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【ハンド】2022年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 入替戦 対順大 見事な逆転劇で1部残留を決めた!

ハンドボール

2022年10月16日(日)
国士舘大学多摩キャンパス

秋季リーグは苦しい展開が続いた法大。1部残留をかけて挑んだ入替戦では、2部1位の順大と対戦した。前半は順大にリードを許したものの、試合中盤以降で差を詰め、後半戦で見事に逆転。1部残留を決め、11月のインカレに向けて勢いをつけることができた。

試合終了後、健闘を称えあう選手たち

試合結果

トータル試合結果

34
法政大学
15 前半 17 31
順天堂大学
19 後半 14

試合後順位表

順位 大学名 勝-分-負 得点 失点 得失点 勝ち点
1位 中央大学 7-1-1 280 251 29 15
2位 日本体育大学 7-0-2 309 264 45 14
3位 筑波大学 6-0-3 261 239 22 12
4位 明治大学 6-0-3 272 270 2 12
5位 早稲田大学 5-0-4 268 252 16 10
6位 国士舘大学 4-1-4 239 242 -3 9
7位 日本大学 3-1-5 249 244 5 7
8位 東海大学 3-0-6 235 276 -41 6
9位 立教大学 2-0-7 234 240 -6 4
10位 法政大学 0-1-8 228 297 -69 1

 秋季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 8月27日(土) 早稲田大学 ●31-32 中大多摩
2    28日(日) 中央大学 ●28-38 中大多摩
3      9月3日(土) 筑波大学 ●23-36 国士大多摩
4      4日(日) 立教大学 ●21-32 国士大多摩
5   11日(日) 国士舘大学 △25ー25 明大和泉
6       17日(土) 日本体育大学 ●33-42 日大八幡山
7     18日(日) 東海大学 ●18-28 日大八幡山
8     25日(日) 日本大学 ●22-27 国士大多摩
9     10月2日(日) 明治大学 ●27-37 国士大多摩
入替戦 10月16日(日) 順天堂大学 ○34-31 国士大多摩

戦評

秋季リーグ戦では0勝で、まさかの1部最下位という結果に終わった法大。負ければ2部降格となる入替戦で戦ったのは、秋季リーグ2部トップで勢いに乗る順大であった。

試合開始早々に順大が連続得点を決め、開始から5分で0-4という展開に。そこから法大も岩﨑琢未(スポ2)や渡邊桂也(経2)を中心に得点を入れるが、順大は圧倒的な勢いで点を重ねていく。20分の時点では6-14と、8点もの差がついていた。秋季リーグ本戦のように、悪い流れを断ち切れないまま敗戦になるかとも思われた。しかし、20分を過ぎたあたりから明らかに今までとは異なる展開になっていく。流れを変えたのは吉田峻介(社4)だった。次々と連続得点を決めて順大との差を詰め、12-17で前半を終える。8点あった差は、前半終了までの10分間でわずか2点にまで縮まった。

迎えた後半。前半と変わらぬ勢いで吉田が、さらにその勢いに乗って石田季里(経3)らも点を決め、開始からわずか2分で同点に、そして2分半を過ぎたあたりで順大を追い越した。そこからは順大も再び勢いづき、互いに点を入れ合う展開が続く。しかし法大も、吉田だけでなく渡邊や布田航(経3)が得点源となり、3~4点差のリードを最後まで保った。34-31で試合終了。今までの悪い流れを見事に断ち切り、意地の逆転勝利を果たしてみせた。

選手インタビュー

吉田峻介 選手

―今回の試合を振り返っていかがでしたか
やっぱり最初の前半の立ち上がりがすごく悪くて、今までの秋リーグの感じだったので、ちょっとズルズルいってしまうのかなという感じだったんですけど、そこでなんとかシュートを、みんなで1ポイントを決めきっていったことによって、そこから調子がどんどん上がっていって、結果も勝利につながったかなと思っています。

―今まで1部で戦ってきたチームと今回の順天堂大との違いは何かありましたか
(順天堂大は)2部ということもあって、やっぱり下から上がってくるというやる気が、今までの1部のチームと違ったというのが1番大きかったです。そこでなんとか勝ち切れたのは良かったと思います。

―前半は途中から大きく差を詰めましたがそこはいかがでしたか
自分で言うのもなんですけど、自分のシュートが入って、そこからチームの士気も結構上がっていったので、そこが1番大きかったかなと思います。

―後半逆転してからは、どのような気持ちで試合に臨みましたか
自分たちのチームの課題が、やっぱりシュートミスというところだったので、追いついて勝ち越したところまでは良かったんですけど、そこからシュート外さないようにというところだけは心がけていました。

―インカレに向けての意気込みをお願いします
(開催地が)地元の愛知ということもあるので、やっぱりなるべく多く勝って、このチームでハンドボールやるのも最後なので、そこはいい形で終わりたいなと思います。

山本浩介 選手

―今回の試合を振り返っていかがでしたか
立ち上がりはこの前の秋リーグと一緒で悪かったんですけれども、そこから流れに乗って巻き返すことができたので、全体的に見ればよかったと思います。

―1部で戦ってきたチームと今回の順天堂大との違いは何かありましたか
体の強さが違っていて、いつもなら当たってからもう1段階行くようなところがあまり来ないで、それでもその分そのスピードがあって、そこはやはりやりづらい部分でしたね。

―前半は途中から大きく差を詰めましたが、そこはいかがでしたか
ディフェンスシステムを変えたことで、かなりディフェンスが安定してきて、そこからリズムを作ってオフェンスにつなげられたと思います。

―後半逆転してからはどのような気持ちで試合に臨んでいましたか
今年は追いかけられる側が少なかったので、びびらずにもっと攻めていこうという気持ちでした。

―インカレでのチームの目標はどういったところですか
やはり、優勝を狙いたいですね。

―最後にインカレに向けての意気込みをお願いします
優勝を目指して頑張るので、また応援をお願いします。

(取材・記事 岩瀬智悟)

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