【準硬式野球】東京六大学準硬式野球春季リーグ戦 対慶大2回戦 これぞ王者の貫禄!投打で圧倒し3季連続45回目のリーグ制覇達成!
東京六大学準硬式野球春季リーグ戦 対慶大2回戦
2016年5月29日(日)
法政大学多摩キャンパス
優勝に王手をかけながら敗戦を喫した前試合。
勝てば優勝という状況は変わらないが、この第2戦を落とすと完全に優勝への流れは慶大に移ってしまうという一戦となった。
初回から幸先良く先制するが、すぐに追いつかれるという嫌な出だし。
それでもこの試合は持ち味の打撃陣が奮起。5回終了時点で先発全員安打を達成するなど絶好調だった。
投げては先発室木大(経3)が2失点で完投。
3季連続45回目の優勝を果たした。
完全優勝を懸けた第3戦は1日空いて、31日に行われる。
試合結果
トータル試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
法 大 | 1 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 6 | 15 | 1 |
慶 大 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 8 | 2 |
(法大)○室木(3勝)ー栗田
(慶大)●猪砂、村石、神田、高木ー有賀
二塁打:甲本(9回)、栗田(3回)、中村(5回)、萩原(6回)
盗塁:藤口(1回)、萩原(8回)
打撃成績
打順 | 位置 | 選手名 | 出身校 | 打数 | 安打 | 打点 | 四死球 | 打率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | (5) | 萩原幹斗(社3) | 報徳学園 | 5 | 3 | 1 | 0 | .400 |
2 | (4) | 藤口帝(社3) | 遊学館 | 4 | 1 | 0 | 1 | .341 |
3 | (9) | 福井寛(社4) | 富山第一 | 5 | 1 | 0 | 0 | .333 |
4 | (7) | 中村聖弥(経4) | 藤代 | 5 | 2 | 1 | 0 | .378 |
5 | (3) | 永田直(経4) | 桐蔭学園 | 5 | 2 | 0 | 0 | .474 |
6 | (6) | 三品勇人(社2) | 報徳学園 | 4 | 1 | 1 | 0 | .382 |
7 | (2) | 栗田和憲(社3) | 掛川西 | 5 | 1 | 0 | 0 | .195 |
8 | (1) | 室木大(経3) | 星稜 | 4 | 2 | 1 | 0 | .333 |
9 | (8) | 甲本裕次郎(社3) | 鳴門 | 4 | 2 | 0 | 0 | .368 |
投手成績
回 | 被安打 | 奪三振 | 四死球 | 自責点 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|
室木 | 9 | 8 | 1 | 3 | 1 | 1.76 |
リーグ戦途中経過(5/29現在)
法大 | 慶大 | 立大 | 早大 | 明大 | 東大 | 試合 | 勝 | 負 | 分 | 勝点 | 勝率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
法 | ―― | ●○ | ○○ | ○○ | ○●○ | ○○ | 11 | 9 | 2 | 0 | 4 | .818 |
慶 | ○● | ―― | ●● | ○●○ | ○○ | ○○ | 11 | 7 | 4 | 0 | 3 | .636 |
立 | ●● | ○○ | ―― | ●● | ○○ | ○○ | 10 | 6 | 4 | 0 | 3 | .600 |
早 | ●● | ●○● | ○○ | ―― | ●○● | ○○ | 12 | 6 | 6 | 0 | 2 | .500 |
明 | ●○● | ●● | ●● | ○●○ | ―― | ○○ | 12 | 5 | 7 | 0 | 2 | .417 |
東 | ●● | ●● | ●● | ●● | ●● | ―― | 10 | 0 | 10 | 0 | 0 | .000 |
戦評
優勝を目前にしながら、第1戦では粘り負けし、それは持ち越しとなった。この第2戦も勝利すれば勝率の関係で優勝が決まるという事実に変化はない。しかし、負ければ勢いを失ったまま慶大との優勝決定戦にもつれるという天国と地獄の構図。絶対に勝利が必要な試合となった。
試合は初回から動き出す。2番藤口帝(社3)が内野安打で出塁すると、すかさず盗塁で二塁へと進む。2死としてから打席に立つのは第1戦で同点タイムリーを放った中村聖弥(経4)。しぶとく右前に安打を放ち、その間に二塁走者藤口は快足を飛ばしてホームイン。貴重な先制点を奪い取る。
しかしその裏、マウンドを任された室木大(経3)が2死一塁から左中間を真っ二つに割る適時二塁打を打たれ、すぐに同点に追いつかれる。
それでも今日の法大打撃陣は気合も頼りがいも十分。2回、簡単に2死とされるも、そこから室木、甲本裕次郎(社3)の連打で二、三塁とする。続く萩原幹斗(社3)が放った打球はショートに転がる。遊ゴロとなるかと思われたが、全力疾走で一塁ベースにヘッドスライディングした萩原。ギリギリのタイミングとなったがその判定はセーフ。優勝への強い思いが現れたプレーで勢いづくと、その後も投手の暴投の間に三塁走者甲本がホームに生還し、2点目。三塁手の失策でもう1点を追加し、4-1とする。
しかし、そう簡単には勝利の女神は微笑まない。その裏、2死から三塁打を許すと、続く9番城下の打球はボテボテの遊ゴロ。しかしこの打球が若干イレギュラーし、ショート三品勇人(社2)のグラブを弾く。守備のミスで2点差とされ、いつ逆転されてもおかしくない、緊迫した試合展開となる。
暴投で生還した甲本とそれを祝福するベンチ
この慶大の逆転の芽を摘んだのが投手室木。3回以降はテンポの良い落ち着いた投球で凡打の山を築いていく。5回に先ほどのミスを取り返す三品の中前適時打で得点を加えると、圧巻だったのは6回の守備。四球と安打で無死一、二塁のピンチを招き、慶大はセオリー通り、犠打を狙ってくる。バントされた打球は投手室木の前に転がるが、これを迷わず三塁へ送球。フォースアウトにすると、すかさず三塁手萩原も一塁に送球し、打者走者もアウトに。最大のピンチを脱する、このバントゲッツーには冷静に投げ込んでいた室木も雄叫びを上げた。
7回に室木が自身の投球を助ける投手強襲の適時打を放ち4点差とすると、それ以降ピンチらしいピンチは訪れなかった。尻上がりに調子を上げていった室木に慶大打線は完全に翻弄されていく。
そして9回2死一塁。8番有賀を平凡な一ゴロに仕留め勝利。この瞬間、法大の3季連続45回目の優勝が決定した。
3連覇を懸けて臨んだ今リーグ戦。その道のりは決して楽なものではなかった。精神をすり減らすような接戦が続き、それをものにしてきてこその優勝。接戦を制する強さもこの大会では身につけた。
優勝が決まった瞬間、選手たちの間には笑顔が溢れたが、その表情の中にはさらに上を目指すという覚悟も感じ取れた。まずは第3戦に勝利して完全優勝を達成させることが直近の目標か。そしてその後には全日本予選会が続く。ここはあくまで通過点。選手が常に見据える先、そして最大の歓喜が見られるのは「日本一」達成の瞬間ただ一つだ。(今井惇基)
監督・選手コメント
本間隆洋 監督
ー優勝おめでとうございます
終盤苦しい中での試合だったので、特に今日の試合は長く感じましたね。しんどかったです。
ー苦しみながらつかんだリーグ優勝となりました
立教大学さんであったり明治大学さんですね。延長戦にいくなど競った試合が多くて、なかなか横綱相撲ができませんでした。それでも今日は選手が個々の力を発揮してがんばってくれたと思います。
ー優勝のカギとなった部分はなんですか
ある程度野手陣を固定して回せたということですね。それからピッチャーも末次、室木という2枚を崩さずにこのリーグ戦を乗り越えられたことが大きかったと思います。
ー3季連続での完全優勝を果たすためにも次戦の第3戦は重要になってきますね
そうですね。ここを取らないと正直優勝に意味を持たせられないと思います。勝ったら気抜けしてしまったのかと捉えられてしまってもしょうがないのかなと思っています。
ーチームとしての目標は日本一だと思いますが、それに向けて足りないものは
まずは練習の量と質。それから選手のメンタルですね。自分たちがしんどいことは極力目を背けてしまいがちな部員がうちには多いので本当に根を詰めていかなければいけないです。昨日の試合もそうですが、ああいう場面で必ず転がり落ちる側になっているので、そこは本当にメンタルだと思います。何年も連続で全日本選手権には出させていただいているのですが、いつもベスト8で止まってしまっているので、タイトルを獲って法政大学に優勝旗を持って帰って来ることを今年こそ実現したいです。そういう意味で、まだまだ弱いチームですね。
ーこれで全日本予選会への出場は決まりましたが、それに向けての意気込みをお願いします
ここで苦戦することも過去にありましたので、きっちりと戦えるようにチームを作り直して、その上で良い形で全日本選手権への出場権を獲りたいと思います。浮かれている時間はないと思いますので、気を引き締めてもう一回やり直しですね。
永田直 主将(主将としてプレーと声で優勝に導く)
ー優勝おめでとうございます
素直に嬉しいです。
ー優勝に辿り着くまでのリーグ戦を振り返っていかがですか
新しい発見もありましたし、課題も見つかりました。栗田と三品がしっかりと機能してくれて、新しい戦力が活躍できたということは新しい発見ですね。課題に関してはまだ王者にふさわしいチームの雰囲気ではないかなと思います。もっとどっしりと構えながら野球をやる必要があるのかなと思いました。その中でしっかりと一つ結果を残せたことは良かったです。
ー優勝のカギとなった部分はなんですか
3年生じゃないですかね。昨日も(末次)慶一郎で勝ちにいこうとして負けましたが、今日しっかりと(室木)大が抑えてくれましたし、9、1、2番の3年生メンツもそうですし、栗田もキャッチャーとしてしっかりと動いてくれました。下の学年も含めたみんなの力が大きな要因だったと思います。
ー3連覇がかかっているというプレッシャーはありましたか
慶應大学に3回負けたらダメでしたし、それが一番のプレッシャーでしたね。
ー主将として率いたリーグ戦でしっかり優勝という成績を収められました
少し肩の荷が下りたような気がしますが、これからが本当の勝負ですね。日本一を目指しているようなチームですので、まだまだ邁進していかなければいけないなと感じています。
ーここまで4割台後半の打率を残していらっしゃいますが
打撃は調子良かったですね。冬に取り組んだことが、結果として出たのかなと思います。
ー春季リーグは優勝という結果を残しましたが、これからの目標をお聞かせください
まずは予選会に勝って全日本を決めることですね。全国優勝できるチームだと思っているので、しっかりそこを目指して頑張りたいと思います。
中村聖弥(この試合では4番に座った強打の副将)
ー今日の試合を振り返って
勝って、優勝が決まったので嬉しいです。
ー慶大の方も気合いが入っていたと思いますが、相手の印象はいかがでしたか
慶応のバッターはボール球を捨てて、しっかり振り抜いてきますね。良いバッターが揃っていますが、それをしっかり室木が抑えたので良かったと思います。
ー昨日の敗戦でチームで話し合ったことはありましたか
話し合いは特に設けてはいないんですけど、試合後のミーティングで悔しさをこの試合にぶつけようという話にはなりました。
ー3季連続優勝ですがいかがですか
先輩から受け継いできたバトンをしっかり受け取れたのかなと思いますね。嬉しいです。
ー次の大会は全日本予選会になりますがチームとして又は個人として修正するところはありますか
本来の打撃力が、まだ生かせていないと思うので、もっともっと打撃力向上にむけて練習にしっかりと取り組んでいきたいです。
ー火曜日の最終戦にむけて意気込みをお願いします
しっかり完全優勝したいと思います。頑張ります。
栗田和憲(正捕手としての地位を確立)
ー3連覇達成の感想は
本当に勝てたという思いが強いです。足を引っ張ってしまうこともありましたが、周りに助けてもらって何とかやってくることができました。明後日も勝って完全優勝で全日の予選に臨みたいなと思います。
ー法大の3連覇は20年ぶりの快挙ですが
なかなかできることではないと思いますし、1回優勝するのも大変な中で優勝が続くのはすごいなと思います。このリーグ戦は接戦が続きましたが、そういう試合をものにできたのも地力が付いてきた証拠かなと思います。
ー今季から正捕手を任されて
うちの投手は基本的に能力が高いので、どれだけ気持ちよく投げてもらうかということだけを考えていました。投手が抑えてくれたことに尽きます(笑)。
ー全日の目標は
優勝ですね。全日はずっとベスト8止まりなので、日本一の称号を取りに行きたいと思います。
甲本裕次郎(持ち味の守備でここまでフルイニング出場)
ー優勝おめでとうございます
昨日負けてみんなケツに火がついたと言いますか、それでやってやるぞという気持ちがさらに強くなったと思います。昨日負けたのが逆に良かったのかもしれません。
ー優勝のカギとなった部分はなんですか
やはり気持ちじゃないですか。どこかで焦っている気持ちがあるので、それをどこまで抑えられるか、自分たちの方が強いという意識を持てるかということだと思います。そういったところが今日のバッティングに出たのかなと思います。
ー個人としては打撃で高い打率を記録していますが
試合に出ているからにはタイトルを獲りたいので。他のチームにも結構打っている打者がいて獲れないとは思うのですが、そうなった時点でチームが勝てば良いという気持ちが出たことが個人の結果にも繋がったのかなと思います。
ー今季はチャンスで勝負強い打撃が見られました
前半戦はチャンスで結構打てたのですが、後半はあんまりでしたね。打点も9あるんですけど、それも前半戦ばかりなので。後半戦になって良いピッチャーが出てくると打てないのかなと感じました。
ーここまでフルイニング出場を果たしていますが
自分で言うのもなんなのですが外野の要だと思っているので、守備でしっかりとチームに貢献するという意味ではフルイニング出れたことは大きいですし、嬉しいです。
ー今季は同学年の3年生の活躍が目立ちましたね
僕だったりハギ(萩原)だったり(藤口)帝だったり、バッテリーだったら(室木)大や栗田もいて、3年生で出ている選手が多いので僕らで引っ張っていこうということは常に意識しています。
ー優勝が決定してこれから全日本の予選会も行われますが
予選会は通過点なので、あくまで全国に目を向けてしっかりと取り組んでいきたいです。
萩原幹斗(闘志あふれる法大のリードオフマン)
ー3連覇達成の感想は
なかなか苦しい戦いで、どっちも気合い十分な感じでした。昨日は負けましたが、特にプレッシャーを感じることなく、のびのびプレーできたかなと思います。
ー打撃面では慶大から警戒されている様子でした
3年なんでね。野球に集中できる期間だと思うし、先輩方も後輩も優しくて、自分らがプレッシャーを感じることなくできているのかなと思います。
ー六大学通算100安打まで残り18本ですね
今日は(安打数を)稼げましたね。もしかしたらプロ野球選手もありますかね(笑)。目標は高山選手(現阪神タイガース)を抜くことです。
ー萩原選手から見た今年の法大とは
やっぱり去年と変わらず打撃ですね。今日もいい形で打ち勝つことができたので、この野球が自分たちのカラーだと思います。
ー法大の3連覇は平成8年に達成して以来ですが
本間監督も言ってたんですけど、記録はできるうちに作っておけと。次も試合もありますし、しっかり完全優勝してリーグ戦を終わりたいと思います。
ー最後に全日の目標をお願いします
自分のタイムリーエラーで負けないことです。
藤口帝(走攻守すべてハイレベルな2番打者)
ー今日の試合を振り返って
あと慶応に一試合勝てば優勝ということだったんですけど、昨日負けてチームも個人的にも嫌な流れだったんですが勝てて良かったです。
ー昨日の試合から慶大の押せ押せムードがあったと思いますが
昨日の試合から打球が正面についていたり運がなかったかなと思うんですけど、回を追うごとだったり次の試合になればそれも良くなると思っていたので、負けるかなという不安はなかったですね。
ー六大学三連覇ですね
この連覇を途切らすことなく卒業していきたいと思います。
ーけがの具合はいかがですか
万全です。ほぼ完治みたいな。
ー今季は攻守に安定感がありました
もっと出来たなというのが本音なんですけど、授業の兼ね合いで練習も出来なかったりけがもあった中でもそれなりに出来たかなというのはあります。
ー上級生として迎えた今季ですが意識したことは
試合に出ている以上見本になる振る舞いをしないといけないと思うので、そういうところは気を付けました。
ー全日本予選会に向けては
全日の予選がいつになるかは分からないんですけど3,4年は時間が空くので、そこでいかに調整していくかがポイントなんですけど、そこをしっかり調整して一発で全日(出場)を決めれるように頑張りたいと思います。
ー最後に明後日の第三戦に向けて一言
勝てるように頑張ります。
室木大(3回以降は圧巻の投球で胴上げ投手に)
ー今日の試合を振り返って
優勝出来て本当に良かったなと思います。
ーこれで六大学三連覇ですね
今シーズンはまだ自分自身負け試合がついていなくて、それが優勝に貢献できたかなと思います。
ー今季無敗という結果はいかがでしたか
勝てるところで勝てなかったのもあったので、そういうところで勝ちきれる、抑えきれるようになっていかないとと思います。
ー今季改善したところは
余裕をもって投げれるようになったところがよかったです。
ー上級生ということで意識したことは
下級生は末次さんや自分が投げているところを見ていると思うので、下手なところは見せられないし、しっかりやっていかないとなというところはあります。
ー今季に向けて重点的に練習したところは
コントロールですね。試合の途中で崩れないようにするにはコントロールがまとまっていることが大事なので。
ーまだ自分に足りないところはありますか
2アウトから点を取られているので、自分の課題は2アウトからのピッチングだと思います。
ー最後に全日本予選会や全日本に向けて意気込みをお願いします
先発でも中継ぎでも抑えでもどの場面で投げても自分の仕事ができるように、チームの力になれるように頑張りたいです。
フォトギャラリー
- 優勝を決め、笑顔を見せる法大ナイン
- 萩原は決勝打を含む猛打賞の大暴れ
- 9回2失点の好投で胴上げ投手となった室木
- マルチ安打を放った甲本は塁上で笑み
- 一昨年秋以来のスタメン出場を果たした福井
- 栗田のバットからも久しぶりに快音が聞かれた
- 盗塁を刺すなど、慶大の機動力を封じることに成功
- 自信を助ける適時打など、打撃でも存在感を発揮(室木)