【硬式野球】第30回ハーレムベースボールウィーク 法大からは齊藤大、篠木が出場！チームは大会連覇ならずも、大舞台で爪痕を残した！

第30回ハーレムベースボールウィーク　4位
2022年7月8日（金）～ 15日（金）
オランダ・ハーレム

7月8日からオランダ・ハーレムで行われた第30回ハーレムベースボールウィーク。法大からは齊藤大輝（人4=横浜）、篠木健太郎（営2=木更津総合）が出場。チームは予選ラウンドを全勝で突破したが、準決勝でオランダに敗れ連覇はならず、3位決定戦でもアメリカに敗れ4位となった。しかし、齊藤大は自慢の打撃力で安打を放ち、篠木も直球を武器に三振を奪うなど、世界を相手に爪痕は残した戦いとなった。

出場成績

	試合	打数	安打	打点	四球	打率
齊藤大	5	7	1	0	2	.143

	試合	投球回	安打	三振	自責点	防御率
篠木	2	2	3	5	0	0.00

大会では2試合に登板した篠木

大会リポート

7月8日からオランダ・ハーレムで行われた第30回ハーレムベースボールウィーク。法大からは、齊藤大輝（人4＝横浜）、篠木健太郎（営2＝木更津総合）の2人が出場した。

齊藤大は予選ラウンド初戦のキュラソー戦に5番・DHで先発出場すると、いきなり第一打席に安打を放ち、大舞台で結果を残す。その後、アメリカ戦では出場がなかったもののキューバ戦では9番・二塁、オランダ戦では7番・三塁で出場するなど、チームの戦力として予選ラウンド全勝に貢献。最終的には4位で大会を終えたが、「とても刺激は大きかった」と確かな手ごたえを得た7日間だった。

齊藤大は初戦で安打を放った

篠木は予選ラウンド第4戦のイタリア戦で初登板を果たす。先頭打者に安打を放たれるも、奪った2つの三振はいずれも空振りと威力のある投球を披露。そして第5戦のオランダ戦でも登板。イタリア戦同様、最終回に登板し安打は許したものの、第3回、4回WBCオランダ代表の現役メジャーリーガー・J.プロファー（パドレス）から三振を奪うなど、3つのアウトは全て三振と、持ち前の高い奪三振力を大舞台でも発揮。きっちりゲームを締め、「収穫の多い大会だった」と語った。

海外の強打者相手にも真っ向勝負で挑んだ篠木

世界の強豪を相手に大舞台を経験した両選手は、さらに大きくなって来季新たな進化を見せてくれるに違いない。

（写真：本人提供、記事：大井涼平）

選手コメント

齊藤大輝 選手

―大会を振り返って
海外の選手と戦う事ができ、とても貴重な時間を頂きました。また、良い仲間と出会い、とても刺激的な経験が出来ました！

―国際大会ならではの難しさは
ありました。ボールがいつもの違ったり、グランドがボコボコだったりして、それも良い経験でした。

―日本で戦う投手と比べて、他国の投手が投げるボールとの違いは
真っ直ぐが全部曲がってる感じなので、全て変化球の感覚でした。

―試合ごとに打順や守備位置が変わりました。そのことについての難しさは
与えられた打順やポジションで自分のプレーをするだけなので、特に難しさはなかったです！

ー今後の意気込みをお願いします
この経験を活かして、来季も頑張ります！

篠木健太郎 選手

―大会を振り返って
チームとしても4位で終わり、投げたイニングも少なく悔しいですが、収穫の多い大会でした。

―投球で意識した部分は
いつも通り投げることです。

―他国の投手を見て、参考になった部分は
力強いボールが印象に残っています。

―他国の打者は日本の打者と比べて違いは
スイングの軌道や力の面で違いを感じました。

―今後の意気込みをお願いします
この経験をチームや個人として生かして、秋のリーグ戦で活躍できるように頑張ります！