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【硬式野球】他大学インタビュー2021 明治大学野球部②~植田理久都選手、竹田祐選手、上田希由翔選手~

硬式野球

2021年3月28日(日)
明治大学野球部島岡寮

5月8日から明大との『血の法明戦』に臨む法大野球部。弊会は対戦相手である明大野球部にインタビューを敢行した。今回は、植田理久都選手、竹田祐選手、上田希由翔選手に話を伺った。

副将として、正捕手として明大をけん引する植田選手

選手インタビュー

植田理久都 副将

ー昨年を振り返って
先輩たちがすごく頑張っていた代なので、何とか活躍したい気持ちで出場して、自分の思っている通りの結果になったかなと思うのでよかったと思います。

ーチームとしては
夏のリーグ戦では残念ながら5位という形になって、秋にやり返してやろうという感じにチームでなっていたので、それで夏の借りが返せてよかったかなと思います。

ーオープン戦の調子は
まだそこまで調子は上がってきていないんですけれど、まだあと2週間、3週間あるのでそれまでに調整してしっかり調子を上げていきたいなと思います。
 
ー副将という立場から見て、チームのまとまりは
最近は試合に勝っているというのもあって結構元気が出ているので、その勢いのままリーグ戦もいけたらいいなと思います。

ー法大の印象は
今年の法政大学はやっぱり投手がすごくまとまっていると感じています。乱打戦にはならないと思うのでしっかり1点差を守れるような試合をしていきたいなと思います。

ー法大で警戒している選手は
同じ香川県出身の中原輝也(人4=尽誠学園)という子がいるんですけど、その子と香川県の代表として一緒に盛り上げていきたいなと思っているので負けたくない気持ちがあります。

ー自身のアピールポイントは
特にそういうのはないんですけど、自分はキャッチャーなのでチームが勝てればそれで大丈夫です。

ー捕手目線で期待している投手は
やっぱり竹田(祐)が今年は11番を着けるのでエースとしての立ち振る舞いだったり結果だったりをしっかり自分がサポートできるように、いいところを引き出せるように頑張りたいと思います。

ー副将として何か意識していることは
自分は副キャプテンで、(主将の)丸山(和郁)がすべて背負っているとどんどん苦しくなってしまうと思うので陶山(勇軌)、髙橋(聖人)と3人で副キャプテンをやっているんですけれど、丸山を支えていけるようにしたいです。自分が意識していることは声でチームを引っ張っていくというのを意識しているので、ベンチが暗くなったりした時に自分の一声でベンチの雰囲気を変えられるような、そういう声を出していきたいなと思います。

ー課題として取り組んだことは
自分は失点をしないためにはキャッチャーのストップが一番大事だと思っているので、そのストップ(でのミスを)をオープン戦の時はやってもリーグ戦ではやらないようにこれから2週間、3週間準備したいと思います。

ーラストイヤーとなりますが、自身が成長したと思う点は
1年生の時はやっぱりいろいろなことをしないといけない時期でした。今4年生になった時に思うのは、与えられた仕事をやるというのは簡単だったんですけれど、与えられずに自分から動くということの難しさです。自分が4年生になって上の人はすごいことをやっていたんだなと感じます。指示されて動くのではなくて自分たちが、4年生が引っ張っていくというリーグ戦にしたいかなと思います。

ーリーグ戦に向けて意気込みを
春は優勝して、でも堅苦しく優勝、優勝と考えると結果がついてこないと思うのでまずは野球を楽しむことから頑張りたいです。

(取材:山中麻祐子)


植田 理久都(うえた・りくと)
国際日本学部4年 1999年10月20日生まれ
香川県出身・高松商業高校
178cm92kg・右投右打
『明大ナインを支える扇の要。昨年は守備だけでなく打撃での貢献度も高く、大学日本代表候補選手に選出された。副将として迎える今年は、打線の中軸としても活躍が期待される』

竹田祐 投手

ー昨年を振り返って
春は5位と秋に2位だったので、すごく悔しい思いをしました。

ー昨年は秋に大きく成績が改善した要因は
春に全然結果が出なかったので、秋には何とかしたいという思いでリーグ戦までの期間を一生懸命に取り組んだことによって良い結果につながったと思います。

ーオープン戦を通して
順調に来ていると思います。

ー具体的には
制球力が身についてきているので、リズムよく投球できていると思います。

ー4年生になることでの心境は
最終学年になるので、神宮でもっと楽しんで野球をやりたいなと思います。

ー今年のチームは
いいチームだなと思いますし、優勝を狙えると思います。

ー法大の投手陣の印象は
三浦(銀二、キャ4=福岡大大濠)選手や山下(輝、営4=木更津総合)選手、古屋敷(匠眞、営4=八戸工大一)選手など球が速い投手ばかりなので、どのように打ち崩せるかがカギになってくると思います。

ー法大打線の印象は
つながれば大爆発になるので、そこは気をつけたいと思います。岡田(悠希、人4=龍谷大平安)選手は高校の頃から有名な選手ですし気をつけたい選手です。

ー今季の目標は
投げた試合は全部勝つつもりです。

ー法大戦への意気込みを
『血の明法』と言われているので、なんとか粘って最後は勝ちたいと思います。

(取材:大井涼平)


竹田 祐(たけだ・ゆう)
政治経済学部4年 1999年7月5日生まれ
大阪府出身・履正社高校
『1年春からリーグ戦で登板経験のある右腕もついに今年は最上級生となり、チームのエースとなった。昨季の好調ぶりを今季も継続し、4年生として明大の顔になる』

上田希由翔 内野手

ー昨年を振り返って
春はあまり良い結果を残すことができなかったのですが、秋は自分のできる最大限を出せたかなと思います。
 
ー高校も大学も4番だが
オープン戦から4番の機会が多くて、リーグ戦もあまり緊張はなかったのですが、それだけ期待されているということを感じました。

ー昨季の好成績の要因は
あまり記録にこだわらず、自分のできることを精一杯やろうと思ったら、良い結果が残せました。

ープロに進んだ選手との対戦もあったが
木澤(尚文、慶大=現ヤクルト)さんや高田(孝一=令2年度卒、現東北楽天)さんなど、今まで見たことのないような投手ばかりだったので、自分の中でいい経験になったと思います。

ー法大の印象
ビデオで研究したりして高田さんや鈴木昭汰(=令2年卒、現千葉ロッテ)さんのストレートの勢いがあるなと感じていました。でも、実際打席に立つと球の勢いや気迫が全部伝わってきて、自分もそれに負けないようにという気持ちで頑張りました。

ーオフに取り組んでいること
打率を残したいとはあまり思いませんが、今は(オープン戦で)普通の打席を集中してやっています。ランナーがいる場面やチャンスの場面で特に集中して、そこで一本出せるかという気持ちでやっています。リーグ戦でも常に打率をキープできればいいですが、ここぞという場面で一本出せるような選手になりたいと思います。

ーオープン戦の調子
調子が悪いと思っていましたが、チャンスで一本が出たりしているので、絶好調ではないですが、それなりに調子が上がってきていると思っています。でも、まだ守備で不安な部分があるのでそっちの不安を潰していきたいです。

ー守備、走塁について
自分でも上手い方だとは思っていないですが、昨年もファーストでノーエラーで終わったので、今年もチームに貢献できるような守備力を持っていたいなと思います。

ーライバルは
尊敬しているのは、蛭間(拓哉、早大)さんです。昨年あたりから連絡をとって打撃を教えてもらっていますし、とてもいい打者だと思うので、蛭間さんに負けないような打者になりたいです。

ー警戒している投手は
立教の宮(海土)選手、去年は対戦できなかったですが徳山(壮磨、早大)選手です。ストレートに勢いがある投手が多いので、そういう投手に打ち負けないようにしたいです。

ー今年の目標
本塁打5本以上を目標にしています。その中でも、率は残せなくても、チャンスで一本出せるような打撃だったり、勝負強い打者だと思われたらいいなと思います。

(取材:閏間咲稀)


上田 希由翔(うえだ・きゅうと)
国際日本学部2年 2001年8月12日生まれ
愛知県出身・愛産大三河高校
183cm92kg・右投左打
『対法大戦打率.500を誇る若き4番。持ち前の長打力に加えて、巧みなバットコントロールにも注目が集まる』

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