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【ラグビー】関東大学春季交流大会 対立大 接戦を制し、大会初勝利を挙げた!

関東大学春季交流大会
対立大
2023年4月30日
立教大学富士見総合グラウンドラグビー場

開幕戦では10トライを奪われ、大敗した法大。手に汗握る接戦を制し、大会初勝利を挙げた。

 

円陣を組む選手たち

試合結果

トータル試合結果

27
法政
17 前半 5 17
 立大
10 後半 12

 

ポイント詳細

3/2 1/2
1/0 G 0/1
0/0 PG 0/0
0/0 DG 0/0
T:山脇2、細川、椎葉、石川、G:熊田

※前半/後半、得点者は法大のみ記載

法政大学メンバー

No. ポジション 選手氏名 学年 出身校
1 PR 四元涼太 4 鹿児島玉龍
2 HO 仙波陸 3 新田
3 PR 和山学弥 1 法政二
4 LO 細川幹太 2 國學院久我山
5 LO 上杉太樹 3 東福岡
6 FL 嶋崎汰星 2 法政二
7 FL 森達喜 3 京都成章
8 NO.8 高城喜一 4 金光藤陰
9 SH 山脇一真 4 天理
10 SO 金侑悟 3 大阪朝鮮
11 WTB 松田陸空 3 石見智翠館
12 CTB 田中大誠 2 國學院栃木
13 CTB 炭竃柚斗 1 報徳学園
14 WTB 椎葉脩嗣 4 日向
15 FB 熊田経道 4 大阪産業
16 Re 守安史成 1 桐蔭学園
17 Re 石川空悟 4 佐賀工業
18 Re 杉山優太郎 3 法政二
19 Re 山内滉太 1 昌平
20 Re 佐野祐太 3 目黒学院
21 Re 岡崎慎 3 國學院栃木
22 Re 小山田裕悟 2 桐蔭学園
23 Re 鈴木颯太 1 秋田工業
24 Re 多賀薫平 4 早稲田摂稜
25 Re 原澤昇吾 4 法政二
26 Re 立山一望 1 静岡聖光学院

 

戦評

開幕戦では5トライを決めるも、ディフェンスが崩壊し、10トライを奪われ、大敗した法大。春季大会優勝に向けて、絶対に負けられない一戦が幕を開けた。
試合開始早々、得点を奪ったのは法大だった。キックオフから着実に相手陣地に攻め込み、前半3分に山脇一真(4)が先制のトライを決める。また、熊田経道(4)が縦に大きく突破し、パスを繋ぎ、前半7分に山脇が再びトライを決める。さらに、松田陸空(3)が相手のノックオンを誘うタックルを見せ、ボールを獲得し、パスを繋ぎ、最後は椎葉脩嗣(4)が相手をかわし、大外を走り切り、前半17分にトライを決めた。前半36分に立大にトライを奪われるも、17対5とリードで前半を折り返す。
トライを決めた椎葉

後半でも先にトライを挙げたのは法大だった。相手陣地へじわじわと攻め込み、後半5分に細川幹太(2)がトライを決める。しかし、後半9分、後半17分と連続でトライを奪われ、22対17と追い上げられる。次の得点がこの試合のカギとなるため、両チームに力が入った。一進一退の攻防が続くが、ラインアウトモールから、石川空悟(4)が後半32分にトライを決め、試合を決定づけた。最終的には、27対17でノーサイドの笛が鳴った。
試合を決定づけるトライを挙げた石川

今大会、初勝利を挙げた法大。次戦は強敵・筑大との戦いになる。次戦からは主将・石岡玲英(4)が復帰する。石岡のいない間にチームはどこまで成長したのか、真価が問われる。
(記事:盛岡惟吹、写真:大草拓馬)

インタビュー

椎葉脩嗣(4年、WTB、日向)

ー本日の試合を振り返って
けが人や病人でメンバーが厳しい状況でしたが、いるメンバーで自分たちのやることを徹底して、勝ち切れたところはよかったかなと思います。

ー本日の試合ではトライを決めました
あれは仲間がいい状況を作ってくれて、取り切ることをBKも目標としていたので、取りきれ切れたのはよかったです。

ー試合中に監督やコーチからかけられた言葉は
敵陣に入った時にもっとスイッチを入れて、時間をかけてもいいからしっかり点を取るよう言われました。

ーチーム初勝利となりました
自分たちの目標には、まだまだ達していないのですが、今日の勝利を生かして、さらにレベルアップしていきたいです。

ー次戦は筑大との試合になります
相手は格上なので、チャレンジ精神を持って、ハードな練習に取り組んで、勝てるようにしていきたいです。

ー今後の試合に向けて意気込みをお願いします
まだチームが始まったばかりですが、自分たちの目標であるリーグ戦優勝に向けて、より一層レベルを上げて努力していきたいと思います。

上杉太樹(3年、LO、東福岡)

ー本日の試合を振り返って
本当に前半はタイトなゲームで、ミスがあまり許されないところもある中で、リードのまま後半に入れたのが良かったです。

ー自身のプレーを振り返って
自分は身長が大きいのでラインアウトやキックオフを求められていると思います。キックオフはあまりなかったのですが、ラインアウトで高い獲得率をあげられたことがよかったです。

ー大会初勝利となりました
慶應に大敗したのですが、2試合目で初勝利できました。次は筑波なのですが、いい雰囲気を筑波に持っていけるようにしたいです。

ースクラムについては
3番が怪我でいない中で、押されることが多かったです。後半になるにつれ修正もできてきて、最後の方もしっかり押せて、修正できたのがよかったです。

ー今後の試合に向けて意気込みをお願いします
怪我で1、2年生の時は試合ができてなかった分、残りの2年間は戦い切れるように体づくりと練習に励んでいきたいと思います。

北川直宏(3年、SO、桐蔭学園)

ー今日の試合を振り返って
前半は継続するところはギャップも狙えていて、点を決めるところでミスがあったのですが、継続はかなりできました。エリアマネジメントに関しては課題を残したなと思っています。

ー自身のプレーを振り返って
アタックする中でギャップが見えてて、ギャップは見えていたのですが、フォワードとの噛み合い、コミュニケーションを重ねて、もう少しゲインを取れたなと思ったところがありました。エリアマネジメントで真ん中に蹴り込もうとしたのですが、インゴールが狭いということもあって、そこを恐れてあんまり思い切り蹴り込めなかったです。

ー初勝利となりました
自分は立教戦からメンバー入りしたのですが、スタンドオフ、10番として負けたら自分の責任が大きいので、勝てたのは良かったです。

ー今後の試合に向けて意気込みをお願いします
ここからもまだ強い相手がいるので、自分が現状に満足せず、もっとチームを勝たせられる選手になっていきたいと思います。

鈴木颯太(1年、SO、秋田工業)

ー本日の試合を振り返って
大学に入ってから初めての公式戦で、先輩たちがいいゲームをしてくれた中で後半から出場できました。

ーご自身のプレー振り返って
個人としてはボールタッチが少なく、ディフェンスでは貢献できなかったので、スキルアップして、チームのメンバーに食い込めるようにしていきたいです。

ー初出場を果たしました
伝統ある法政大学ラグビー部で試合に出場できたことを誇りに思っていますが、それに満足するのではなく、いいパフォーマンスをしていきたいと思っています。

ー今大会で見つかったチームの課題は
メンバー26人がスタメン、リザーブ関係なくチームの方向性を全員が理解するところができていなかったので、そこが今後の課題かなと思います。

ー今後に向けて意気込みをお願いします
これから強豪校と当たることが多くなるので、自分たちがやってきたアタックやディフェンスを出せるように頑張っていきたいです。

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