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【ハンド】2018年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 第7節 対順天大 序盤に崩れたリズムを修正できず 追い上げむなしく手痛い敗戦

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【ハンド】2018年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 第7節 対順天大 序盤に崩れたリズムを修正できず 追い上げむなしく手痛い敗戦

2018年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 第7節 対順天大
2018年5月4日(金)
日大八幡山キャンパス

昨日の明大戦に勝利し、現在3勝3敗の法大。今節の対戦相手は、現在全敗中で不調に苦しむ順天大だ。しかし昨日の試合では、実力校の中大を相手に肉迫する戦いぶりを見せており、決して侮れない。試合開始後すぐにペースを奪われると、一時は7点差にまでリードを許してしまう展開となり、10-14で前半を折り返す。そして流れが悪いまま進行した後半戦。終盤にはなんとか勢いを取り戻し始めたが、時すでに遅し。開いた差は埋められず、25-30で敗戦を喫した。

DSC 0550 R
悔しさの残る一戦となった

試合結果

トータル試合

25
法政大学
10 前半 14 30
順天堂大学
15 後半 16

 

スターティングメンバー

背番号 ポジション 選手名 学部・出身校 今節得点 今季得点
16 GK 深井亮太 理工4・浦和学院 0 0
3 CB 山本祐輝 社会3・浦和学院 1 29
25 RB 本田悠也 社会2・大分 1 6
5 LB 松岡寛尚 経済3・藤代紫水 8 55
22 RW 本田拓海 社会3・法政二 2 25
7 LW 田島走 社会4・ 藤代紫水 5 26
33 PP 橋口博隆 社会1・雄城台 2 16

 

交代選手

背番号 ポジション 選手名 学部・出身校 今節得点 今季得点
21 GK 仲村充 社会4・藤代紫水 0 0
2 CB 山本晃大 スポ健3・雄城台 4 20
4 RB 沖山葉太 スポ健4・法政二 2 2
9 PP 中惣康介 経済3・小松 0 0
10 PP 黛祐貴 経済4・富岡 0 3

 

 試合後順位表

順位 大学名 勝-分-敗 得点 失点 得失点 勝ち点
1位 早稲田 6-0-1 192 173 19 12
2位 筑波大 5-0-2 200 161 39 10
3位 中央大 5-0-2 203 187 16 10
4位 日体大 3-2-2 192 179 13 8
5位 国士舘 4-0-3 170 176 -6 8
6位 日本大 3-1-3 190 190 0 7
7位 法政大 3-0-4 194 198 -4 6
8位 明治大 2-0-5 161 178 -17 4
9位 東海大 1-1-5 149 179 -30 3
10位 順天堂 1-0-6 181 211 -30 2

 

春季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 4月14日(土) 筑波大 ●19-30(詳細) 日本大八幡山
2 4月15日(日) 東海大 〇34-20(詳細) 日本大八幡山
3 4月21日(土) 日本大 〇34-27(詳細) 国士舘大多摩
4 4月22日(日) 中央大 ●30-38(詳細) 日体大健志台
5 4月29日(休) 国士舘 ●26-29(詳細) 明治大和泉
6 5月3日(休) 明治大 〇26-24(詳細) 日本大八幡山
7 5月4日(休) 順天堂 ●25-30 日本大八幡山
8 5月12日(土) 日体大 国士舘大多摩
9 5月19日(土) 早稲田 国士舘大多摩

 

戦評

  昨日の明大戦にものにした法大は、順天大と激突した。相性の悪い日体大と現在首位に立つ早大との対戦が控えている中で、リーグ全敗中と波に乗り切れていない順天大は是が非でも勝利したい相手である。

 前半開始早々にゴールネットを揺らしたのは田中走(社4)だった。しかしその後はミスが目立ち始め、順天大のペースに飲み込まれていく。また順大の高い位置での守備への対応にも苦戦。その守備を崩し、松岡寛尚(経3)や中惣康介(経3)がゴールを狙うも、相手キーパーにことごとく阻まれてしまう。前半15分までに許した相手の連続得点を前に、オフェンス陣は差を縮めることができずに10-14で前半を折り返す。

 後半も序盤は完全に順天大のペースで進んでいく。GKの仲村充(社4)も相手選手のどこからでも打ってくるシュートコースに翻弄され、本来の仕事ができないでいた。しかし43分に相手のポストシュートをセーブしたのをきっかけにエンジンがかかり始める。46分の2連続得点を皮切りに得点を着実に積み上げていき、56分には25-27と一時は2点差にまで追いついた。しかし猛攻むなしく25-30で試合終了となった。

 勝利が見えていた順天大との対戦に敗れた法大。文字通り「痛い敗戦」となった。3勝4敗と負け越してる今、もう一度引き締め直し課題を一つ一つ潰して行くことが求められるだろう。一戦一戦を大切にこれまでの反省を生かした戦いをしてほしい。(青木義貴)

選手インタビュー

沖山葉太

―今日の試合を振り返って
まず試合の入りがすごく悪かったです。これまでの試合で追いかける展開では一回も勝てていなくて、それなのに最初で点差を離されてしまいました。前半は自分たちのハンドボールが全くできない形になってしまったので、そこが一番直さないといけないところだと思います。

―今日も大幅なメンバー変更が見られました
やっぱり足が動いていなかったり、シュートの入らないメンバーもいるので、そういった調子の悪いメンバーを変えていくという形でやっていました。でも変えたメンバーも変えたメンバーで駄目だったりしました。それらは試合に出ている僕たちが判断しているので、難しいところはあります。そこは考えていかなくちゃいけないと思います。

―ディフェンス面がチームの課題となっています
先週の一週間でディフェンスのシステムを大きく変えました。もう少し自分たちのディフェンスができるように間を狭くして、足を動かすようなものにしました。昨日はそれがうまくはまって結構守れたんですけど、今日は相手も足が動くチームだったのでなかなか対応できなかったです。

―対戦相手の印象は
ディフェンスがすごい高くて、全員の足が動くチームです。自分たちと似ている部分もあったんですけど、足を動かすという点では相手の方が上回っていたので、前半の入りが悪くなったのかなと思います。

―今季初得点を決めました
別に得点は全く意識はしていなかったです。昨年までは点を獲りたい派だったんですけど、今はチームがことだけを考えて、チームが勝てればいいと思っています。でも今日は点が取れたので、個人的には良かったと思っています。

―次節へ向けて
来週が日体でその次が早稲田で、どちらも強い相手です。もう負けられないようになってきているので、ここからはチームの雰囲気を大事にしていきたいです。ディフェンスのシステムもそうですけど、やれることを一つ一つして、一試合ずつ集中していきたいと思います。

山本祐輝

―今日の試合を振り返って
昨日5試合目からの今日1試合目という日程で、疲労が若干あったとは思いますが、結局流れで相手にやられてしまって、痛い敗戦かなという気がします。

―相手の高い位置でのディフェンスについて
最初自分が攻めきれなくて、その後に山本晃大や、福本(直也)さんが入ってから流れが少しずつ良くなっていって、攻撃に関しては普通に良かったかなと思います。

―前半にリードを許す形となりましたが、後半に向けてチーム全体で意識したことは
前半の終盤では、攻めに関してはしっかりできていたのでそのまま継続しよう話をして、守りでは順天堂の2枚看板をどう抑えるかという話を中心にしました。

―法大のディフェンスの調子は
ディフェンスに関しては崩壊してしまって、1人の選手にかなり点を取られてしまったので反省しなければいけないかなと思います。

―今節で出た課題は
打つ人に対してしっかりと当たるということだと思います。今季の法政は点は取れていますがディフェンスが出来ていないので、そこを短い時間ですけど修正しないといけないかなと思います。

ー次節へ向けて
次の日体大は昨年勝てなかったチームなので、今季でしっかり勝って苦手意識を払拭したいと思います。

フォトギャラリー

  • DSC 0385 R今節もチーム内最多得点を獲得した(松岡)
  • DSC 0208 R今季フル出場を果たしている本田拓
  • DSC 0294 RDFのみならず2得点を挙げチームに貢献した沖山(中央)
  • DSC 0216 R今節は前半から出場した山本晃
  • DSC 0250 R勝負所をおさえた仲村
  • DSC 0296 R課題となるディフェンスの要である山本祐
  • DSC 0380 R前節不調だった田島も、今節は5得点を挙げた
  • DSC 0550 R悔しさの残る一戦となった

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