【バドミントン】関東大学バドミントン春季リーグ戦 女子 対専大、早大 2連勝の好スタートを切る!
関東大学バドミントン春季リーグ戦
2023年4月29日(土)、30日(日)
日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館
春季リーグが開幕し初戦は専大と対戦。昨季2部から昇格を果たした相手を4-1で下し、白星発進を決める。続く第2戦も早大相手に4-1で勝利し、開幕から2連勝を飾った。
試合結果
第1戦 総合試合結果
法政大学
4 |
– | 専修大学
1 |
詳細結果
試合 | 試合詳細(後者が対戦相手) |
---|---|
第1シングルス | 〇内田美羽2ー1坂井叶(21-16、17-21、22-20) |
第2シングルス | 〇中澤里奈2ー1飯田朱音(21-14、17-21、21-13) |
第1ダブルス | 〇宮﨑淳美・三輪朋香2ー1日笠美空・加藤環季(16-21、21‐13、21-13) |
第2ダブルス | ●八角実侑・堤みほろ1ー2坂井叶・杉本千紘(21-16、13-21、16-21) |
第3シングルス | 〇笹原愛夏2ー0内田真緒(21-8、21-14) |
第2戦 総合試合結果
法政大学
4 |
– | 早稲田大学
1 |
詳細結果
試合 | 試合詳細(後者が対戦相手) |
---|---|
第1シングルス | 〇内田美羽2-0岡本萌奈未(21‐6、21-13) |
第2シングルス | 〇中澤里奈2-0石橋結子(21-14、21‐17) |
第1ダブルス | 〇宮﨑淳美・三輪朋香2-0岩﨑真帆・岡本萌奈未(21-11、21‐14) |
第2ダブルス | ●森山紗帆・上岡美月0-2石橋結子・尾﨑羽音(16-21、16-21) |
第3シングルス | 〇笹原愛夏2-0岩﨑真帆(21-11、21-13) |
戦評
専大戦
春季リーグの開幕戦、第1シングルスを託されたのは内田美羽(営3)。序盤から巧みなショットで相手を揺さぶっていき、第1ゲームを21-16で制する。しかし、第2ゲームを落とすと、続く第3ゲームでも19-20と相手に先にマッチポイントとされる苦しい展開に。それでも、ここから3連続得点で試合をひっくり返し、見事な逆転勝利を演じた。エースの最後まで諦めないプレーで、チームに勢いをもたらした。
第2シングルスには中澤里奈(営2)が抜擢された。幸先よく第1ゲームを先取した中澤だったが、疲労からか第2ゲームはショットが思うように決まらない場面が目立つ。それでも、第3ゲームに入ると動きにキレが戻り、終始リードを保ったまま21-13で勝利。チームの期待に応える活躍を見せた。
2連勝として試合はダブルスへと移る。第1ダブルスの宮﨑淳美(営4)・三輪朋香(人3)ペアは、第1ゲームこそ落とすものの、宮﨑、三輪共に鋭いスマッシュを連発し、第2ゲームを21-13でものにする。続く第3ゲームでも序盤から優位に試合を進め、マッチポイントとする。最後は三輪のドロップショットが相手の前にポトリと落ちゲームセット。シングルス勢に続き、勝利を収めた。
第2ダブルスには、八角実侑(人4)・堤みほろ(理工3)ペアが出場。お互いに1ゲームずつ奪って迎えた第3ゲームは点の取り合いに。ネットインによるラッキーな得点もあったが、流れを引き寄せるには至らず。16-21でこのゲームを落とし、第2ダブルスは黒星となった。
勝敗が確定したため、第3シングルスは当初予定していた宮﨑に替わり、ルーキーの笹原愛夏(国1)が出場。序盤からゲームの主導権を握り、相手のミスを誘っていく。次々に得点を奪い、21-8、21-14で2ゲームを連取。デビュー戦で見事な戦いを見せた。
早大戦
2日目の対戦校は早大。第1シングルスは昨日に引き続き内田が登場した。幸先よくヘアピンで先制すると、一挙6得点で序盤から大量リード。まさに相手を圧倒する試合運びで第1ゲームを制する。第2ゲームでも終始主導権を握ったままゲームを進め、ストレートで勝利を収めた。
第2シングルスの中澤は、自身の持ち味という粘りのプレーを発揮した。第1ゲームは序盤から接戦模様となったが、中盤以降リードを奪うとそのまま21-14でゲームをものにする。第2ゲームも互いに流れをつかみきれない展開となったが、21-17でこのゲームも連取。昨日に続いて2連勝でダブルスを迎えることとなった。
第1ダブルスは宮﨑・三輪ペアが出場。序盤から大差をつけると、相手に付け入る隙を与えずそのまま第1ゲームをものにする。第2ゲームも息の合った盤石なプレーで制し、白星を手にした。
第2ダブルスは森山紗帆(人3)・上岡美月(人2)が起用された。共にリーグ戦初出場となった2人だが、打球がネットに掛かってしまうことが多く、なかなか相手のペースを崩すことができず。2ゲームを連取され、勝利を挙げることはできなかった。
第3シングルスでは再び笹原がコートに上がった。相手の前に落ちるショットを効果的に使いながら、落ち着いたプレーを見せ2ゲームを連取。昨日のデビューから個人2連勝となった。
経験豊富な上級生と新戦力が融合し、連勝スタートを切った法大。この勢いそのままに、優勝へと突き進む。(窪田真一)
選手インタビュー
中澤里奈
―試合を振り返って
初めてレギュラーとして出たんですけど、緊張したしいつも練習している成果が出なかったなと思います。
―試合中、どのようなアドバイスがありましたか
自分は粘るプレーが持ち味なんですけど、そういう試合をできた時に褒められたり、「このプレーをもう一回するように」と言われました。
―2連勝というチームの結果については
結構良い状態で2つとも勝てているので、このままあとの3試合も気を抜かずに頑張っていきたいと思っています。
―大会3日目以降に向けての意気込みをお願いします
3日目以降も試合を通して自分を成長させられるように頑張りたいですし、チームの一本を取れるように頑張りたいと思います。