選手コメント
ダブルス3回戦
山田倫太郎・原田悠仁
―今大会を振り返って
山田:以前から出ていた課題を少しずつ修正することができた大会にはなったかなと思います。
原田:本当に初めての舞台だったので、自分のプレーをすることを考えました。自分たちの良さはリターンにあると思っていて、今日はうまくいかない部分がありましたが、サーブをしっかりキープして、リターンで強気に攻めることができたのかなと思います。
ー重点的に練習していたことは
原田:サーブが弱いという自覚があるので、サービスゲームの組み立て方や、基本的なサーブやリターン、2ボレー2ストロークといった練習を行いました。
ーボレーの手ごたえは
原田:相手に強く打たれたボールは、ブロックして返すことができたのですが、自分からポーチに出るときに少し詰めが甘い部分があったかなと思います。自分はバックボレーが苦手なので、両手でドライブボレーを何本か打ったのですが、ドライブボレーに関しては精度が良かったと思います。
ーサーブが非常に良かったように見えたが、サーブの手応えは
山田:僕のサーブはへなちょこサーブなので(笑)。ただ、大会を通してファーストサーブの確率を徐々に上げることができたのは非常に良かったかなと思います。
―成長を感じた点は
山田:去年は春関の一次予選で敗戦を喫してしまうほど、ボレーもサーブもできなかったですし、正直ガッタガタな状態でした。しかし、ある程度ボレーやサーブ、ストローク、そしてダブルスとしての基本的な部分が最低限出来るようになったからこそ結果が少しずつ付いてきたのかなと思います。ペアとしての底上げができてきたのかなと思います。
ー大会を終えての充実感は
原田:ここまで来れるとは思っていなかったので、その部分に関しては良かったと思います。しかし、今日の試合に関してはストロークで打ち合うというより、自分で少し守りに入ってしまう部分がありました。もう少し打ち合うことができれば納得のいく試合になったのですが、逃げに行ってしまった部分があったのは悔いが残ります。
―ダブルスとしての今後の目標
山田:今後(原田)悠仁と組み続けられるかどうかはわからないですけど、せっかくインカレという舞台で勝負できたので、目指すは今回の結果を超えていくということですね。
―次の大会への意気込み
山田:夏関になると思うのですが、優勝とまでは行けなくても、ベスト8、ベスト4を目指して頑張りたいと思います。
原田:直近でいうとリーグ戦があるので、自分はまだそこに出場できるかはわからないですけど、もし出られれば、しっかりとダブルスで勝てればなと思います。
大西洋平・新井翼
―今日の試合を振り返って
新井:相手が格上だと分かっていたのですが、自分たちのテニスをすれば通用するなと最初から感じていました。相手はサーブ・ストロークの役割分担があったのですが、そこに強気でぶつかっていけたのが良かったと思います。ペアの(大西)洋平が調子悪そうに見えたのですが、それをカバーできるくらい強気なプレーができたので良かったと思います。
大西:今日の試合は序盤からあまり調子が上がらなかったです。ただ、調子が上がらない中でもペアの新井くんがやりやっててくれたので、ファーストセットはキープキープで行けました。ファーストの中盤くらいから自分はサーブとリターンを入れることだけ意識して、あとは(新井)翼に任せようと考えていたので、それができてファーストが取れたと思います。セカンドも自分の調子はあまり上がらなかったのですが、自分のサーブは要所要所でファーストサーブを入れられたので、(新井)翼の勢いのまま勝てたと思います。
ーセカンドセットでは、第1ゲームでブレイクされましたが、巻き返せた要因は
大西:相手のミスもあったのですが、ブレイクチャンスを逃さず生かせたのが良かったと思います。そこからは自分たちのサービスキープできたので、大事なポイントを取れたのが良かったと思います。
ー同校対決への意気込みをお願いします
大西:相手はインカレチャンピオンで先輩なので、思い切りやるしかないと思います。どれだけ自分たちが通用するかを試すとともに倒すつもりで臨みたいと思います。
新井:明日は、第1シードかつインドア優勝ペアなので、チャレンジャーとして臨みます。少しでもチャンスがあれば勝ちに行く強気なプレーをして2人で勝ちをつかみに行きます。
贄田佳穂
ー今日の試合を振り返って
最初0-6ですぐに落としてしまって、このまますぐに終わっちゃうかなと思ったのですが、セカンドは振り切って頑張ろうと思ったらセットが取れました。惜しくも負けてしまったのですが、試合内容としては良かったと思います。
ーセカンドセット巻き返せた要因は
今年のインカレ最後の試合になるかもと思ったので、楽しく思い切りやろうと思ってプレーしたらよい流れになりました。
ー今大会はダブルスでベスト16となりました
本当に予選から勝てると思っていなくて、ここまで勝てたこと、そして最後も第1シード相手に惜しい試合ができたことが経験になったので良かったです。
ーリーグ戦への意気込みをお願いします
去年のリーグ戦では、全体的にダブルスが勝てなったので、これを機にみんなで頑張ってダブルスも勝っていきたいと思います。リーグまでの期間は少ししかないのですが、しっかり体を休めて勝てるように調整をしていきたいと思います。
ーリーグ戦の目標をお願いします
チームとしては、1人1人に応援をしてガッツを持たせられるようにとにかく応援をしていきたいです。個人としては、ダブルス・シングルスどちらも出させて頂いたら、2勝を貢献できるように頑張ります。
ダブルス準々決勝
大西洋平・新井翼
ー今日の試合を振り返って
大西:相手は先輩で第1シードということで。僕たちが全力を尽くしてベストプレーを出さないと勝てないということはわかっていたので最初からガツガツ行って良いプレーをすることができました。ただ、ファーストセットは、最初のブレイクが響いてしまい取られてしまって。セカンドセットは最初にブレイクすることができて、良い形で入れて、こっちがどんどんガツガツ攻めたので、向こうは引いてという展開になり、攻め続けた結果セカンドセットを取れました。ファイナルセットでは、引いてはいなかったのですが、向こうがギアを上げてきて、最後は実力で押されてしまったのかなと思います。
新井:今日は先輩でもありインカレチャンピオンでもある第1シードの選手と戦うので、チャレンジャーの気持ちで試合に入ろうと思いました。しかし、最初からブレイクされてしまい悪い流れで始まったのですが、キープから流れを作っていこうと話し、お互い良いサービスゲーム・リターンゲームができました。その流れが相手にプレッシャーをかけられたので、セカンドセットを取ることができました。ファイナルは、今まではギリギリで勝ち続けてこれたのですが、相手が最後は全力で挑んできて。インカレチャンピオンにも最後は全力を出させることができたので、自分たちの実力が上がってきているのかなと感じました。
ー自身のプレーを振り返って
大西:気持ち的には僕たちがチャレンジャーだったので、ビビることなく良い緊張感で試合に入ることができました。それもあり、自分たちのベストなプレーを出すことができたと思います。
新井:ファーストサーブの確率は悪くはなかったのですが、回転やスピードがまだ甘い部分が沢山見えたので、やはりサービスが課題かなと感じました。ストロークは悪くはないのですが、直線的なボールしかまだ打てていないので、ロブなどをうまく使えるように練習していきたいと思います。
ー大会全体を振り返って
大西:今大会では、ファイナル10ポイントで勝ち上がってきて、格上相手にも勝つことができました。そこはかなり自分対たちの自信にもなりました。課題は10ポイントで勝ったのはよかったのですが、これからは2セットで勝たないといけないと思うので、2セットで勝ち抜く実力を付けたいと思います。
新井:今大会は単複予選からの出場で11試合ありました。僕はシングルス・ダブルスの両方をやる機会があまりなかったのですが、今大会はシングルスベスト32、ダブルスはベスト8と勝ち進むことができました。単複出るにはもっと体力をつけることやストレートで勝つことが必要だと感じました。シングルスは1年生の記録を越したかったのですが、中々うまくいかずベスト32で負けてしまったのでこれは来年頑張て、シングルスダブルスともに日本一達成できるように頑張ります。
ーリーグ戦にむけて意気込みをお願いします
大西:個人としては、出た試合は全部勝つことです。チームの目標としては王座に行くことなので、それに貢献できれば良いと思います。
新井:リーグ戦は今年はおそらく単複ともに出場すると思うので、全勝するのはもちろん、チームに良い影響が与えられるように良い勝ち方をして、王座優勝に貢献したいと思います。