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【準硬式野球】東京六大学準硬式野球木村杯新人戦 準決勝 対慶大/決勝 対明大 決勝では明大に最終回で逆転勝利を飾り、春秋連覇で今年度の戦いを終える

準硬式野球

【準硬式野球】東京六大学準硬式野球木村杯新人戦 準決勝 対慶大/決勝 対明大 決勝では明大に最終回で逆転勝利を飾り、春秋連覇で今年度の戦いを終える

東京六大学準硬式野球木村杯新人戦
準決勝 対慶大/決勝 対明大
2019年10月27日(日)、28日(月)
早大東伏見グラウンド

リーグ最終戦から一週間後に行われた東京六大学木村杯秋季新人戦。法大は、準決勝で昨季決勝で勝利を収めた慶大と対戦。6回に横田涼(社2)の2ランで先制に成功すると、7回に1点差まで迫られるも3-2で勝利を収めた。そして決勝では明大と対戦。8回に勝ち越しを許し、連覇に向けて苦しい展開となったものの、最終回に2死一塁から近藤匠(経1)が適時三塁打を放ち同点に。暴投や古屋一輝(経1)の適時打で逆転勝利を収め、新人戦連覇を成し遂げた。そして最優秀新人賞は近藤が受賞した。

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2季連続新人戦を制した法大

準決勝(対慶大) 試合結果

トータル試合結果

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
法大 0 0 0 0 0 2 1 0 0 3 8 2
慶大 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 2 0

(法大)○長谷川、湯浅、西村ー渡邉、堀尾
(慶大)●沼、丸田、和田ー道本

本塁打:横田(6回、2ラン)
二塁打:八木(8回)
盗塁:古屋(1回)、伊藤駿(6回)、堀江(9回)

打撃成績

打順 位置 選手名 出身校 打数 安打 打点 四死球
1 (8) 八木達也(社2) 日大三 4 2 0 0
2 (9) 古屋一輝(経1) 健大高崎 2 1 0 3
3 (2) 渡邉慶輝(現2) 上田西 3 0 0 0
  2 堀尾浩誠(社1) 報徳学園  1   0  0  0 
4 (5) 堀江悠介(経2) 健大高崎 3 1 0 2
5 (4) 細木雄斗(社2) 報徳学園 5 1 1 0
6 (7) 名取徹(社2) 法政二 3 1 0 2
7 (3) 横田涼(社2) 日大二 4  1  2 0
8 (1) 長谷川遼(社2) 法政二 2 0 0 0
  PH 神野義之助(経2) 法政二 0 0 0 1
  PR 伊藤駿紀(社1) 法政二 ー  ー 
  1 湯浅創太(経2) 國學院久我山 ー  ー  ー 
  PH 長田陸玖(法2) 法政二  1
  1 西村勇輝(経2) 日本文理  ー ー  ー  ー 
9 (6) 近藤匠(経1) 札幌第一 4 1 0 0
  6 中井雄也(社1) 済美  ー ー  ー  ー 
 

投手成績

  被安打 奪三振 四死球 自責点
長谷川 5 1 1 3 0
湯浅 2 1 0 1 2
西村 2 0 1 2 0
 

決勝(対明大) 試合結果

トータル試合結果

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
法大 0 1 0 0 1 0 0 0 3 5 6 0
明大 1 0 0 0 0 1 0 1 0 3 7 3

(法大)石橋、○湯浅、春ー堀尾
(明大)岩田、●高島ー城島、永井

三塁打:近藤(9回)
二塁打:八木(3回)、古屋(9回)
盗塁:堀尾(5回)、堀江(5回)
併殺:堀江(5)-細木(4)-横田(3)(3回)

打撃成績

打順 位置 選手名 出身校 打数 安打 打点 四死球
1 (8) 八木達也(社2) 日大三 3 1 0 2
2 (9) 古屋一輝(経1) 健大高崎 2 1 1 1
3 (2) 堀尾浩誠(社1) 報徳学園 5 1 0 0
4 (5) 堀江悠介(経2) 健大高崎 3 0 0 1
5 (4) 細木雄斗(社2) 報徳学園 4 1 0 0
6 (7) 名取徹(社2) 法政二 3 1 0 0
  PH 藤平心(社1) 藤代 0 0 0 1
  PR6 中井雄也(社1) 済美
7 (3) 横田涼(社2) 日大二 3 0 0 0
  7 松本翔三郎(経1) 法政
8 (1) 石橋錬(社2) 遊学館 1 0 1 1
  PH 狩谷佳孝(社2) 法政 1 0 0 0
  1 湯浅創太(経2) 國學院久我山
  PH 長田陸玖(法2) 法政二 1 0 0 0
  1 春翔一朗(経1) 静岡
9 (6)3 近藤匠(経1) 札幌第一 4 1  1  0
 

投手成績

  被安打 奪三振 四死球 自責点
石橋 5 2  5 4 1
湯浅  3  5  1 1 2
1 0  0 0 0
 

準決勝戦評 

 リーグ戦終了後の風物詩、新人戦。未来の六大学準硬式野球を背負う若き選手達がしのぎを削る舞台である。春の新人戦で優勝を果たした法大は2季連続での優勝をつかむべく、慶大との一戦に臨んだ。

 先発のマウンドには長谷川遼(社2)。直球系の球種と変化球で緩急をつけながら低めに制球し、走者を許しながらも要所での集中力を見せ5回まで1安打無失点。「緊張した」と振り返りながらも試合を作りマウンドを降りる。すると6回、長谷川の好投に打線が応える。1死後、名取徹(社2)が四球で出塁すると、打席には横田涼(社2)。2球目を振り抜くと、打球は美しい放物線を描き右翼奥へ突き刺さる2点本塁打に。待望の先制点が期待の長距離砲のバットから生まれる。続く7回にも、1死二、三塁から細木雄斗(社2)の内野安打でリードを3点に広げる。

 継投のバトンを受けたのは湯浅創太(経2)。今やブルペンに欠かせなくなった左腕リリーバーは6回を完璧に封じ込めたものの続く7回。2連続の失策と犠打、四球で1死満塁のピンチを迎える。ここで8番打者に中堅への2点適時打を浴びてしまう。続く打者を打ち取ったものの、嫌な流れは払しょくしきれない。しかし、復活の右腕が試合を決定づける。8回のマウンドには『皇帝』西村勇輝(経2)。けがで実戦から離れていた背番号13番は、登板した最初の回こそ走者を背負ったものの、得意の速球でコーナーを突き無失点で切り抜け、9回はテンポ良く三者凡退でゲームオーバー。3-2で勝利し、決勝戦への切符を勝ち取った。

(記事:磯田健太郎、写真:梅原早紀)

yokota2 R6回に横田の2点本塁打で先制に成功

決勝戦評

 手に汗握る準決勝、慶大戦を見事勝利し、一夜明け、決勝を迎えた法大。決勝の相手は宿敵明大。2季連続優勝を狙う法大は、2年生の石橋錬(社2)をマウンドに送った。

 先攻の法大は初回、1死一、三塁の好機を作る。しかし、4番の堀江悠介(経2)が併殺となり、好機をものに出来ず、攻守交代となる。するとその裏、明大打線を2死まで抑えるも、3番打者に二塁打を放たれる。続く4番打者に中堅へ適時打を打たれあっさり先制点を許してしまう。

 しかし2回表、先頭の細木雄斗(社2)が内野安打で出塁すると、6番名取徹(社2)も右前安打で続く。7番横田涼(社2)がしっかり犠打を決め、1死二、三塁の好機を作る。続く8番石橋の内野ゴロの間に1点を取り、すぐさま同点に追いつく。その後、互いに走者は出すも1点が遠く接戦が続く。だが5回表、法大は2死一塁から走者の堀尾浩誠(社1)が盗塁を成功させ、二塁に進む。続く4番堀江の打球が敵失を誘い、走者の堀尾が生還。無安打で勝ち越しに成功する。先発の石橋は、5回2安打1失点と先発の役目をしっかり果たしマウンドを降りる。

 6回から法大投手陣を支える左腕、湯浅創太(経2)が登板する。2死まで完璧に抑えるも、4番打者に右翼線へ二塁打、5番打者にも中堅へ適時二塁打と2者連続で安打を許し、同点に追いつかれる。

 そして8回裏、1死から3番打者に左中間へ三塁打を打たれる。その後2死となるも6番打者に左前適時打を放たれ、勝ち越しを許してしまう。迎えた最終回は、先頭の代打で出場した藤平心(社1)が四球で出塁。その後、連続で三振を奪われ、2死一塁となる。不穏な空気が流れる中、打席に立ったのは、準決勝にて好守で活躍した近藤匠(経1)。初球から振り抜いた打球は、右中間を深く破る適時三塁打となり藤平の代走・中井雄也(社1)が生還し、同点に追いつく。近藤の一振りで一気に流れは法大ムードになる。続く1番八木達也(社2)の打席で、相手投手が暴投。これにより三塁走者の近藤が生還し、逆転に成功する。八木は四球で出塁し、続く打者は春の新人戦で活躍を見せた2番古屋一輝(経1)。中堅へ二塁打を放ち、暴投の間に二塁に進んでいた八木が生還し、点差を2点とする。

 9回裏、マウンドに上がったのは1年生ながら法大投手陣の一角を担う春翔一朗(経1)。危なげなく打者3人を完璧に抑え、見事昨季に続き2季連続で新人戦優勝を果たす。最優秀新人賞は、9回に同点適時三塁打を放った近藤匠が選出された。今季リーグ戦を4位で終え悔しい結果になったが、新人選手の実力が証明される大会となった。期待の新人と主力の3年生が融合する来季が待ち遠しい。

(記事:渡辺光我、写真:梅原)

kondo R最終回2死一塁の場面で適時三塁打を放った近藤

選手インタビュー(※準決勝終了時)

長谷川遼

—準決勝を振り返って
走者は出していましたが、ここ一番の場面で集中して、ミスなく投げきれたのが良かったです。

—久しぶりの登板になったがどのような意気込みで臨んだか
僕らは登板機会が少なく、いつ最後になってもおかしくないと思って投げたので、今日が最後になるかもしれないという気持ちで気合を入れて臨みました。

—試合途中で捕手が交代したことについて
僕もびっくりしました。堀尾(浩誠、社1)が上手くタイムをかけて、マウンドに来てくれたので、落ち着いて投げることができました。

—新人戦の目標は
新人戦2連覇ですね。先輩たちがリーグ戦、タイトル無く終わってしまったので、僕らの代は新人戦は二連覇して、自分たちの代になった時に自信を持ってリーグ戦に臨みたいと思います。

—長谷川投手の意識しているところや武器について
ここ一番の場面での集中力はみんなに負けないと思います。ピンチの場面での投球は僕の武器です。

—来季以降の個人の目標は
リーグ戦に先発して試合を作れるような投手になりたいです。

—チームとして明日の決勝に向けて
相手が明治大学で強いと思いますが、僕たちのベンチの雰囲気や試合の空気を僕らのペースでいけば勝てると思うので、みんなで団結して頑張りたいです。

横田涼

―準決勝を振り返って
接戦の中で勝ちきれたというのが良かったなという試合でした。

―慶大の印象は
こっちがピンチになったときとかに、声や雰囲気に勢いがあったので、怖いなと感じるチームでした。

―新人戦に臨むうえでのチームでの目標は
今年リーグ戦(優勝を)取れなくて、無冠という中だったので、新人戦に勝ってタイトルを取ろうという意気込みでした。

―個人の目標は
リーグ戦はなかなか出場機会がないので、新人戦でなんとか結果を出したいと思っていました

―3打席目に先制の2点本塁打を放ちましたが、打席での狙いや意識は
前の二打席でずっとストレートで抑えられていたので、振り負けないように、という意識がありました。

―外野から一塁へのコンバートとなったそうですが守備について
まだあまり慣れていないので、これからもっと練習したいですね。

―今後の目標は
来年はリーグ優勝がもちろん目標になってくると思うのですが、その中に力として少しでも加われるようにやっていきたいと思います。

―決勝戦に向けて意気込みをお願いします
絶対に優勝を勝ち取りたいので、チーム一丸となって、接戦になるとは思いますがものにしたいなと思います。

選手インタビュー(※決勝終了時)

石橋錬

―決勝を振り返って
久々の試合だったので、プレッシャーのかかる場面もありましたが、仲間の支えと声援で幾度となく助けられました。ベンチワークでは神野(義之助、経2)と前芝(航太、営2)が一番支えてくれたかなって思います。

―先発のマウンドに上ってみて
懐かしい景色が広がっていました。

―投球について心掛けていたことは
守備につく皆の集中力が切れないように、イニングごと長引かせることが無いように意識をしていました。

―投球内容については
まだまだ満足は出来ない投球でした。フォアボールが多かったです。

―今日の登板にご自身で点数をつけるとしたら
久しぶりということもあって70点くらいですかね(笑)。

―今後へ向けての課題や目標は
投球感覚を取り戻して、長いイニングを投げられるように頑張りたいです。

―2季連続新人戦優勝となったが
この調子でこれからもタイトルを獲れるように頑張りたいです。

―今後に向けて意気込みをお願いします
僕たち2年生の代のトレンドマークは笑顔なので、笑顔を絶やさずこれからもやっていきたいと思います。

近藤匠

―決勝を振り返って
先制点を取られてしまいましたが、チームがまとまり同点に追いつけました。8回に逆転をされてしまいましたが、最終回、前の打者が繋いでくれて、自分も繋ごうと考えていた結果、安打が出ました。その後、(古屋)一輝の安打などで、結果的に優勝できて嬉しかったです。

―9回2死の場面での打席はどのような意識で臨んだか
2死一塁で、後ろに良い打者である八木(達也)さんがいたので、繋ごうと思い、食らいついて、初球から行こうと考えていました。

―準決勝では攻守が目立ったが、守備で意識していることについて
打者によって、少し守備位置を変えて守っていて、結果的にそこに球が飛んできてくれたという感じです。守備位置の変化を意識していました。

―MVPを獲得について
嬉しかったです。もっともっと上手くなれるように毎日練習を頑張っていきたいです。

―新人戦に向けてどういった取り組みをしていたか
筋トレをして身体を強くして、主に振り込みをしていました。

―今の課題について
打撃面で初球から打ちすぎる雑な部分です。もう少し決め球を決めて、打席に入ることが出来ていなかったです。

―来季以降の目標は
4年生が達成できなかったリーグ優勝に力になれる選手になれるよう頑張りたいです。

古屋一輝

―決勝を振り返って
明大が強いという中で、出来るだけ点を取って、普段出ていない選手が出場できるようにしたかったのですが、なかなかそうはいきませんでした。しかし、最後まで諦めなかった結果が優勝という結果に繋がりました。また昨日、母校である健大高崎高校が、秋季関東大会で優勝し、明治神宮大会の関東代表になったので、自分も新人戦で優勝してやろうという気持ちが強かったです。

―適時二塁打を放った打席はどういった意識で臨んだか
正直あまり球が見えていなく、スライダーを空振りして、どうしようかなと思っていた中で、なんとか食らいついていこうと考えたら良いところに打球が飛んでくれました。

―2番打者としてどのような役割を果たしたいと考えていたか
春の新人戦では9番で結果を出し、2番となり、犠打はそこまで苦手意識はなく、打撃で期待されていると思ったので、八木(達也)さんも出て、後ろにつなぐことを意識していました。

―健大高崎高校出身だが、走塁で意識していることについて
今日のように左投手だと、直接走者と目が合うので、そこで大きくリードを取ったり、走る雰囲気出したり、与えられるプレッシャーをかけることです。投手が盗塁あると考えたら、ストレートが増え、打者がストレートを張りやすくなるので、仕掛けることもありますが、打者に打たせやすい環境を作ることを意識しています。

―新人戦に向けてどういった取り組みをしていたか
平日も打撃をずっとやっていました。集まれる同期で一本バッティングを行い、実戦に備えてきた成果が出て良かったです。

―今の課題について
明大の高島(泰都)さんのようなストレートが速い本格派の投手でも、しっかりストレートをとらえきれるように、この冬にスイング強化をしていきたいです。

―来季以降の目標は
(中川)大輔さんや(大石)悠月さん、南(太貴)さんの代になり、少ないチャンスかもしれませんが、チャンスをものにして試合に出られるように頑張っていきたいです。

準決勝フォトギャラリー

  • hasegawa R先発の長谷川は5回無失点の好投
  • yuasa Rリーグ戦に続き新人戦出場の湯浅
  • nishimura R清瀬杯以降肘のけがにより登板が無かった西村は復活の兆しを見せる
  • yokota R6回に右翼への2点本塁打を放った横田
  • hosoki R内野安打で追加点をあげた細木
  • huruya R初回に安打を放った古屋
  • yokota2 R6回に横田の2点本塁打で先制に成功

決勝フォトギャラリー

  • kondo R最終回2死一塁の場面で適時三塁打を放った近藤
  • yagi R3回に二塁打を放った八木
  • horio R決勝で先発のマスクを被った堀尾
  • huruya2 R最終回に貴重な追加点をあげた古屋
  • ishibashi R先発のマウンドに立った石橋
  • haru R春は最終回を無安打に抑える好セーブ
  • DSC 2169 R近藤の生還に喜ぶ法大ベンチ
  • DSC 2275 R表彰式後の選手たち(左は最優秀新人選手賞を受賞した近藤)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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