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【準硬式野球】SUMMER CHALLENGE CUP開幕直前特集 幹部インタビュー編 ~中川大輔、水谷憲正、鎌田航平~

2020年8月22日(土)
オンライン

8月25日に開幕するSUMMER CHALLENGE CUP。開幕を直前に控えた選手たちの『今』を伺うべく取材を敢行。今回は幹部編、中川大輔(社4)、水谷憲正(経4)、鎌田航平(社4)のインタビューをお届けする。(新型コロナウイルス感染拡大防止のため、取材はオンラインで実施)

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主将がチームをけん引する

選手インタビュー

中川大輔主将

-大会直前の今のお気持ちは
全日本大会がなくなってしまった時はモチベーションに影響が出てしまったのですが、代替大会が開催されるということで、そこで優勝できるように今は頑張っています。

-3月の関東選手権では決勝で敗れてしまいましたが、どのように気持ちを切り替えたのでしょうか
負けてはしまいましたが、決勝まで行けたというのはチームの自信にはなりました。負けてしまったのは仕方がないことなので、次に向けて切り替えて行こうということでなんとか再スタートしました。

-その後緊急事態宣言が出た影響で練習が中断になってしまいました
4月頭には中断という形になりました。中断中は全く体を動かさないのもよくないので、朝ランニングしたり、バットを振ったり、毎日体を動かすことは気をつけていましたね。

-主将として、チームにはどのように気を配ったのでしょうか
特別なことはしてないですが、体は動かしておくように声はかけていました。

-中断中に春季リーグや全日がなくなってしまいましたが、その時感じたことは
残念ではありましたが、仕方がないのかなという気持ちもありました。

-代替大会の開催について思うことは
試合ができることはやっぱり嬉しいので、感染対策に気をつけながら試合に臨もうという気持ちです。

-現在はどのように練習に取り組んでいますか
チーム全員で60〜70人ほどいるのですが、2班に分かれて練習しています。全員で集まってはできないので、主力メンバーとサブに分かれて練習しています。対外試合は1試合しかしていないので、ぶっつけ本番に近いところはありますね。

-関東選手権の結果も通して、現在代替大会に向けて期待している選手は
1年生の鈴木と福本ですね。主力として期待しています。下級生主体のチームなので、負けじと4年生も頑張ろうという感じです。

-大学生活も終わりが近いですが、準硬での4年間はいかがでしたか
自分の思うように野球ができていることが多かったので、楽しかったなと素直に思います。主将としても、自分ではやれている感じがありますが、周りはどう思ってるのかなという感じですね。

-大会に向けて一言
コロナウイルスの影響で難しい期間がありましたが、この大会での優勝を目指して頑張ってきましたし、春の大会で負けた悔しい思いはもうしたくないので、頑張ります。

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中川 大輔(なかがわ・だいすけ)
社会学部4年
日大三高出身・右投右打・外野手
『長く法大を支える右の好打者。主将として、打線の核として、チームに全てを捧げる。』

水谷憲正 副将

-大会直前の今のお気持ちは
このような状況で大会が行えることにチームとしても本当に感謝していますし、個人としても、チームを支えることに徹したいと思っています。

-関東選手権での敗戦から、どのように切り替えたのでしょうか
ピッチャー陣の後半の失点で負けてしまったので、練習から試合を想定して練習することや、ピッチャー陣でミーティングをして、大会からの切り替えを意識して取り組んでいました。

-その後すぐ中断期間になってしまいましたが、どのように過ごされていましたか
ピッチャー陣のLINEグループがあったので、コロナウイルスの感染予防対策をしっかりとしながらトレーニングをすることの指示や、ピッチャーの特徴に合わせたメニューを作って、グループに流していました。投手責任者として、投手陣1人1人と話して、意識を変えることに取り組みました。誰かがやるべきという意識がこのチームにはあるので、自分が率先してやることで、その姿勢が試合には出ると思っているので、意識改革には積極的に取り組みました。

-春季リーグ戦や全日が中止になってしまいましたが、そのことについてはどのように感じていますか
こればっかりはぼくたちにはどうしようもないので、1人の人間として、大人として割り切って、秋リーグは幸いあるようなので、そこに照準を合わせてやっていこうと。

-練習が再開した6月末からはどのように取り組んでいますか
体が動かせなかった分トレーニングにも取り組みましたし、ピッチャーは投げ込むことが1番だと思っているので、調子を見ながらプルペンに入らせて、ピッチャーは何より試合を意識して練習するのが1番だと思うので、いつ試合になってもいい状況を作るためにも、一球一球考えさせながら練習させていました。

-大学生活も残り少ないですが、4年間を振り返ると
1年生の春のうちから投げさせてもらっていたのですが、学年が上がるにつれて結果が出ないこともあって、今回もベンチには入らない予定なのですが、それもいい経験だと思いますし、辛いこともありましたが、4年生になった今感じるのは、このチームで本当に良かったということです。

-期待している選手は
1人が前芝ですね。自粛期間の前から僕と一緒にトレーニングをして、自粛開けの練習でも前芝中心に、投げ込みをさせていたので、
本人にも自覚は出てきていると思いますし、長いイニングを投げられるので、前芝は注目しています。もう1人は伏見ですね。関東大会は僕の采配ミスで点を取られてしまって、それからずっと練習してきていて、本人も変化球を増やして、三振が取れるピッチャーになってきていると思うので、活躍してくれるんじゃないかなと思います。

-大会に向けて
ピッチャーを中心に守りでリズムを作るチームだと思うので投手陣から相手のチームを圧倒して、優勝したいです。

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水谷 憲正(みずたに・けんしょう)
経済学部4年
聖望学園高出身・右投右打・投手
『投手陣を統率するブルペンの兄貴分。冷静な観察眼と判断力で投手運用を支える。』

鎌田航平 副将

―大会に向けてチームの状態はどうか
試合をこなすということはあまりできなかったのですが2班、3班に分けて別々の練習の中、個人個人がそれぞれ試合に向けて取り組んできたのでチームの状態は悪くないと思います。

―このコロナ期間にどういった練習をしてきたか
3班に分けバッテリーと野手でそれぞれ分かれて人数が少ない中で試合を想定してノックを受けたり、バッティングをやっていきました。

―全日とリーグ戦が中止になってしまったことについて
僕たちの代で全日が決まったのに無くなってしまい、4年生はモチベーションの低下があったんですけど、この代替大会が開催されることになりそこでまたモチベーションが上がり、この大会で優勝するぞという気持ちになりました。

―試合勘について
今は平日練習も土日練習も紅白戦や一本バッティングといった試合形式の練習を増やしてやっているので、そこは問題なく試合に持っていけるのではないかと思います。

―3月の関東選手権では惜しくも決勝で敗れたがそれについてどうか
あの決勝は全部4年生が悪いと思っていて、最後守備で僕も交代してしまい1人しか試合に出ていなかったというのは後輩に任せすぎたと思います。その点は4年生全体で反省すべきだと思います。

―4年生としてのプレッシャーは感じますか
プレッシャーはないですね。僕たちは後輩の力がないと何もできないので僕たちの中では後輩たちがやりやすいようにということを心掛けています。

―ここまでの大学野球を振り返ってみてどうですか
元々準硬式野球というのはレベルが低いものだと思っていたのですが、法政大学に入り先輩たちがすごい選手ばかりだったのでここで自分もまたレベルアップできるなと思い、取り組んできました。3年生でレギュラーをつかみ、今年の春の関東選手権では納得のいく成績が残せたので、今大会と秋季リーグでまた後輩に何か残せるように出来たらいいと思います。

―内野唯一の4年生として意識していることはあるか
僕はあまり声で引っ張るタイプではないのですが、そういう面ではサードの堀江が元気を出してもらえたらと思うのでそこに関して僕も声をかけてあげています。

―チームでの自身の役割について
2番セカンドで出場させてもらっているので堅い守備というのは絶対であり、打撃では2番としてしっかり繋ぐ役割をしていかなくてはならないと思っています。

―新しい1年生については4年生から見てどうか
本当に頼りになる選手が入ってきてくれました。レギュラーに1年生が入ってくると思いますが思い切ってプレーしてくれればいいかなと思っています。

―鎌田選手が期待している選手は
僕は4番に座る堀尾に1番期待をしています。キャッチャーだと守備の方を考えなくてはならないですが、今大会から堀尾はファーストで起用されると思うので、その分バッティングに期待しています。

―チームの強みは
後輩が多く出ている分、元気があるというのが強みです。負けていても逆転するぞという気持ちになるし、勝っていたらその流れで乗っていけるので勢いがあると思っています。

―初戦にあたるのは明治大学と国士舘大学の勝者だがそれぞれ印象はどうか
どちらもピッチャーが良いというイメージがあります。そこを打っていかないといけないと思います。

―投手陣については
あまり練習が出来ていない中、しっかり仕上がっているなという印象はあります。

―チームとしてどういった野球をしていきたいか
多くても3試合なので元気を出して関東選手権で負けてしまった悔しさをぶつけて優勝したいです。

―やはり今大会への思いは強いと思います
そうですね。4年生も終わりに近づいているので僕たちの代で優勝したいという思いは強いですね。

―残り少ない大学野球をどういったものにしていきたいか
僕が野球する中で楽しくやるということが1番なので、負けて楽しいということはありえないですし勝ち続けていくということです。


鎌田 航平(かまだ・こうへい)
社会学部4年
鳴門高出身・右投左打・内野手
『柔らかいハンドリングと広い守備範囲、細身ながらパンチ力のある打撃でチームの軸となる。』

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