 1分03秒18 | |
| 19位 | 石田瑠海（スポ2） | 1分02秒99 | ||
| 400m個人メドレー | 14位 | 庄司朋世 | 4分50秒46 | B決勝へ |
予選結果（男子）
| 種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 200m自由形 | 56位 | 西田大晟（社3） | 1分55秒16 | |
| 48位 | 三浦颯太（社2） | 1分52秒67 | ||
| 100m背泳ぎ | 25位 | 由良柾貴（社3） | 56秒30 | |
| 50mバタフライ | 39位 | 山崎寛史（経2） | 24秒94 | |
| 50m平泳ぎ | 17位 | 山尾隼人（経3） | 28秒21 | 自己新 |
| 100m平泳ぎ | 12位 | 山尾隼人 | 1分01秒11 | B決勝へ |
| 400m個人メドレー | 15位 | 神偉雄（経2） | 4分24秒07 | B決勝へ |
決勝結果（女子）
| 種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 400m自由形 B決勝 | 4位 | 中島千咲代 | 4分17秒39 | |
| 400m個人メドレー B決勝 | 6位 | 庄司朋世 | 4分51秒10 |
決勝結果（男子）
| 種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 100m平泳ぎ B決勝 | 3位 | 山尾隼人 | 1分01秒34 | |
| 400m個人メドレー B決勝 | 5位 | 神偉雄 | 4分23秒46 |
Close Up
庄司朋世
庄司は来年の集大成を見据え、着実に成果を積み上げている。大会前は「あまり良い状態ではなかった」ものの、400m個人メドレーでは予選で4分50秒46をマーク。「夏のインカレよりもタイムを上げることができたので評価できる」と語った。
自己記録の4分49秒17を出した当時と比べ、バタフライの入りが1秒以上遅れたが、強化の一環として臨んだ200mバタフライでは自己ベストを7秒近く更新。「力が付いているのを実感できた」と手応えを得た。個人メドレーでは前半部分に向上の余地があると確信している。
泳ぎ込みに加え、就職活動も始まったことで、心身ともに疲弊していたと明かす。それでもレースになれば「絶対に諦めない」と奮い立った。「悔いなく、自分が納得のできる形で競技生活を終えられるように」という強い思いが今の庄司の原動力になっている。
今大会の結果は自信に繋がるが、決して慢心はない様子。400m個人メドレーの決勝進出者は大学生が半数を占めていたからだ。「今、大学生の順位で見ると(来年のインカレでは)決勝ラインギリギリの所にいる。ライバル選手の状況を確認しながら、自分も負けじとベストタイムを更新していかないと」と気を引き締める。
最も苦手とする2泳法目の背泳ぎの強化も図っていく
冬場の目標は「きつい練習も諦めないこと」。新チーム発足時に「来年のインカレでメダル獲得」と高い理想を掲げたからこそ、自身に一切の妥協を許さない覚悟だ。（根本 成）
