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【バレー】高橋慶帆 第21回アジアU20(ジュニア)男子選手権大会 独占インタビュー

第21回アジアU20(ジュニア)男子選手権大会

8月22日から29日にかけて、バーレーンで行われた第21回アジアU20(ジュニア)男子選手権大会。U20に 日本代表として選ばれた高橋慶帆(営1)は、予選リーグから全試合スタメンで出場。予選リーグでは、イラン・インドと戦うもどちらも惜敗。13-18位グループに入った日本は、セミファイナルラウンドでオーストラリアにストレート勝ちを決めると、13-14位決定戦ではチャイニーズタイペイと対決。見事ストレート勝ちを決め、日本は最終結果13位で終えた。

今回は、その高橋にスポ法独占インタビューを行った。春リーグから新入生とは思えない活躍を見せた高橋の最新取材をお届けする。(取材は書面で行いました。)
秋リーグで戦う高橋

 

ーU20日本代表に選ばれた時の心境は
高いレベルでプレーできる喜びと海外の選手相手に自分がどこまで戦えるのか不安と期待がありました。

ーU20日本代表で練習を積む中で、一番成長を感じられた部分はありますか
OP(オポジット)での点の取り方 や日本が海外のチームに勝つために必要な戦術の理解です。

ーアジア大会を通して見つかった自分のプレーの長所は
ブロックです。

ーアジア大会を通して見つかった課題は
ブロックアウトの技術やリバウンドの取り方、精度の高いサーブ、メンタルです。

ー同じ世代の日本の仲間と共に、同じ世代の世界と戦いました。刺激になった部分や選手はいますか
イラン代表の8番 Amir Mohammad Golzadeh選手。OPとしての役目をはたしていて点の取り方やサーブの部分で刺激を受けました。

ーアジア大会、またU20日本代表の活動全体を振り返って
高校ではU18ユースの大会がコロナウイルス感染拡大によってなくなってしまい、海外のチームと戦うことができなかったので今回のU20ジュニアの大会に参加することができ自分の成長につながりました。OPでのプレーは初めてでしたが新しいポジションを挑戦することで今後の自分のプレーの幅を広げることができよかったです。海外では移動による疲れや時差ぼけ、体調管理、食事、気候の違いにも対応しなければなりません。その中で試合にベストのパフォーマンスができるように調整することの難しさを知ることができました。そして日本では上からスパイクが打てましたが外国の選手相手には難しく、点の取り方ももっと工夫しないといけないと思いました。また戦術を理解していても実行できるだけの技術も必要だと思いました。

課題を上げだしたらきりがないですが、それと同時に自分はまだまだ成長することができることを知れました。これから必要になる技術や目標となるプレーを見ることができ、今後自分がやるべき練習のイメージが持てて良い経験になりました。世界選手権に出場することは叶わなかったですが、次のカテゴリーに呼ばれるよう大学でも自分の目標や夢に向かって頑張りたいです。

同じく秋リーグで活躍し笑顔を見せる高橋

ー法大に入った理由は
・SSI制度がありスポーツだけでなく経営学も学べること。

・大学を決めた時期が高校2年生の1月でその時まではMB(ミドルブロッカー)をやっていたが今後OH(アウトサイドヒッター)も挑戦してみたいという気持ちを快く受け入れてくれたから。

・スポーツには怪我が付き物でリスクがあり、自分の想像しているよりも早く競技人生を終えることもあるのでセカンドキャリアのことも考えて決断。

ー法大4年間の目標は
色々なことに挑戦し自分の可能性を広げると同時に自信をつけていきたいです。

ー将来の夢は
日本代表になり世界と戦うことです。

ー試合前のルーティンなどはありますか
音楽を聴くことです。

ー大学生のうちにやりたいことはありますか
海外に行きたいです。

ー一人ぐらしになって大変なことは
食事の管理、生活リズムを整えることです。

ー最後に、応援してくださっている方へ伝えたいことはありますか
応援してくださる方に感謝の気持ちを忘れずこれからも自分の目標や夢に向かって努力し挑戦し続けていきます。

(撮影:佐々木みのり)

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