【硬式野球】第40回日米大学野球選手権第2戦 “東京六大学リレー”で米国に完封勝利!
第40回日米大学野球選手権大会第2戦
2016年7月13日(水)
HARD OFF ECOスタジアム新潟
先勝し迎えた日米大学選手権第2戦。先発・柳裕也(明治大)が7回を無失点と好投すると、打線が5回に得点した1点を守り抜いた。連日の好ゲームを制し、優勝に王手をかけた。
試合結果
トータル試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 0 |
米 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 |
(日本)○柳、田村ー牛島
(米国)ファエド、●ピーターソン、ライト、トーマスーリベラ、スコウグ
打撃成績
打順 | 位置 | 選手 | 打 | 安 | 点 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | (9) | 佐藤 | 4 | 0 | 0 | 見三振 | 空三振 | 中飛 | 空三振 | |||||
2 | (7) | 島田 | 2 | 0 | 0 | 四球 | 遊ゴロ | 死球 | 空三振 | |||||
3 | (D) | 楠本 | 3 | 0 | 0 | 三ゴロ | 投直 | 投犠打 | 空三振 | |||||
4 | (5) | 大山 | 3 | 1 | 0 | 中飛 | 左前安 | 右飛 | 四球 | |||||
5 | (4) | 吉川尚 | 4 | 1 | 0 | 空三振 | 三邪飛 | 一内安 | 空三振 | |||||
6 | (3) | 北村 | 3 | 0 | 0 | 空三振 | 四球 | 左飛 | 中飛 | |||||
7 | (6) | 京田 | 3 | 1 | 1 | 空三振 | 中前安① | 空三振 | ||||||
8 | (2) | 牛島 | 3 | 0 | 0 | 空三振 | 一ゴロ | 遊直 | ||||||
9 | (8) | 辰己 | 3 | 2 | 0 | 左中間二 | 二ゴロ | 右前安 | ||||||
計 | 28 | 5 | 1 |
投手成績
回 | 安 | 振 | 球 | 責 | |
柳 | 7 | 2 | 12 | 3 | 0 |
田村 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 |
計 | 9 | 2 | 12 | 3 | 0 |
ベンチ入りメンバー
10 | 柳 (4年=明治大) | 2 | 牛島 (4年=明治大) | 6 | 山﨑 (3年=国学院大) |
11 | 佐々木 (4年=桜美林大) | 27 | 森川 (4年=法政大) | 1 | 佐藤 (4年=立教大) |
17 | 濱口 (4年=神奈川大) | 22 | 吉田 (2年=上武大) | 23 | 濱元 (4年=神奈川大) |
18 | 田村 (4年=立教大) | 4 | 京田 (4年=日本大) | 24 | 島田 (3年=上武大) |
19 | 吉川峻 (4年=関西大) | 7 | 吉川尚 (4年=中京学院大) | 9 | 辰己 (2年=立命館大) |
21 | 水野 (4年=東海大北海道) | 8 | 大山 (4年=白鴎大) | 29 | 大西 (2年=法政大) |
14 | 齊藤 (3年=明治大) | 28 | 森下 (4年=東海大) | ||
16 | 宮台 (3年=東京大) | 3 | 楠本 (3年=東北福祉大) | ||
15 | 伊藤 (2年=国際武道大) | 5 | 北村 (3年=亜細亜大) |
戦評
昨日の敵は今日の友だ。日本代表でチームメイトになり、これほど頼りになる存在は他にいない。第2戦の先発は、春季リーグ戦最多の6勝をマークし、最優秀防御率を獲得した柳裕也(明治大)。初回アメリカ打線を三者凡退に退けると、2回から4回2死まで圧巻の8者連続で三振を奪った。「(アメリカの打線は)カーブがあっていないと思った」(柳)と縦に大きく落ちるカーブを軸に、強打のアメリカ打線を黙らせた。
虎の子の1点を守り切った。柳の後を受け、マウンドに上がったのは今大会で抑えを任されている田村(立教大)。2回を打者6人でシャットアウトし、試合を締めた。代表だからこそ実現する“東京六大学リレー”で相手打線を2安打に封じ込め、勝利を手繰り寄せた。
新潟で連勝し、日米大学野球選手権優勝に王手をかけた。それと同時に、第33回大会以来の日本5連勝も視野に入っている。次は戦いの舞台を神宮球場に移す。これまでの2試合はどちらも1点差と厳しい戦いが続くが、守り勝つ野球で接戦を制し、アメリカ相手に完勝を収めたい。 (井手一樹)
選手コメント
森川大樹
—連勝で終えた新潟での2試合の印象はいかがですか
2試合で1点しか取られていないので、ピッチャーが凄い頑張ってくれたのと、バッテリーとして役割を果たせたのかなと思います。
—昨日はマスクを被って、佐々木投手をリードして勝利に導きました
横井(人輝)監督からは強気で行けという風に言われていたので、まずそれを第一に考えました。良い球も悪い球もあったので、上手く引き出しながらという感じでやりました。(佐々木)千隼はシンカーとフォークがあったので、シンカーとフォーク両方を使うことに決めて、ペースを上げてきたかなと思います。自分も打てたのでよかったです。
—アメリカの選手と対戦して感じたことは
相手ピッチャーはリリースの腕も長いし、打席に向かってくるんでちょっと最初怖いなと。アメリカ戦が始まる前から、150kmぐらいで(ボールが)動くとは聞いていたんですけれど、思っていた以上に動いていたのでそこも驚きました。
—初戦のスタメンを告げられたのはいつ頃なのでしょうか
直前合宿の最中で、結構早めに言われていました。オープン戦が終わった時くらいです。事前には言われていました。(佐々木)千隼と僕だけ、先に言われました。
—スタメンを言い渡された時の心境は
嬉しい反面、プレッシャーもありました。試合の入りってすごく大事だと思うので、まずそこをしっかりしなきゃなと気持ちが引き締まりました。
ー試合前や試合の合間では、多くの選手に声をかけていました
1対0の厳しい展開でプレッシャーがかかって、硬くなると思ったので、いろんな人に声をかけながらというのをやってました
ー神宮で行われる第3戦に向けて意気込みをお願いします
監督にも言われたんですけど、次で決めるという強い気持ちを持って、自分がチームに勝つために何ができるかを考えて、とにかく勝ちに貢献できるように頑張りたいと思います。