【バスケ】第95回関東大学1部リーグ戦 対早大 序盤劣勢も第3Qに一気に逆転!ディフェンスが機能し2連勝!!
先週ようやく初勝利を手にし、勢いに乗る法大。第5節に対するは昨季1部8位の早大。1部残留のためには何としても勝利が欲しい法大は序盤こそ攻撃がかみ合わずビハインドで折り返すも、第3Q中盤に6連続得点もあり一気に逆転。勢いそのままに7点差で試合終了。見事2連勝を飾った。
試合結果
トータル試合結果
61 法政大学 |
13 | 1Q | 19 | 54 早稲田大学 |
---|---|---|---|---|
14 | 2Q | 15 | ||
20 | 3Q | 5 | ||
14 | 4Q | 15 |
法政大学スターティングメンバー
選手名 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|
#30 水野幹太(営3) | PG | 福島南 | 19 | 6 | 1 |
#14 小野怜史(文2) | SG | 法政二 | 4 | 3 | 0 |
#34 濱田裕太郎(文3) | SG | 育英 | 0 | 5 | 3 |
CAP#15 米山滉人(営4) | PF | 湘南工科大附 | 4 | 14 | 0 |
#31 戸井堅士朗(法3) | C | 法政二 | 16 | 6 | 0 |
法政大学交代選手
選手名 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|
#1 川島聖那(法2) | SG | 福大大濠 | 14 | 4 | 0 |
#7 柴田京哉(経2) | PG | 東海大札幌 | 2 | 1 | 0 |
#24 鈴木悠介(法4) | C | 洛南 | 0 | 2 | 0 |
#51 金本一真(文2) | SF | 光泉 | 2 | 1 | 0 |
戦評
先週ようやく初勝利を手にし、勢いに乗る法大。連勝に向け、さらには1部残留に向け是が非でも白星が欲しい法大は、スターティング5に#30水野、#14小野、#34濱田、#15米山、#31戸井を揃え、必勝態勢で臨んだ。
試合開始早々、いきなり#31戸井堅士朗(法3)が魅せる。「夏場から本格的に練習している」というスリーを沈め、強烈な先制パンチをお見舞い。対して早大も#12土家を中心に攻撃を仕掛け、序盤から一進一退の展開に。中盤両チームともシュートがリングに嫌われ、膠着状態が続くも、#30水野幹太(営3)がスリーで均衡を破ると、ここから早大の猛攻。個人技が炸裂し連続得点を許すと6点のリードを許してしまう。
第2Qに入っても試合は大きく動くことはない。法大は#34濱田裕太郎(文3)と#15米山滉人(営4)のコンビネーションなどで得点を重ねるも、早大のオフェンスも負けじとフリーを作り出す動きで反撃。点差はほぼ変わらず試合は後半戦へ。
試合が動いたのは第3Q中盤。#30水野のスリーを皮切りに、懸命なディフェンスも功を奏しミスを見逃さず攻め立て一気に詰め寄ると、早大はたまらずタイムアウト。早大#12土家のファウルトラブルも絡み、勢いは緩むことなく6連続得点で8点のリードを奪うことに成功する。
最終Qに入ってもディフェンスはプレッシャーを緩めることなく、早大を勢いづかせない。スリー中心の攻めで逆転を狙う早大に対し、果敢なアタックでバスケットカウントを獲得しながら着実に得点を重ねる法大は中盤以降主導権をしっかり握り続け、7点差で振り切って見事勝利。嬉しい連勝となった。
次戦は1敗で2位につけている大東大。強力な留学生を擁する相手に対してどこまで食らい付けるか、法大の真価が問われる一戦になりそうだ。(湯浅駿)
選手コメント
戸井堅士朗(法3)
ー今日の試合を振り返って
前半負けてて、自分たちは3ピリが弱いのは分かっていたので、しっかり締めて追い上げて、最後までつなげられたのが一番でかかったかなと思います。
ー今シーズンは調子がよさそうに見受けられます。ご自身としてはどうでしょうか
とりあえず攻め気は出し続けるということを意識していて。打って入らないと前までは精神的にダメージを受けていたんですけど、切り替えを大事にするようにしています。それが結果につながっているので、続けていきたいです。
ーリバウンド、ゴール下の駆け引きなど、成長が見られる部分も多いです。意識してプレーしていることは
自分が得意なプレーを出していきたいというのがあるんですけど。ジャンプシュートが得意な分、それを打とうとしすぎてしまう場面があったので、反省しつつ丁寧にやっていきたいです。
ー前半ビハインドで終えましたが、ハーフタイムの指示は
ディフェンスはよく耐えているという感じだったので、前半のビハインドは慣れているといったらあれですけどいつも通りなので、気負わず。オフェンスでらしさを出していこうという話をしていました。
ー早稲田の#7宮本選手とのマッチアップが多かったですが、対戦してみて
高校から対戦していて、上手いのは分かっていたし。一応先輩なので負けないぞという気持ちはあったんですが、多少やられちゃったかなと。その分オフェンスで自分も頑張れたので、次は本気で全部止めるくらいの勢いでやろうかなと思います。
ー試合開始早々、スリーを打ったりとアウトサイドシュートを狙う場面も増えてきたように思います
スクリーンしてダイブというのに合わせてポップして打つ練習をしてきているので、外からのシュートも夏頃から練習しています。リーグ戦中にもっとパーセンテージを上げていきたいです。
ー明日は大東大戦になります。意気込みをお願いします
大東は留学生が相当パワフルだと思うし、そこでやられることもあると思うんですけど、変に引きずらず割り切っていきたいなと思います。
川島聖那(法2)
―今日の試合を振り返って
最初はチーム的に流れが悪かったんですけど、自分が途中から出ることによって流れを変えようと思って、ディフェンスからのブレイクというのを持ち味にしているので、それをしっかりできるように意識できたと思います。
―前半を7点ビハインドで折り返しました
得点がなかなか入らなかったんですけど、しっかり集中力を切らさずにみんなでディフェンスとか、泥臭い部分をしっかり頑張ったことはよかったと思いますし、相手のフリースローの時とかにしっかりコミュニケーションをとれたことでストレスなくできたことは大きかったと思います。
―一転して後半はディフェンスが上手くかみ合った印象でした
宮本選手に結構やられていたのでそこをケアしつつ、ヘルプとかでのカバーをしっかりしていくというところで、けっこう抑えられたので、その後の少しスリーでやられた後もチェック言ってリバウンド取るというところで抑えることができたんだと思います。
―スティールからの速攻を決める場面もありました
先週は自分はスタートで出ていたんですけど、今週は控えから出るということになっていたので、しっかり活躍してやろうという強い気持ちでディフェンスもオフェンスもチームに貢献できるように頑張りました。
―フリースローもしっかりと決めていました
自分の持ち味はドライブなんで、しっかり持ち味を出して、相手のファウルがかさんでいったところに、突っ込んでいって、今日はフリースローが8分の6だったので、今後は100%決められるようにしっかり頑張っていきたいです
―次戦は大東文化大との対戦です
さっき試合を見ていたんですけど、非常にハードなチームですし、エースにはモッチ・ラミン選手がいるので、しっかりチームで守りつつ、自分たちも持ち味をしっかり出していけばいいゲームになると思うので、今日の勢いを切らさずに明日も頑張りたいと思います。