【ハンド】2019年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第5節 対日体大 秋リーグ全勝中の相手に、何とか食らいつくも後半でリードを許し痛い敗北
2019年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第5節 対日体大
2019年9月15日(日)
中央大学多摩体育館
前節で惜しくも同点と勝ちきれなかった法大が挑んだのは、秋リーグ全勝中の日体大。前半から攻撃で勢いに乗り、あっという間に4得点を決める。日体大も黙ってはいない。速攻からどんどんと得点へつなげていく。前半は12-15で折り返す。後半も前半の勢いをお互いが維持し試合が展開。松岡寛尚(経4)などの得点で同点に追いつく。しかしその後日体大に連続得点を許すなどペースを握られ、31-26で敗北した。
試合結果
トータル試合結果
26 法政大学 |
12 | 前半 | 15 | 31 日本体育大学 |
---|---|---|---|---|
14 | 後半 | 16 |
スターティングメンバー
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 今節得点 | 今季得点 |
16 | GK | 高木アレキサンダー | 経1・市川 | 0 | 0 |
2 | CB | 山本晃大 | スポ健4・雄城台 | 7 | 31 |
3 | RB | 山本祐輝 | 社4・浦和学院 | 2 | 10 |
7 | RW | 能條裕太 | 国文4・法政二 | 2 | 14 |
5 | LB | 松岡寛尚 | 経4・藤代紫水 | 8 | 43 |
18 | LW | 小林昇太 | スポ健4・法政二 | 1 | 4 |
9 | PP | 柿沼健吾 | 社3・雄城台 | 3 | 18 |
交代選手
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 今節得点 | 今季得点 |
34 | LW | 佐々木隆斗 | 社2・浦和学院 | 0 | 2 |
4 | RB | 服部流征 |
経4・高岡向陵 | 0 | 2 |
21 | GK | 河村直人 | 生命1・昭和第一 | 0 | 0 |
27 | LB | 利光良介 | 社1・雄城台 | 2 | 3 |
22 | PP | 橋口博隆 | 社2・雄城台 | 1 | 6 |
試合後順位表
順位 | 大学名 | 勝-分-負 | 得点 | 失点 | 得失点 | 勝ち点 |
1位 | 日体大 | 5-0-0 | 162 | 120 | 42 | 10 |
2位 | 筑波大 | 3-0-2 | 143 | 113 | 30 | 6 |
3位 | 中大 | 3-0-2 | 126 | 109 | 17 | 6 |
4位 | 国士大 | 2-2-1 | 127 | 123 | 4 | 6 |
5位 | 明大 | 2-1-2 | 121 | 125 | −4 | 5 |
6位 | 法大 | 2-1-2 | 131 | 142 | −11 | 5 |
7位 | 立大 | 2-0-3 | 129 | 143 | -14 | 4 |
8位 | 日大 | 2-0-3 | 114 | 132 | -18 | 4 |
9位 | 東海大 | 1-0-4 | 103 | 123 | -20 | 2 |
10位 | 早大 | 1-0-4 | 117 | 143 | -26 | 2 |
秋季リーグ戦結果
節 | 日付 | 対戦校 | 結果 | 会場 |
1 | 8月31日(土) | 中大 | ○27–24 | 日大八幡山 |
2 | 9月1日(日) | 立大 | ●27-37 | 日大八幡山 |
3 | 7日(土) | 早大 | ○24-23 | 国士大多摩 |
4 | 8日(日) | 筑波大 | 台風のため中止 | 国士大多摩 |
5 | 14日(土) | 国士大 | △27-27 | 中大多摩 |
6 | 15日(日) | 日体大 | ●26⁻31 | 中大多摩 |
7 | 21日(土) | 日大 | ― | 日体大健志台 |
8 | 22日(日) | 東海大 | ― | 明大和泉 |
9 | 28日(土) | 明大 | ― | 国士大多摩 |
戦評
前節の国士舘大戦を同点で終えた法大。今節挑むのは現在4戦全勝で勝ち点8とし、1位の日体大。春リーグは9点差で負けており格上とも言える相手。食らいついていき、なんとしても勝ち点2を奪取したい。
日体大オフェンスで試合が開始。法大は先制を決めるとその後立て続けに3連続ゴールを決める。試合を有利に進めていたかに思えた。しかし、同点に追いつかれてしまう。その後は高木アレキサンダー(済1)の好セーブなどもあり、両者一歩も譲らぬ一進一退の攻防を繰り広げた。その状況を打破するために先に動いたのは日体大。前半15分に宮崎大輔を投入。その後法大は立て続けに失点し、一時は4点差をつけられるなど苦しい展開が続いた。しかし何とか3点差におさえ、12⁻15とし前半を終える。
後半開始早々ポストを使ったセットプレーなどが功を成し、法政有利に試合が展開していく。後半6分20秒、日体大の選手が一発退場となる。その後松岡寬尚(済3)の2連続ゴールで17-18とし一時逆転とした。その後も順調に得点を重ねていき、一時4点差まで相手を引き離した。しかしそう簡単に勝ちというものは手に入らない。法政側に一発退場などのミスが続き、一気に日体大ムードに変化する。終わってみると31-26。惜しくも勝ち点を逃してしまった。
次節は現在8位の日大。春リーグは接戦ながら勝ちをものしている相手だけになんとしても勝ち点2を手にしたい。
(海津 航)
選手インタビュー
能條裕太
—今日の試合を振り返って
後半に4点差広げた時にあのままあのまま自分たちのペースに持って行ければよかったが3枚目の子が退場してから集中力を切らしてしまい結局追いつかれてしまってダラダラいってしまったので勿体なかった。
ー昨日の国士舘大戦の引き分けから今日の試合までのチームの雰囲気は
春1番点差をつけられて負けてるチームだったのでそのチームに対して引き分けまで持っていけたということはチームとして成長してるということなので引き分けに対してはみんなポジティブに捉えていて自信になった。雰囲気自体は全然悪くなかった。
ー個人的に何か行ったことは
日体は相性が悪いんですけど、できるだけシュートを外さないようにしようとしたが前半結構外してしまったのでそこが修正できなかったのは悔しいかなと思います。
ー後半の相手の一発退場からの一時逆転となる2連続をゴールを決めました。どのような気持ちでしたか
前半結構外してしまい、このままだとチームにとってマイナスなだけなのでシュート決めた時は安心したというかほっとしました。
ー次の日大戦への意気込み。
日大は春勝っているチームだが、筑波大に勝つような春より伸びてきているチームだけど勝てる相手だと思うので今日出た反省点をチームでミーティングで話して勝ちに繋げていきたいと思います。
利光良介
—今日の試合を振り返って
点を取れたのは良かったけど、途中から出る選手なので、 ミスをしないようにしていきたいと思います。
—前半厳しい時間帯での得点がありました
相手が5人で、(山本)晃大さんからアドバイスをもらっていたので、その通りにできたと思います。
—ほかの1年生の活躍をどう思われますか
(高木)アレキサンダーが頑張ってくれているので、他の1年生も、アレキサンダーについていくような感じで練習を頑張っています。
—最後に時節日大戦に向けて一言
スタメンではないけれど、ポイントで代わる選手なので、ミスしないようにして、チームにプラスになるようにやっていけたらと思います。
フォトギャラリー
- 攻守のかなめともいえる山本晃
- 日体のシュートに耐えしのいだ高木
- キーパーとの一対一を確実に決める柿沼
- 一年生ながら安定した得点力を見せるの利光
- 今節もチーム最高得点の松岡
- 日体の体を張った守備を受ける小林
- 同点に沸くベンチ
- 敗北をかみしめる選手たち