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【フェンシング】関東学生リーグ戦入れ替え戦 女子エペ団体が入れ替え戦で快勝!悲願の1部昇格を果たす!

関東学生フェンシングリーグ入れ替え戦

2015年6月14日(日)
青山学院大学相模原体育館

リーグ戦では2部優勝を果たし入れ替え戦に進出した女子エペ団体。入れ替え戦では1部6位の日女体大と対戦した。チームはこの一発勝負の舞台で快勝を収め、悲願の1部昇格となった。

1部昇格の女子エペ

試合結果

種目 出場選手 試合詳細
女子エペ  小林未来(文4)、池田五月(法3)、都甲好栄(国2)、富永恵美マリー(法1)  ○45-21日女体大

戦評

けがから復帰したキャプテンの小林未来、池田五月、富永恵美マリーの3人が出場。
「自信はあったが、謙虚さも絶対に忘れず、練習を頑張ってきた」(小林)というチームはその成果を存分に発揮した。

張り詰めた空気の中、第1セットのピストには1年生の富永があがった。リーグ戦でも優勝に大きく貢献したルーキーはこの日も堂々のプレー。5-1と先手を奪う。第2セットの池田五、第3セットの小林は「もう少し相手を見ていければロースコアに抑えることができた」(小林)と失点を許すもリードは保持する。それ以降はしっかりと5点を積み重ねる法大。試合が進むにつれて昇格を確かなものにしていく。チームには笑顔もこぼれ始める。そして40-18で迎えた最終セットの池田。立ち上がり、身を寄せて見守るチームメートを背、にリーグ戦でも最終回りを担った池田五が勝負を決めた。45-21の快勝で1部昇格となった。

「絶対に1部に上げて卒業する」と強い思いを持って臨んだ小林主将。1年生の頃から2部を戦い続けてきた彼女はついにその悲願を達成した。留学のため、一時チームを去るリザーブの都甲と組む最後の試合だったということも負けられない理由だった。また富永は「(この日まで)毎日イメージトレーニングをしてきた」と語る。常に声を出し、プレーでもチームを盛り立てる彼女の存在感は計り知れない。1年目でチームを1部へと押し上げた。

しかし、もちろんここがゴールではない。来季のリーグ戦に向けて「『まずは経験』とかは絶対になし。来年からリーグ、王座も優勝を狙う」と富永。昨季インカレファイナリストの池田五も擁すチームはさらなる高みを目指す。その勢いは秋の関カレ、インカレでも見せてくれるはずだ。(高津勇佑)

最後周りを戦った池田

試合終了後、喜びを分かち合う選手たち

選手のコメント

小林未来

―昇格を決めて
ずっと1部に上げて卒業したいという気持ちがありました。この日まで毎日気を張っていたので、開放感というか、スッキリした気持ちです。次の関カレ、インカレも自信を持って挑めると思います。

―どのような気持ちで入替戦に臨みましたか
自信はあったのですが、謙虚さも絶対に忘れてはいけないと思っていました。それも頭に入れて皆で練習を頑張ってきたので。でもすごく緊張していましたね。最初はガチガチでした。

―試合を振り返って
出だしが少し甘くなってしまいました。初めの段階でもう少し時間を使って、相手の癖とかを見ていれば、もっとロースコアに抑えることができたと思います。

―余裕もあったということですか
途中からは少しずつ、皆得点を重ねていけたかなと思います。

―リーグ戦が終わってけがの状態は
リーグが終わってから2週間何もせずに休んで、リハビリをして完全に治るように準備して臨みました。

―来年は1部を戦いますが、後輩の皆さんにはどんな戦いを期待しますか
1部なので自信を持って他の大会にも出て欲しいし、1部の中でもしっかり勝っていけるように、今のうちに土台を作って頑張って欲しいです。

―秋に向けて
関カレ、インカレ、全日本を獲れるように頑張りたいと思います。

富永恵美マリー

―昇格を決めて
法政に行くというのが去年のインターハイの時に決まっていたのですが、その時から1部に昇格するというのが一つの目標でした。なので、あまり実感ないのですが、それを実現できてすごく嬉しいです。

―どのような気持ちで入替戦に臨みましたか
一つ個人戦を挟んでから今日の団体戦だったのですか、毎日自分が何番目になるのかとかをイメージトレーニングをしていました。また小林先輩と都甲先輩が組んで団体戦をするのが最後だったので、後悔しないように、とかではなく絶対に勝つという思いでした。

―試合を振り返って
個人スコアで見てもすごく納得のいく試合でしたし、チームも確実に5点を積み重ねるという試合ができたと思います。それと一発勝負の中で、焦らずやることをやれたというのが一番の収穫だと思います。

―緊張などはありませんでしたか
昨日の夜とか緊張して泣いたりしたので、逆に今日は吹っ切れて朝から楽しかったです(笑)。

―法政に入学して数ヶ月を振り返って
すごく楽しいです。先輩方もみんな優くて。法政は勝って当たり前、というわけではないですが、皆が意識高いところでやらせてもらっているので、自分も自然と意識が高くなれるので。本当に法政で良かったと思っています。

―来年は1部ですが、どのような試合をしていきたいですか
「1部に上がって、まずは経験」とかは絶対に無しで、来年からリーグ優勝、王座も優勝を狙っていきたいです。

―秋の関カレ、インカレに向けて
もちろん優勝です!

フォトギャラリー

  • 主将の小林
  • けがから復帰してのプレーだった
  • 1年生の富永
  • 「納得の試合」と振り返った
  • 池田五も笑顔のハイタッチ
  • 池田五の最終セットを見守るベンチ

 

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