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【ラグビー】関東大学リーグ戦 対専大 昨年の”上柚木の悪夢”払しょくならず… 前半戦を負け越して後半戦へ

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【ラグビー】関東大学リーグ戦 対専大 昨年の”上柚木の悪夢”払しょくならず… 前半戦を負け越して後半戦へ

関東大学リーグ戦 
対専修大学
2019年9月15日(日)
足利陸上競技場

 昨年の”上柚木の悪夢”から1年、リベンジの機会を与えられた法大だったが昨年同様少ない点差での敗北を喫した。ワールドカップ開催期間は試合が開催されないため11月までこの鬱憤は持ち越しだ。

 

shiaigo負け越しで後半戦に

試合結果

トータル試合結果

25
法大

13

前半 7

26
 専大

12 後半

19

 

ポイント詳細

2/2 1/3
0/1 G 1/2
1/0 PG 0/0
0/0 DG 0/0
T:根塚、菊田/ジョーンズ、南部
G:坂田  

※前半/後半

法政大学メンバー

No. ポジション 選手氏名 学部/学年 出身校
1 PR 宮川優也 経4 仙台育英
2 HO 濱野隼也 社3 秋田工業
3 PR 菊田圭佑 経3 仙台育英
4 LO 大澤蓮 現2 長崎南山
5 LO ウォーカーアレックス拓也 社4 東福岡
6 FL ジョーンズ杏人竜 社3 札幌山の手
7 FL 山下憲太 社3 長崎海星
8 NO.8 竹内仁之介 経4 法政
9 SH 中村翔 経4 東福岡
10 SO 館内倭人 経2 法政二
11 WTB 高橋達也 スポ2 目黒学院
12 CTB 根塚洸雅 経3 東海大仰星
13 CTB 南部翔太 経1 京都成章
14 WTB 斉藤大智 現3 黒沢尻北
15 FB 坂田龍之介 経1 東海大仰星
16 Re 森口陽介 スポ3 北園
17 Re 石母田健太 経1 国学院栃木
18 Re 橋本陸  社3 東京
19 Re 吉永昂生 現1 東福岡
20 Re 村山和優 経2 法政二
21 Re 横尾俊也 経4 法政
22 Re 萩原一輝 スポ4 茗渓学園
23 Re 安藤慧 経4 国学院栃木

 

戦評

 前節の中大戦では快勝を果たした法大。第3節の相手は昨年、ロスタイムでの逆転負けを喫した専大。「one team」のスローガンどおり、勢いに乗って白星を掴みたい。
 
 前半、序盤からスクラムでもディフェンスでも専大を圧倒する法大のプレーが目立つ。攻撃面でも、FWの大澤蓮や竹内仁之輔がタッチライン近くでボールを持ち相手のディフェンスラインを突破するなど、「勢い」のあるプレーで専大を寄せ付けない。前半開始から5分で先制トライを決める。ダブルタックルや声の掛け合いで相手の突破を許さないディフェンスや、タッチライン近くからのFWの力強い攻撃で、終始法大が優勢のように思われた。しかし前半20分、ペナルティから自陣まで攻め込まれると、ディフェンスの人数の少ない隙を突かれトライを許してしまう。それでも前半のうちにもう一度トライを取り返し、13‐7で折り返す。終始法大のペースだったとはいえ、チャンスでのミスが見受けられるなど不安の残る前半となった。

 

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先週に引き続き根塚のトライが見られた

後半、前半と同じようにスクラムやラインアウトなどで専大に競り勝っている法大。ジョーンズ杏人竜の力強い当たりや、高橋達也、斉藤大智のスピード感あるランニングが法大の「勢い」を後押しし、一時は25‐14まで差をつける。しかし専大も負けじと足を止めない。後半20分をこえた頃から足が止まりだした法大の隙を突く。足が止まり、目線の落ちた法大の、がら空きのディフェンスラインを突くと、ここから法大の「勢い」が徐々に落ちていく。
2連続で専大にトライを許し25‐26の一点差、残りの10分で逆転の可能性は十分にあった。しかしキックオフをダイレクトで外に出してしまうと、センタースクラムで法大はアングルを取られ、ペナルティキックで自ゴール前まで攻め込まれることに。それからロスタイムを含め最後までの12分間、ゴール前での苦しい場面が続いた。ボールを獲得しても相手の隙あるのスペースを攻めることができず、苦しい場面のまま試合が終了。SHの中村翔は終盤の苦しい場面を、チーム全体の「目線が寄っていた」と語る。
次の拓大戦までの約1ヶ月。今回の手痛い敗戦を糧に、終盤の疲れが出てくる苦しい場面で前を向ける法大の姿を期待したい。(小島周)

 

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悔しい敗戦となった

インタビュー

中村翔

―今日の前半を振り返って
チーム全体としては比較的前に出られていたのですが、ゴール前などの細かいところでのミスがあり、それが自分たちのチャンスを逃すこととなってしまっていました。
―後半、前半と比べると
全員の足が止まって、専大さんはそれに比べて動けていたので、それが敗因だと思います。
―ハーフというポジションから見て、チーム全体の改善点
もっと「one team」というスローガンの下、全員がアプローチできれば、良いチームとなり結果につながっていくと思います。次の試合までの1ヶ月、今日負けたことは変えられませんが次からの試合すべてに勝つ意気込みで練習していきます。
―今日の試合の位置付け
今回の試合のスローガンが「one team」、勢いに乗っていく、80分間ずっと良いプレーをするというものだったのですが、そのスローガン通りにやり切れませんでした。逆にそのスローガン通りやり切る試合ができていれば結果は違かったと思います。
―今日の試合を終え、良かった点、悪かった点
自分は試合中にまず冷静になって、チーム全体を俯瞰で見て良いところ悪いところを見つけて、それを言ってアプローチをかける。それがもっと改善できればチーム全体ももっといい方向へ向くのかなと思います。
―試合終盤、苦しい場面が続きましたが、法大はどう対処すべきか
チームとして目線が寄っていたので、それを前に向けてスペースを見つけて後ろが空いているならキックを蹴る、前が開いてるならボールを動かす。そういうスペースを見ることができればああいった場面でも自分たちのラグビーができると思います。
―次の試合に向けて
次の試合まで1ヶ月近くあるので良い練習良い準備をして、これからの試合を全部勝つつもりで頑張っていきたいと思います。

フォトギャラリー

  • andrewtry後半、ジョーンズのトライ
  • yamashitaこの試合で復帰した山下憲
  • takahashi今大会両ウイングの活躍が目立つ
  • scrum今季は強力なスクラムを組めている
  • miyagawatryトライ菊田の
  • miyagawaFWは立ってプレーする意識が根付いてきた

 

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