• HOME
  • 記事
  • バドミントン
  • 【バドミントン】関東大学バドミントン春季リーグ戦 男子 対筑波大、明大 開幕から2連勝で後半戦へ!

【バドミントン】関東大学バドミントン春季リーグ戦 男子 対筑波大、明大 開幕から2連勝で後半戦へ!

バドミントン

【バドミントン】関東大学バドミントン春季リーグ戦 男子 対筑波大、明大 開幕から2連勝で後半戦へ!

関東大学バドミントン春季リーグ戦
2023年4月29日(土)、30日(日)

日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館

春季リーグが開幕。初戦の筑波大戦を4-1で勝利すると、続く明大戦もダブルス勢の活躍などで3-2で勝利。2連勝と好スタートを切った。

2戦続けてストレート勝ちを果たした江頭・髙柳ペア

試合結果

第1戦 総合試合結果

法政大学

4

筑波大学

1

 

詳細結果

試合 試合詳細(後者が対戦相手)
第1シングルス 〇増本康祐2ー1永渕雄大(12-21、21-16、21-18)
第2シングルス 〇後藤サン2ー1松久知弘(19-21、21-15、21-18)
第1ダブルス 〇江頭桜空・髙柳大輔2ー0藤澤佳史・中村舜(23-21、21‐18)
第2ダブルス ●野田好希・中島巧1ー2永渕雄大・野口翔平(21-23、21-11、12-21)
第3シングルス 〇田中市之助2ー0中村舜(21-14、21-16)

第2戦 総合試合結果

法政大学

3

明治大学

2

詳細結果

試合 試合詳細(後者が対戦相手)
第1シングルス ●後藤サン1-2宮下怜(16‐21、21-18、17-21)
第2シングルス 〇林寿輝弥2-0本田光(21-12、21‐19)
第1ダブルス 〇江頭桜空・髙柳大輔2-0菊川旭飛・栁川蓮(22-20、21‐16)
第2ダブルス 〇谷津央祐・木野舜悟2-0百上拓海・山下啓輔(21-15、21-16)
 第3シングルス ●櫻井煌介1-2藤原睦月(18-21、23-21、19-21)

 

戦評

筑波大戦

昨年の秋季リーグでは2位に終わり、「今季は全勝優勝を」と意気込む法大男子。応援の規制も緩和され、会場内に熱気があふれる中、春季リーグが開幕した。
第1シングルスに出場したのは、今年度シングルスのエースとして期待がかかる増本康祐(経3)。第1ゲームは12-21で落とした増本だが、第2ゲームでは長身から繰り出される鋭いスマッシュを武器に得点を重ねていく。勝敗をタイに戻して迎えた第3ゲーム。長いリーチを生かした守備も光り、21-18で見事に勝利。順調な滑り出しを切った。

第2シングルスに出場したのは、後藤サン(社4)。ライン際ギリギリまで打球を見極める相手に苦戦を強いられ、第1ゲームは落としてしまう。しかし、第2ゲームではネット際での攻防から鋭い当たりで得点を挙げるなどペースをつかむ。点の取り合いとなった第3ゲームも終盤にリードを奪い、21-18で勝利。チームの勢いを加速させた。

第1ダブルスに出場したのは、江頭桜空(デ工3)・髙柳大輔(キャ3)ペアだ。両ペアによる高速ショットが飛び交うゲームとなったが、江頭・髙柳ペアが押し切り、23-21、21-18で2ゲームを連取。シングルスでつくった流れに乗り、チームに勝利をもたらした。
第2ダブルスは、野田好希(人4)と中島巧(経4)が出場。第1ゲームでは終盤までリードしながら手痛い逆転を許してしまう。緩急の効いた攻撃と粘り強い守備で第2ゲームをものにするも、第3ゲームは終始相手にリードを許したまま敗戦。白星を挙げることはできなかった。

第3シングルスには、田中市之介(経2)が出場。軽快なフットワークで相手のショットに食らいつき、攻撃に転じては痛烈なスマッシュを決め、得点を重ねていく。ストレート勝ちで、開幕戦を締めくくった。

 

明大戦

第1シングルスに起用されたのは後藤。両者ともに1ゲームずつ取って迎えた第3ゲーム。11-20と先にマッチポイントを奪われるも、ここから怒涛の6連続得点。しかし反撃はここまで。昨年のインカレ王者相手に健闘を見せるも、勝利を掴むことはできなかった。
第2シングルスは林寿輝弥(経4)が任された。鋭いスマッシュで次々に得点を挙げていき、第1ゲームを21-12でものにする。第2ゲームでは序盤こそ相手にリードされるも、軽いショットでも得点を挙げるなどして中盤以降逆転。ストレート勝ちでチームの対戦成績をタイに戻した。

第1ダブルスは江頭・髙柳ペアが出場。プレーの最中も声を掛け合い、得点の度に雄叫びを上げる両者。抜群のコンビネーションを見せ、22-20、21-16と昨日に続いてのストレート勝ちとなった。
第2ダブルスには新人戦で準優勝を果たした谷津央祐(経3)・木野舜悟(社3)ペアが起用された。打ち返すのが難しい体の正面を狙っていき、相手のミスを誘う。最後はネットに当たった打球が相手のコートにポトリと落ち、2ゲーム連取で勝利を手にした。

第3シングルスでは櫻井煌介(経1)がリーグ戦デビューを果たした。ひと足先に試合を終えた女子も加わり、一層熱い声援が櫻井の背中を押す。力強いスマッシュを決めるなど随所に光るプレーを見せた櫻井だったが、明大の藤原睦月とのルーキー対決は藤原に軍配。デビュー戦を白星で飾ることはできなかった。

男女の垣根を越えて櫻井に声援を送る法大の選手たち

2季ぶりの優勝へ向けて、快調なスタートを切った法大男子。この先、前季王者の日大らとの対戦を控えるが、どういった戦いを見せてくれるのか期待したい。(窪田真一)

選手インタビュー

江頭桜空・髙柳大輔

―ここまでの2試合を振り返って
髙柳:僕はチームの応援のおかげもあって、ベストなプレーとは言えないんですけど、でも元気良く自分たちらしさが出たプレーができたと思っています。それが結果的にチームの勝利に繋がっていて嬉しい気持ちです。
江頭:厳しい場面とかもあったんですけど、どっちも強い気持ちで勝ち切れた試合だったのでそれが後半の2ダブとか3シンにも繋がったと思います。

―今季は声援の規制が緩和されましたが、プレーへの影響は
髙柳:僕がスマッシュを決めた時も今大会はいつもより盛り上がってくれるので、僕自身ももっと打って決めようという風に助けられます。声があった方がありがたいです。
江頭:自分は結構観客席とか見たりするので、応援している人たちと一緒に戦える気持ちが今回の方があるので、それはすごい背中を押してくれる感じがしました。

―お二人で話し合われたことは
江頭:やっぱり団体戦で一本二本が大事になってくる中で、最後マッチポイント取ったところとか取られたところで一回話し合って相手の球をある程度予測して詰めに行くというのを今回やってみて、それがすごくハマって良かったかなと思います。
髙柳:江頭の方が相手の動きとか球とかよく見えている方で、彼から僕に「相手はこういう球を打ってきやすいからここ狙った方が良い」というのを試合中に教えてくれたりするので、それを信じて動くとたまたま今回はハマって点数が取れたかなと思います。

―次戦以降に向けての意気込みをお願いします
江頭:今回は結構良い形でストレートで勝ってきているので、チームを優勝させてMVPも狙っていきたいと思います!
髙柳:出る試合全部ストレートで勝ちたいと思ってます!

関連記事一覧