【陸上競技】インカレ事後特集②【男子リレー編／桑田成仁・澤田夏輝】

2021.10.21

0第90回日本学生陸上競技対校選手権大会
2021年9月17日（金）～19日（日）
事後取材

3日間にわたって行われた日本学生陸上競技対校選手権大会（全カレ）。今回は、事後特集第二弾。個人種目はもちろんのこと、リレー種目で中心メンバーとして法大を引っ張ってきた桑田成仁選手、澤田夏輝選手のインタビューをお届けする

インタビュー

桑田成仁（走幅跳/4×100mR）

（写真は学生個人選手権のもの）

－全カレを振り返っていかがですか
個人としてあまり調子が良くなく、個人種目の結果もだめでした。最後の全カレで自分の力を出すことができなかったのは悔しいです。

－リレーでは1走を務めていらっしゃいました
決勝では、調子が悪い中でも、その中での最善を尽くす走りはできたと思います。

－ 2走の林選手の走りについては
しっかりと走ってくれました。まだ2年生ということもあって、今後より一層期待ができる選手だと思います。

－ 3走は山本選手が務めていらっしゃいました
があって、まだまだ伸びる選手だと思います。今回、普段のメンバーとは違って山本が入った形でしたが、4×100mRの中でも難しくて重要な3走で、慣れない中でもとてもいい走りをしてくれました。

－ 4走の樋口陸人選手はどのような選手ですか
チームの主将ということで、本当に頼りがいのある同期です。4走の樋口にバトンが渡った瞬間は安心感がありますし、実際にとてもいい走りをしてくれました。結果はもう少しで表彰台ということでしたが、今の状態で最善の走りをして、目立ったミスもなく、みんなで頑張った結果の4位だったので、悔しさもありますが、やり切った感のほうが大きいです。

－全カレにおける、部全体の活躍を見ていかがですか
僕は今回個人種目では結果を残すことができなかったのですが、その中でも同期の樋口陸人や齊藤一樹が入賞してくれたのは、最後頑張ってくれたなと思ってますし、素直にうれしいです。また、後輩に勢いがあって、今後より一層強いチームを作ってくれるんじゃないかなと思います。

－今後、桑田選手が強化していきたいことは
今回の全カレでは、試合前の練習量が少なかったのが反省としてあります。次は、もっと練習を積んで、準備をしてから、臨みたいです。

－今後に向けて一言お願いします
今回は失敗してしまったので、その失敗を次につなげられるように、反省して、修正して、次にいい結果が出せるように、練習していきたいです。

澤田夏輝（マイルリーダー）

（写真は学生個人選手権のもの）

ーマイル4位という結果については
２，３年前は「決勝に行けるかどうか」というところでしたが、去年の冬季練習後から4ブロの力がついてきて、個人的にはとてもうれしいです。
4位に関しては、優勝狙える力があった分、悔しさもあります。１～３年生中心のフレッシュなチームで会ったことを踏まえると、来年以降につながる、収穫のあるレースだったと思います。

― ご自身のけがについては
調子もよかった分、個人・マイルともに良いところを狙いたかったので、そこでのけがはかなりショックでした。ただ、それも含めて自分といいますか、悔やみきれないですが、自分の中では消化でいているかなという感じです。

― 400mの面白さについて教えてください
短距離の中で一番長く、しんどい種目ではありますが、一人一人に走り方やレースプランがあり、一人一人の個性が光る種目だと思います。練習の時から、自分の適性を分析したり、実際に走ったりするのが面白いなと思います。

－澤田選手が得意とするレースプランは
僕は後半追い上げるタイプかなと思っていましたが、スピードを強化してからは、前半言ってタイムを狙うというのもできるようになりました。どっちもといったら変なんですけど、両方ですかね（笑）

－競技における展望は
個人としてはけがをしっかり治していきたいです。チームとしては、力を発揮しきれていなかったり、スピード不足やスタミナ不足といった弱点を持っている選手も多いので。個人としての弱点をつぶして、チームとして総合的な力をつけてもらえばと思います。

－チームへの思いをお聞かせください
富田、木下中心に、練習や試合を引っ張ってほしい。そうすれば、今年以上に強いチームになると思う。チーム全たとしても、強い選手がたくさんいるからこそ、見て学んだり、吸収していったりして、さらに強くなっていってほしいです。

－今後については
けがをしてしまったこともあり、今後どうするか迷っているのですが、もし自分が陸上を続けるとしたら。今年なしえなかった目標を達成したいです。また、もし陸上を離れるという選択肢をとったとしても、法政大学や陸上界で頑張る後輩たちをしっかり応援していければと思っています。