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【硬式野球】明治を止めろ!「あと1球」のリベンジで逆転優勝への弾みを付ける!東京六大学野球2022秋季リーグ戦 対明大戦展望

東京六大学野球2022秋季リーグ戦 対明大
2022年10月1日(土)、2日(日)
神宮球場

ここまで4試合で1勝と厳しいスタートとなった法大は連覇を目指す明大と対戦する。明大は開幕4連勝と連覇へ向けて視界は良好だ。昨季あと1球で勝ち点獲得まで追い詰めるも、まさかの逆転で勝ち点を落としてしまった。明大はそれ以降勢いに乗った。今度は法大がリベンジを果たし、逆転優勝への弾みを付ける。

尾﨑の好投なくして勝利はない

秋季リーグ戦途中経過

順位 試合 勝利 敗戦 引分 勝ち点 勝率
1位 明大 ―― ○○ △○○ 5 4 0 1 2 1.000
2位 慶大 ―― △○○ ●○ 5 3 1 1 1 .750
3位 早大 ●● ―― ○○ 4 2 2 0 1 .500
4位 立大 △●● ―― ●○ 5 1 3 1 0 .250
4位 法大 ●● ○● ―― 4 1 3 0 0 .250
4位 東大 △●● ◯● ―― 5 1 3 1 0 .250

明大戦展望

雨天中止の影響により、立大との3回戦より先に昨季優勝の明大との対戦に挑む法大。早大戦で勝ち点を落としているだけに、優勝を狙うためにも何としてでも勝ち点を獲得しておきたい勝負の第4週だ。

相手の明大は東大、早大から勝ち点を獲得するなど負けなしの絶好調。第3週の早大1回戦では、今季も先発を任される村田賢一がわずか93球で完封し、『マダックス』を達成した。また打撃陣も健在で、その中心となっているのが2年生の遊撃手、宗山塁だ。春季は首位打者を獲得した好打者は、早大2回戦では2本の3点本塁打を放つなど5打数5安打の固め打ちでチームをけん引した。宗山を中心に好打者が揃う明大打線を抑えることが出来れば勝利は確実に近づく。


宗山の打力は今季も健在だ

カギを握るのは尾﨑完太(キャ3=滋賀学園)だ。今季は先発投手の1番手を任され、投手陣の軸としての役割を担っている。第1週の早大との1回戦では6回1/3を投げ2失点、8奪三振の力投を見せた。しかし第2週の立大との1、2回戦ともに先発としてマウンドに上がったが、どちらも序盤に崩れ早い回に降板するなど先発としての役割を果たせなかった。今季4度目の先発が予想される明大戦では、早大戦のような好投で試合を作り、攻撃へのリズムを作り出すようなピッチングに期待したい。


4度目の正直で勝利投手を目指す

47度目の頂点を目指すために絶対に落とすことができない今カード。勝ち点を獲得すればチームが浮上するチャンスでもある。王者相手に粘り強く戦い、投打のかみ合う試合をしてほしい。

(大嶽佑斗)

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