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【陸上競技】第99回東京箱根間往復大学駅伝競走 復路展望 総合5位以内の目標達成なるか!

展望記事
2023年1月2日(月)

東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根)の往路が終了。往路を終えて、法大は8位につけている。今回は、復路の展望記事をお届けする。

区間エントリー

区間 距離 選手名
6区 21.3km 武田和馬(社2)
7区 23.1km 宮岡幸大(スポ2)
8区 21.4km 清水郁杜(社1)
9区 20.9km 山本恭澄(経4)
10区 20.8km 高須賀大勢(生命3)
補欠 中園慎太朗(社4)
宗像直輝(社3)
小泉樹(現2)
大会当日、補欠と区間エントリーされたメンバー間でエントリー変更が可能。1日に変更できる人数は4名まで。

復路展望

往路を8位で終えた法大。5位・早大との差は1分20秒と、復路次第では目標の『総合5位以内』を十分狙える位置取りだ。往路の選手たちが見せた執念を受け継ぎ、復路での『逆転劇』につなげたい。

6区を担うのは武田和馬(社2)だ。前回大会では1年生ながら出走し、区間2位(58分40秒)という好成績を収めた。そんな武田が今大会で狙うのは区間賞の獲得、そして史上5人目となる57分台での走破だ。過去の自分、そして偉大な記録を残した先人たちを超えられるか。下りの名人・武田の走りに今年も要注目だ。

続く7区は宮岡幸大(スポ2)がエントリー。「ようやく11月に調子が上がってきた」。宮岡自身もそう振り返るように、11月に行われた上尾ハーフで残した好記録が自身初となるエントリーメンバー入りを手繰り寄せたことだろう。これまでのレースに続き、この大舞台・箱根でも存分にそのポテンシャルを発揮したい。

難所・遊行寺の登り坂が構える8区。任されたのは清水郁杜(社1)だ。1年生として唯一のメンバー入りを果たした清水は「結果で応えたい」と気合十分。持ち味の粘り強さを発揮し、続く9区、10区を担う先輩たちに発破をかける力走を見せてくれるはずだ。

毎年多くの逆転劇が生まれる9区。この区間を任された山本恭澄(経4)は今大会、念願の初エントリーを果たした。これまでの4年間、大きなケガなく着々と実力をつけてきた山本。満を持しての出走が期待されるラストレース・箱根駅伝を有終の美で飾れるか。

2日間に渡る駅伝の集大成・10区を走るのは高須賀大勢(生命3)だ。前回大会では当日のエントリー変更によって惜しくも出走かなわず、悔しい思いをした。それだけに箱根にかける思いは誰にも負けないものがある。憧れの舞台はすぐそこだ。プレッシャーに屈せず、「高須賀はガチ」と言わしめる走りを見せて欲しい。

フレッシュな顔ぶれが揃う復路。箱根の出走経験がある選手は6区・武田のみだ。しかし今季のレースで自己ベストを更新し、調子が上がっている選手を揃えたという見方もできる。この箱根の舞台でも我々の予想を超える快走を見せてくれることだろう。
また、リザーブには前回大会にて7区を走った中園慎太朗(社4)をはじめとする心強いメンバーが控えている。
万全の選手構成のもと、目標を実績に変える準備は整った。オレンジエクスプレス・下り列車を担う選手たちの躍動が今から楽しみだ。(嘉藤大太)

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