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【ハンド】2023年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 第8戦 対東海大学 後半戦で一時巻き返すもラストで敗戦。

ハンドボール

2023年5月21日(日)
立教大学新座キャンパス体育館

春リーグも今回を含め残り2戦。入れ替え戦の可能性があるなか前回は引き分けと勝ち切ることができず段々と焦りが見られる法大。前回のインタビューで一から見直して戦い抜き勝ちたいという思いが結果に繋がってほしいとこであったが最後の最後で目標は砕かれてしまった。非常に惜しく悔しい試合であった。

試合結果

トータル試合結果

30
法政大学
14 前半 17 31
東海大学
16 後半 14

 春季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 4月15日(土) 中央大学 ●28-33 中大多摩
2    16日(日) 日本体育大学 ⭐︎34-31 中大多摩
3      23日(日) 筑波大学 ●23-37 国士大多摩
4      30日(日) 明治大学 ●29-34 明大和泉
5   5月6日(土) 早稲田大学 ☆30-25 大八幡山
6       7日(日) 国士舘大学 ●22-25 日大八幡山
7     13日(土) 日本大学 △27-27 三郷市総合体育館
8     21日(日) 東海大学 ⚫︎30−31 立教大新座
9     28日(日) 立教大学 国士大多摩

個人得点

  • 岩﨑琢未 選手(スポ・3) ・・・6点
  • 渡邊桂也 選手(経済・3) ・・・5点
  • 竹中柊翔 選手(社会・2) ・・・5点
  • 小柏魁  選手(社会・3) ・・・4点
  • 今松祐也 選手(経済・4) ・・・3点
  • 大島諒真 選手(情報・3) ・・・2点
  • 栗田哲太 選手(社会・2) ・・・2点
  • 林優我  選手(経済・2) ・・・2点
  • 布田航  選手(経済・4) ・・・1点

戦評

 春リーグもすでに残り2戦のみ。絶対に入れ替え戦は逃れたい法大。今回のゲームこそは勝ち切りたい。前半は東海大からのスタート。最初の攻めを勝ち取ったのは東海大。法大もまず初めの1点を取ろうと意気込む。相手がゴールを外してから素早い速攻から竹中柊翔(社・2)が得点。それに次いで渡邊桂也(経・3)も下からのボールでシュート、岩﨑琢未(スポ・3)、栗田哲太(社・2)も得点。得点はするもディフェンスで守りきれず失点も。互いに一歩も譲れない状況が続くも法大は1点リードでゲームを進めて行く。それから開始20分に東海大に点を越され一度タイムアウトを挟み切り替えを試みるが前半ラスト2分で2失点となり”法大14-17東海大”で終了。
後半開始。早速相手に得点を許してしまう。ここで負けていられないと法大もピッチを上げて渡邊を筆頭に得点していく。ディフェンスも上手く働き小柏魁(社・3)のシュートにつながる。また後半開始8分ごろには岩﨑、布田航(経・4)、小柏とパスを回しトライ。その時には得点にはならずとも7mスローのチャンスを掴み取り、岩﨑が勝ち取った。ここでさらに法大の士気が上がる。そして相手のパスミスを逃さずに竹中から受け取ったボールを今松祐也(経・4)が決めてまたも同点に(21-21)。その後も早川大翔(スポ・3)は相手オフェンスを押さえ込み場をもたせ、シュートにつなげるとチームに貢献。さらに渡邊も相手の強靭なディフェンスに飛び込み7mスローに、そしてシュート(25-23)。相手に速攻ですぐさま反撃されてしまうこともあったが相手のパスミスは逃さず得点(林優我 経・2)。ここでタイムアウトに。その後も法大は2得点連続でゴール。しかし法大側のパスミスから相手に駆け込まれて失点。ゲームはここから急展開に。焦りが出てきている中攻め込もうと奮闘するもすでに同点に(29-29)。残り1分、竹中が渾身の一手(30-29)。残り30秒で失点してしまい同点。法大がオフェンスであったが残り20秒、7人プレーのところパスを取られGKがいないゴールでまさかの失点。最後の最後に勢いで仕掛けるも得点ならず敗戦で終わった。(法大30-31東海大)。

選手インタビュー

今松祐也 選手(経済・4年)

―今日の試合を振り返って
ちょっとあんまりまだ頭の整理がついていないのですが今日ちゃんと勝ちに行かなきゃいけない試合でみんなも気合い入ってやってた中で最後の最後まで普段通りに行っていたのですが本当に最後に崩れてこっちのミスで負けてしまったので本当に悔しいです。

―前半後半で変えた作戦は
チームとしてというより個人的な意識なのですが前半結構センターがこっちに突っ込んでくることサイドに飛ばされることが多かったので飛ばしのパスをケアして早めに戻るということを意識してやっていました。

―チームとしてのディフェンスはどうでしたか。
今日の試合を通してセットディフェンスはおおかた守るべきところは守れていたと思いますが最後の最後の相手のセットオフェンスを守りきれなかったというのと、そして試合を通して相手のリスタートに対しての準備が少し遅かったのでそこは今後の課題かなと思います。

-同点になってからの後半タイムアウトではどのようなお話を
次のディフェンスは全力で守ろうというのと最悪、仮に点を取られても同点でいいよという。オフェンスになったら相手が7人にしていこうという話をしてたのですが最後その話がうまく伝わっていなくてそれがミスに繋がったんじゃないかなと思います。そこがなければ勝ち切れたかなと思います。

―今松選手はフワッと上から投げるボールが印象的です次
それは高校の時から選択肢の一つとしてやっています。

―春リーグを振り返って、そしてこれから
今日より前のここ数試合調子が悪くて今回は割と勢いよくちゃんと試合できたのでそこは良かったです。その勢いのまま最後やっていけたらなと思います。

小柏魁 選手(社会・3年)

−今日の試合を振り返って
ただただ悔しいだけです。

−今回はどういった戦略で臨みましたか
戦略は特になかったです。

−ここまでの試合を振り返って
今回の試合で勝たなきゃいけないところだったのですが負けてしまったので、次勝てるように頑張りたいです。

−今までと比べて、今回改善できた点は
ノーマークシュートです。

−来週の意気込み
絶対勝ちます。

竹中柊翔 選手(社会・2年)

−今日の試合を振り返って
前半あまり良くない感じだったんですけど、後半の追い上げでペースをつかめたと思います。最後チームの弱さが出てしまって負けてしまい、結構悔しいです。

−ここまでのリーグ戦全体を振り返って
チームとしては結構良くなっていると実感しているんですけど、最後の弱さというのがあって、どの試合も結局後の方になるにつれて勢いが落ちてしまっていると思います。そこを修正したいです。

−今回はどういった戦略で臨みましたか
前半はいろんなメンバー、フレッシュなメンバーで臨んで、後半はメインのメンバーでたたみかけるというイメージだったんですけど、その作戦自体はぴったりはまったと思います。

−今回今までと比べて改善できた点は
ディフェンスです。密集の意識とか寄りの速さとか、チームとして良くなったと思います。

−来週に向けての意気込み
勝たないと次につながらないので、意地でも勝ちます。


試合を終え、残すところはあと1戦。そこで勝たなければ入れ替え戦の恐怖が法大を襲うことに。今回話し合いが行き届いていなかったことから最後のミスにつながり悔しい結果となってしまった。最終戦ではミスを減らし選手それぞれの力が存分に発揮されることを願う。

(取材・記事 岩瀬智悟・松岡茉満子)

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