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【スピード】第42回全日本学生スピードスケート選手権大会 入賞ラッシュ!!全員が昨年の結果を超え成長ある大会に!

第42回全日本学生スピードスケート選手権大会
2022年12月10日(土)、11日(日)
群馬県総合スポーツセンター伊香保リンク

日本学生氷上選手権大会(インカレ)の前哨戦ともなる今大会。法大勢からは7人が出場し、竹中裕馬(営3)が2種目で入賞する活躍を見せた。

2種目で入賞を果たした竹中裕馬

競技結果

12月10日

種目 選手名 順位 記録
500m 濵圭裕 32位 38秒48
山本慶汰 失格 ※転倒によるコースアウト
1500m 笛木陽空 4位 1分52秒82
赤坂仁 5位 1分53秒06
濵圭裕 23位 1分57秒42
10000m 竹中裕馬 3位 15分00秒73
小山晃生 6位 15分35秒05

12月11日

種目 選手名 順位 記録
1000m 山本慶汰 13位 1分13秒84
濵圭裕 40位 1分16秒69
5000m 竹中裕馬 4位 6分56秒65
小山晃生 17位 7分20秒45
赤坂仁 27位 7分31秒52
笛木陽空 28位 7分32秒28

戦評

2日間にわたって群馬県の伊香保リンクで行われた第42回全日本学生選手権。昨年に続き、SP部門とAR部門に分かれる形態での開催となった。両日とも晴天に恵まれるも時折強めの風が吹き、屋外リンク特有の環境にタイムが左右される難しい戦いとなるも、各選手が屋外リンクでの自己ベストを続々と更新。昨年からの成長を見せ、1月に北海道の苫小牧で行われるインカレに向け実り多き大会となった。1日目は500m、1500m、10000mが行われ7選手が出場。1500mでは笛木陽空(文3)が4位、赤坂仁(文4)が5位のダブル入賞。さらに10000mでは竹中裕馬(営3)が3位で表彰台入り、1年生の小山(おやま)晃生も6位入賞の活躍を見せた。2日目は1000mと5000mが開催。1000mでは山本慶汰(営2)が法大勢トップ13位の好成績。4選手が出場した5000mでは、前日に続いて竹中が4位入賞を果たした。(取材・撮影 川口綜一朗)

選手コメント

赤坂仁

―1500mの5位入賞を振り返って
入賞を狙っていたのですが、思っていたより高い順位でよかったのと、チームメイト(笛木)に負けたのが悔しかったです。目標は入賞をしてインカレに繋がるようなレースになればいいなと思い臨んでいました。今シーズンの始めはあまりいいタイムが出せなかったのですが、だんだん調子が上がってきてるのでいい感触だと感じています。

―レースを通して見つかった課題は
足は強くなりましたが、インカレまでの一か月くらいの期間でもう1回(足を)作り直して、もっと耐えられるような足作りが必要だと思いました。

―5000mの結果については
自分が思ったより実力不足で、チーム内で1番を狙っていましたが全然ダメでした。自己ベストの更新が目標でしたが、更新することもできませんでした。それでもたくさんの人に応援してもらい、すごく楽しいレースができたかなと思います。

ー昨年に比べ良くなった点は
技術面は去年よりも上がっていて1500mでもいい順位になれたので、去年よりは収穫があるかなと感じています。

―最後の大会となるインカレに向けた意気込みを
チーム全体としても上がっていて、みんなに影響を与えられるように自分も頑張っていきたいなって思っています。インカレは各大学の代表が出る大会なので、しっかり入賞を目指して年末まで頑張っていきたいです。

笛木陽空

―学生選手権を振り返って
去年より順位が全体的に全員が上がってきて、成長しているなと感じました。来年は表彰台に確実に乗れるように頑張りたいなと思います。

―4位に入った1500mについては
屋外リンクのベストタイムでした。赤坂主将には絶対に負けたくなくて勝てたのがよかったのと、3位には入りたかったなとは感じました。足に疲労が溜まったら一気に動かなくなってしまうのがあるのですが、意外と最後まで耐えられたなというのと、タイムが一気に落ちることなく、少しずつ落とせたのがよかったです。

ー5000mでは足踏みする結果に
タイムは全然良くなかったのですが、初めから躊躇してゆっくりなタイムで入らず、攻めたタイムで入れたのでよかったです。垂れてもしょうがないと思って滑っていましたがその結果遅かったので、後半に垂れないように練習しないといけないなと思いました。

ーインカレに向けた意気込みを
毎年ベストを更新することができていて、今年はインカレでも入賞を狙えそうなので、そこを目標にしています。結構キツいとは思っていますが、8位でもいいからとにかく入賞を目指して頑張ります。

竹中裕馬

―10000mは3位で表彰台入り
外リンクのタイムは運だと思っているので、順位の部分だけは満足いく結果でした。同時出走の選手に勝てば3位だということを考えて滑って、絶対に負けないようにしていたのでよかったです。

ー5000mでは4位入賞で惜しくも表彰台入りを逃す結果に
タイムランキングでは8番目だったので、実力ある3人の選手にタイムで勝てたことに満足です。自分のやりたいスケーティングができるようになってきて、まだやりたいこともあるので伸び代を感じつつも頑張れているなと思います。

ー「やりたいこと」とは
感覚的な話にはなるのですが、コーナーで加速感を得るスケーティングをしたいなと思っていて、5000mの後半までそれができたのでよかったと感じています。

―大会で成長できた部分は
風がすごく強いのを初日の10000mの最初の3周くらいで感じました。向かい風のホームストレートでは歩数を変えて対応して、バックストレートの追い風の部分で一気に加速するという動きに大会中に対応できたことが成長でした。

―大会まではどのような練習を
先週に外で大会があり、外リンクの感覚が掴めていたのでいいイメージを持って臨めました。特別な練習はしていないのですが、逆にイメージだけはよかったのでその感覚で滑りました。

―今大会を通してのチームの雰囲気は
自己ベストが出ている人が多く、みんなで切磋琢磨しているので、このイメージでインカレまでみんなで高め合えればいいなと思います。

―インカレに向けて
想定よりも自分が戦えていると感じています。タイムランキングでは入賞ラインぎりぎりになるので、入賞を目標に頑張りたいと思います。

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