2020年7月5日(日)
RKUフットボールフィールドA面
待ちに待った関東リーグが開幕。開始直後に平山駿(経4)のオープニングゴールで先制に成功するも、コーナーキックからオウンゴールで同点とされる。後半にも一瞬で裏をとられ逆転ゴールを許し、終盤押し込み続け迫るもゴールが遠く1-2で敗戦。開幕は黒星発進となった。
試合結果
トータル試合結果
1 法政大学 |
1 | 前半 | 1 | 2 早稲田大学 |
---|---|---|---|---|
0 | 後半 | 1 |
試合スタッツ
時間 | 経過 | 大学 | 選手名 | 得点経過 |
---|---|---|---|---|
6分 | 得点 | 法大 | 平山駿 | 1-0 |
19分 | 得点 | 早大 | オウンゴール | 1-1 |
53分 | 得点 | 早大 | 梁賢柱 | 1-2 |
61分 | 交代 | 法大 | 陶山→高木 | |
64分 | 交代 | 法大 | 竹本→田中 | |
76分 | 交代 | 法大 | 服部→今泉 | |
90分 | 交代 | 法大 | 佐藤大→中井 |
スターティングメンバー
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 成績(出場・得点) |
1 | GK | 近藤壱成 | 経済2・ジュビロ磐田U18 | 1・0 |
16 | DF | 陶山勇磨 | 現福3・帝京第三高 | 1・0 |
5 | DF | 宮部大己 | 経済4・法政第二高 | 1・0 |
4 | DF | 鳥居俊 | 理工4・東京ヴェルディY | 1・0 |
23 | DF | 関口正大 | 現福4・新潟明訓高 | 1・0 |
28 | MF | 松井蓮之 | スポ3・矢板中央 | 1・0 |
10 | MF | 長谷川元希 | 現福4・大宮アルディージャY | 1・0 |
9 | MF | 平山駿 | 経済4・三菱養和SCY | 1・1 |
11 | MF | 服部剛大 | 社会4・横浜FCY | 1・0 |
7 | MF | 竹本大輝 | 経済4・成立学園高 | 1・0 |
20 | FW | 佐藤大樹 | 経済3・コンサドーレ札幌Y | 1・0 |
サブメンバー | ||||
---|---|---|---|---|
12 | GK | 大塚紀人 | スポ3・三菱養和SCY | 0・0 |
2 | DF | 森岡陸 | 現福4・ジュビロ磐田U18 | 0・0 |
3 | DF | 高木友也 | 経済4・法政第二高 | 1・0 |
24 | DF | モヨ・マルコム強志 | 現福1・東福岡高 | 0・0 |
6 | MF | 佐野皓平 | 現福4・清水エスパルスY | 0・0 |
8 | MF | 今泉富 | 現福4・浜松開誠館高 | 1・0 |
14 | MF | 田部井涼 | 経済3・前橋育英高 | 0・0 |
17 | FW | 田中和樹 | 社会3・浦和学院高 | 1・0 |
18 | FW | 中井崇仁 | スポ3・尚志高 | 1・0 |
※成績は試合終了時のもの
試合後順位表
順位 | 大学名 | 勝点 | 試合数 | 勝-分-負 | 得点/失点 | 得失点 |
1位 | 専修大 | 3 | 1 | 1-0-0 | 4/2 | 4 |
2位 | 慶應義塾大 | 3 | 1 | 1-0-0 | 3/2 | 2 |
3位 | 早稲田大 | 3 | 1 | 1-0-0 | 2/1 | 1 |
4位 | 明治大 | 3 | 1 | 1-0-0 | 1/0 | 1 |
4位 | 桐蔭横浜大 | 3 | 1 | 1-0-0 | 1/0 | 1 |
6位 | 筑波大 | 0 | 1 | 0-1-0 | 0/0 | 0 |
6位 | 順天堂大 | 0 | 1 | 0-1-0 | 0/0 | 0 |
8位 | 立正大 | 0 | 1 | 0-0-1 | 2/3 | -1 |
9位 | 法政大 | 0 | 1 | 0-0-1 | 1/2 | -1 |
10位 | 国士舘大 | 0 | 1 | 0-0-1 | 0/1 | -1 |
10位 | 駒澤大 | 0 | 1 | 0-0-1 | 0/1 | -1 |
12位 | 中央大 | 0 | 1 | 0-0-1 | 2/4 | -2 |
前期リーグ途中経過
節 | 日付 | 対戦校 | 結果 | 会場 |
1 | 7月5日 | 早大 | ●1-2 | RKUフットボールフィールドA面 |
2 | 7月12日 | 桐蔭横浜大 | RKUフットボールフィールドB面 | |
3 | 7月18日 | 慶應義塾大 | RKUフットボールフィールドB面 | |
4 | 7月26日 | 専修大学 | 未定 | |
5 | 8月1日 | 駒澤大 | 未定 | |
6 | 8月9日 | 立正大 | 未定 | |
7 | 8月15日 | 筑波大 | 未定 | |
8 | 8月29日 | 国士舘大 | 未定 | |
9 | 9月5日 | 明治大 | 未定 | |
10 | 9月12日 | 順天堂大 | 未定 | |
11 | 9月19日 | 中央大 | 未定 |
マッチレポート
待ちに待った日がやってきた。茨城県で集中開催となった関東リーグ前期開幕戦。新ユニフォームを身にまとい、法大は難敵早大を相手に迎えた。スタートダッシュに成功するためにはなんとしても勝利したい一戦だ。
スタメンには関東リーグ初出場のGK近藤壱成(経2)、左サイドバックに陶山勇磨(現3)らが名を連ねた。序盤から服部剛大(社4)、竹本大輝(経4)のサイドアタックで積極的に攻め込む。すると6分、竹本が右サイドから中央マイナス気味にグラウンダーのパスを送ると競り合いになり、こぼれたボールを平山駿(経4)が受ける。これを持ち込み、股抜きのシュートをゴール左に突き刺し、オープニングゴールを奪った。しかし19分にコーナーキックを与えると、右からインスイングのボールをクリアし切れず、ファーに流れたボールは法大の選手に当たりそのままゴールに吸い込まれオウンゴールに。試合を振り出しに戻す。残り時間もサイドからのクロスやセットプレーからゴールを狙うも、相手GKの好セーブもあり、そのまま同点で試合を折り返す。
臨んだ後半は53分、相手右サイドバックからの対角へのロングボールを跳ね返しきれず、こぼれたボールを拾った早大の梁賢柱に左足でシュートを決められ、勝ち越しを許す。早く同点に追いつきたい法大は高木友也(経4)、田中和樹(社3)、今泉富(現4)らを立て続けに投入。関口正大(現4)や田中のクロスから佐藤大樹(経3)を狙う形や、中央は長谷川元希(現4)、平山らのコンビネーションでゴールを狙うが、どこか選手それぞれがかみ合わず、どれもゴールに結びつかない。引き続き押し込み続け、90分には中井崇仁(スポ3)を投入するもゴールネットは揺らせず1-2で長い笛。開幕白星スタートとはならなかった。
先制するも逆転を許し、攻守共に空回りな印象を残した開幕戦。試合後関口主将はチームの課題を口にした。次節の相手は昨年インカレで苦い思いをした桐蔭横浜大。嫌なイメージと梅雨空を払拭するような快勝に期待しよう。(記事・写真/磯田健太郎)
選手コメント
関口正大
ー今日を振り返って
試合が行えることにみんな感謝してプレーしようということは意識していて、開幕戦を勝利で飾ろうという思いもあった中で、先制しながらも勝ちきれなかった点が非常に悔しいと感じています。
ー開幕戦に向けて準備したことは
あたらしいフォーメーションを今年からやり始めて、その中で長谷川(元希)と平山(駿)を生かしながら、1トップの佐藤(大樹)の動き出しも狙いつつ長短のパスを使うことを狙っていました。ですが、相手のフォーメーションや守備の仕方は対外試合ができなかったことで上手く対応することができませんでした。
ー先制に成功しましたが、前半の具体的な狙いは
試合の入りはタテに、裏に長いパスを使いながら入っていこうという話はしていました。その流れで先制点を取るまでは上手くいっていたのですが、その後のゲーム運びの所でセットプレーが続いたところで耐えきれなかったのは自分たちの弱さだなと感じました。
ー同点でハーフタイムを迎えましたがどのような話を
やっているサッカー自体は悪くなかったので、このまま続けることと、ビルドアップのところでサイドバックが高い位置をとりながらやっていこうと話していました。交代選手の役割についても、常には言われているのですが、準備をしっかりやっていこうということでした。
ー今日の試合で課題に感じられたことは
個人的には自分のミスで失点してしまって、サッカーはミスがつきものなので、自分で切り替えてやっていければよかったのですが、自分がプレーで引っ張っていくことを個人でもう一度考えないといけないと思いました。また、チームとしてもリードされたときに消極的になるのではなくて、積極的にゴールを狙ってシュートをうってもよかったなと感じています。
ー反対に収穫となったことは
対外試合ができていなかったので、今日試合ができたということは今後に生かして、次は勝っていかないといけないですね。
ー現状開幕している大学スポーツはサッカーだけだと思いますが、この状況について関口選手はどのように考えていますか
サッカーが先人を切って大学スポーツを引っ張っていこうということは中野先生(関東大学サッカー連盟理事長)も言われていて、自分たちが良い手本になれるようにピッチ外の部分でも気を配りながらやっていこうと思います。やはりスポーツのある世の中に戻るべきだと僕も思うので、少しでも世の中を活気づけられたらなと。
ー次節に向けて
リーグ戦はどこまでできるか分からないですが、一戦一戦無駄にせずに勝負にこだわって、次は勝てるようにまた一週間良い準備できるようにやっていきたいと思います。
佐藤大樹
ー今日を振り返って
入りの部分で一人一人が高い意識で攻守に取り組んで、点もとれましたが、セットプレーやちょっとした隙で失点してしまって、そのようなところで失点してしまうと流れも変わってしまいますし、チームの課題として改善しないと勝てないなという試合でした。
ー早大の印象は
しっかりと後ろから組み立てて、最後はゴールまでつながるチームだと思っていて、しっかりハメて、サイドで限定して奪うことなどをチームでやっていたのですが、(早大の)組み立てに対してうまくハマらない時間もあって、そういう(うまくいかない点が)負けにつながってしまったのではないかと感じています。
ー前半を振り返って
裏に抜けるタイミングであったり駆け引きの所では意識してやっていたのですが、味方と合わなかったり、ミスから流れが変わってしまったりという部分があって、自分も駆け引きやタイミングを味方と共有できなくて、つながらないシーンが多くなってしまいました。
ー佐藤大選手個人で今日収穫になったことは
試合の中で修正することの大切さを感じたことが収穫になったと思っていて、上手くいかない時間だからこそ味方と話して自分の動き出しを変えていかないとと感じた試合でした。
ー現状開幕している大学スポーツはサッカーだけだと思いますが、この状況について佐藤大選手はどのように考えていますか
このご時世でも開幕してくれることには感謝というか、素晴らしい環境にあるということを感じますし、いろいろな支えがある、支えられているおかげでこの試合があると改めて感じたので、それを忘れずにやっていきたいです。
ー次節に向けて
次は絶対に負けられないので、今回の課題をみんなで修正して、次こそは絶対に点を決めて勝ちたいですね。