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【卓球】秋季関東学生リーグ戦 2部 対東洋大 最高のスタートで最速の一部復帰へ

2023年度秋季関東学生リーグ戦 対東洋大

2023年9月12日
所沢市民体育館

入れ替え戦を落とし、2部で開幕する今季。全勝優勝を掲げて今大会に挑む。
緊張が高まる初戦の相手は東洋大。所詮特有の堅さも見せたが、実力の差を見せつけストレート勝ちを記録。戻るべき場所へ、最高のスタートを切った。

試合結果

 4

法政大学

3 シングルス 0 0

東洋大学

1 ダブルス 0

勝敗 選手名 スコア 対戦相手
1 加藤翔(法2) 3-0(14-12、11-5、11-8) 榎海登
2 内田柊平(営3) 3-1(11-9、11-6、10-12、11-8) 菅原巧輝
3 蘇健恒(デザ4) 3-2(11-9、11-6、8-11、9-11、11-5) 麦進琳
4 加藤翔・原田哲多(営2) 3-2(11-9、11-9、10-12、8-11、11-2) 竹内陽介・松土文也
5 西村直(法3) 助川宏成
6 岩永宗久(法2) 松土
7 原田 川内谷風美

戦評

今季は2部リーグでの戦いとなった法大卓球部。戻るべき場所へ、1部昇格に向けた3日間が始まった。初戦の対戦校であった慶大が棄権し、事実上の開幕戦の相手は東洋大。オーダーには2年生トリオの加藤翔(法2=野田学園)、原田哲多(営2=出雲北稜)、岩永宗久(法2=帝京安積)らが名を連ねた。
シングルス1試合目はそのトリオの一角を務める加藤翔。第1セットこそ、デュースにもつれる接戦だったが、後半につれて本来の調子を取り戻し見事ストレート勝ち。続く2試合目も内田柊平(営3=野田学園)が、東洋大主将・菅原を相手に3-1で難なく勝利。大きくリードを得た法大3番手は蘇健恒(デザ4=東京学館浦安)。持ち前の高い攻撃力を武器に早々と2本先取する。しかし蘇と同じく東京学館浦安高校出身の麦進琳の反撃に遭い、フルセットにまでもつれる戦いに。それでも最後は蘇が11-5で3本目を奪い勝利。「思い入れ深く楽しかった」と語る、同校出身対決を制し、法大が王手をかける。第4ゲームは加藤翔・原田のダブルス。盤石コンビが苦しみながらも連続ポイントを重ね、第2セットまで順調に勝ち取る。しかしここからなかなかあと一点が決まらず、こちらもフルセットにまでもつれる。しかし最後は要所を締めた法大ペアが11-2で勝利。
ゲームカウント4-0のストレート勝ちを収め、2連勝で初日を終えた。選手は笑みを浮かべながらも、次を見据えていた。3日間の集中開催で行われる秋季リーグも残すは3試合。今日のような試合を見せれば、自ずと1部への道は開けるだろう。
(大草拓馬)

選手インタビュー

蘇健恒

-今日の試合の出来を100点満点で振り返ると、どれくらいの点数をつけたいですか?またその点数の理由を教えてください
100点満点でいうと50点くらいですね。フルセットまで持っていってしまったことは課題として挙げられるかなと思います。

-今日の対戦相手、麦進琳(バクシンリン)選手は同じ蘇選手と東京学館浦安高校の後輩でした。先輩として負けられないなという気持ちはありましたか?
そうですね。結構その気持ちはありました。ずっと仲は良いですし、高校3年生の時はよく一緒に練習もしていました。インターハイ予選でも最後優勝できた経験があるのですごく良い思い出があります。

-セットカウント2-0から2-2に追い付かれても、しっかり勝ち切りました。仲間の声はちからになりましたか?
そうですね。多くの方に応援していただいたおかげで相手に向かっていく気持ちが強くなりましたし、応援があったからこそ勝利につながったのかなと思います。

-春リーグから秋リーグにかけて2か月ほどありましたが、どのような練習を積み重ねましたか?
1番心がけて練習したのはレシーブですね。どうしてもサーブが強い人と対戦するとレシーブが返せないことがあり、レシーブが返せないと試合にならないので、そういう部分は毎日練習を重ねてきました。

-今日、その練習の成果は生きましたか??
思い通りにはいかなかったですね。本番の緊張感があるとミスが出ることもあるので、もう少し工夫が必要かなと思います。

-1部昇格がかかっています。今後の意気込みを一言お願いします
明日2試合あるのですが、2試合とも勝つことができれば1位になる可能性が高くなるので、明日の2試合は悔いが残らないように全力で戦っていきたいです。
(取材・脇野剛)

加藤翔

加藤翔 初日
-シングルスを振り返って
1セット目とかはなかなか自分の調子が出せなくて、苦しいゲームになってしまいました。後半になるにつれて、自分のやることができたかなと言う内容でした。

-ダブルスを振り返って
2-0でリードしてるところから、2-2まで追い付かれる展開だったのですが、あまり自分の中では焦りがなくて、最後のセットでも自分たちのやることができました。

-自身の出来には
50点くらいです。相手も2部とはいえ強いのですが、あまり自分の力が出せてなくて、ダブルスでも一時は追いつかれる甘い部分も出てしまったからです。

-苦しい時間もあったが、勝ちきれたというのは大きかったですか
これから3試合ありますが、一個も落とせないので、そこに繋がるような試合にできたと思いました。

-今後の意気込み
明日から3試合負けられない試合が続くので、そこで自分のプレーができるように頑張ります。
(取材・大草拓馬)

 

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