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【ハンド】2023年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 第1戦 対中大 惜しくも敗戦となったが、手応えをつかんだ

ハンドボール

2023年4月15日(土)
中央大学多摩キャンパス

冬を通じて、チーム改革やフィジカル強化に取り組んできた法大ハンドボール部。その成果の見せ場となる春季リーグ戦が開幕した。第1戦では中大と対戦。前半はリードしたが、中大の追い上げによって惜しくも敗戦。手応えと悔しさを感じる初戦となった。

中大に挑む選手たち

試合結果

トータル試合結果

28
法政大学
13 前半 12 33
中央大学
15 後半 21

 春季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 4月15日(土) 中央大学 ●28-33 中大多摩
2    16日(日) 日本体育大学 中大多摩
3      23日(日) 筑波大学 国士大多摩
4      30日(日) 明治大学 明大和泉
5   5月6日(土) 早稲田大学 日大八幡山
6       7日(日) 国士舘大学 日大八幡山
7     13日(土) 日本大学 三郷市総合体育館
8     21日(日) 東海大学 立教大新座
9     28日(日) 立教大学 国士大多摩

個人得点

  • 岩﨑琢未 選手 (スポ・3)・・・10点
  • 渡邊桂也 選手 (経済・3) ・・・6点
  • 石田季里 選手 (経済・4) ・・・4点
  • 今松祐也 選手 (経済・4) ・・・3点
  • 竹中柊翔 選手 (社会・2) ・・・2点
  • 布田航  選手 (経済・4) ・・・1点
  • 小柏魁  選手 (社会・3) ・・・1点
  • 栗田哲太 選手 (社会・2) ・・・1点

セーブ率

    • 山口隼和 選手 (社会・4) ・・・38%
    •      松田大介 選手(社会・4) ・・・1/2(7mスロー)

戦評

いよいよ春季リーグ戦が開幕した。新体制の法大ハンドボール部が発足して約半年。この期間取り組んできたチーム改革や練習の成果を発揮すべく、今大会をスタートさせた。
1回戦の対戦相手は中大。昨年の秋リーグでは10点差を付けられて敗戦した相手だ。その中大に対し開始早々に2点先取すると、試合開始から10分で6点リードした。昨年とは明らかに勢いが違っていた。その後も岩﨑琢未(3)、栗田哲太(2)らを中心に得点を重ねるが、中大もじわじわと差を縮めていく。前半終了時には、わずか1点差の13-12となった。
後半では中大がさらに勢いづき、連続得点を入れる。法大も勢いを落とすことなく点を重ねていったが、28-33で敗戦。勝利にはあと一歩届かなかったが、一時は大きくリードする場面を見せるなど、変化したチームの力が垣間見られる試合となった。

選手インタビュー

布田航 主将

―今回の試合を振り返って
相手が素晴らしいチームだったので自分達は受けずに行こうというところで最初それで上手くハマったのは良かったかなと思います。後半は個々のレベルの差を痛感したので、あと8試合でそこを修正して行きたいなと思います。

―中央大学に向けての対策は
相手どうこうというよりかは自分たちサイズがない分、相手の方が大きい選手が来るということが多いのでそういう意味で大きい相手に対してどうやってやるかっていうところと相手のディフェンスに合わせてオフェンスも上手く一対一、できるだけ数的同数を作るというところを意識してこの2週間準備してきました。

―前半の得点の要因は
攻撃の足がみんなまず動いてたというところと勢いの部分はやっぱり流れの部分があると思います。オフェンスも足が動いてたという感じですね。

―春リーグの前の事前取材で組織改革の変化であったり自己修正力のお話をされていましたがそれはどうですか
後半の15分ぐらいから一回タイムアウト取った時にディフェンスシステムを少しだけ修正したのですがそこで上手く対応出来た部分は新チーム始まってきた時からの底上げで、基礎の部分が出来上がっていたので上手く対応出来ていたと思うんですけど、あとはやっぱり対応し続ける体力っていう部分が同じ選手が結構出ていたんでそこはちょっと課題が見えたかなという感じです。

―明日の意気込みをお願いします
やっぱり素晴らしいチームなのでまず受けないというところと後半にかけて良いチーム、上がってくチームにしたいと思っているので明日も色んな選手を使いながら相手の隙を見つけて少しでも良いゲームができるように頑張りたいと思います。

岩﨑琢未 選手

―今回の試合を振り返って
前半は立ち上がりも良く攻撃からのスタートで自分もシュートが一発目入って、そこから調子いい時が最初ありましたが前半の後半になるにつれて間の部分とかからミスが多くなったりとかシュートがは入らない場面が多くなってきてみんな焦り始めてたりしていたんですけど今日のディフェンスはみんな結構寄りも早くて頑張っていたのでそれが離されずに前半行けたのかな、ディフェンスが良かったのかなと思います。

―主将が自己修正力のお話をされていました。その部分で意識したことは
自分はシューターなので相手のキーパーの動きとかどこが入りやすいとかを見ながらシュートを打ってましたね。

―前半の得点の要因は
自分の調子が良かったというのもあったと思うのですがみんな結構走れていて速攻も早くパスで繋げてたのでそれが良かったんじゃないかなと思います。

―今後の意気込みをお願いします
去年秋リーグで入れ替えまで行ってしまったので今回行かないように上位目指して頑張りたいと思います。

今松祐也 選手

―今回の試合を振り返っていただいていかがでしたか
初戦ということで最初から勝ちに行って、立ち上がりも良かったです。ただ、最後は地力の差を見せつけられたというか、個人の力の差が出てしまったので、そこをなんとか守れるように修正していきたいなと思います。

―今回特に意識したところはどういったところですか
前回の練習試合でボロボロにやられたので、ディフェンスで最後に寄って、1人余らせるというところを心掛けていました。

―前半はチームとしてかなり得点を入れていましたが、その要因はどういったところでしたか
ディフェンスが機能していて、そこから速攻に行けて良い形でシュートまで行けたのが要因かなと思います。

―この冬を通じてチーム改革に取り組んできたと思いますが、その成果は何か出ましたか
新チームになった時に比べてチームの層の厚さが上がり、色々な人が使えるようになったというのが大きいかなと思います。

―それでは最後に、今後に向けての意気込みをお願いします
6位以上が目標なので、そこを達成できるようにしっかり勝ち星を稼いでいきたいと思います。

(取材・記事 松岡茉満子、岩瀬智悟)

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