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【卓球】秋季関東学生リーグ戦 2部 対國學院、埼玉工業大 圧巻。強さ見せつけ3連勝!

2023年度秋季関東学生リーグ戦 対國學院、埼玉工業

2023年9月13日
所沢市民体育館

初日をストレート勝利で飾った法大。今大会唯一のダブルヘッダーに挑む。
國學院大戦はフルゲームにもつれるも、意地を見せつけ勝利。
続く埼玉工業大戦も、連戦を感じさせないフレッシュな戦いで連勝を飾った。
全勝で優勝、昇格へ。戻るべき場所が徐々に見えてきた。

試合結果

 4

法政大学

4 シングルス 2 3

國學院大学

0 ダブルス 1

勝敗 選手名 スコア 対戦相手
1 加藤翔(法2) 3-0(11-9、11-9、11-7) 狩野耕助
2 蘇健恒(デザ4) 0-3(6-11、6-11、7-11) 渡辺凱
3 岩永宗久(法2) 3-2(7-11、2-11、11-5、11-7、13-11) 藤井脩平
4 加藤翔・原田哲多(営2) 1-3(11-6、2-11、0-11、8-11) 髙澤昇平・渡辺
5 西村直(法3) 0-3(9-11、5-11、7-11) 髙澤
6 内田柊平(営3) 3-1(11-13、11-7、11-3、11-9) 猪俣礼智
7 原田 3-0(11-5、11-6、11-8) 岡戸俊道
 4

法政大学

4 シングルス 2 1

埼玉工業大学

0 ダブルス 1

勝敗 選手名 スコア 対戦相手
1 松岡佑亮(営1) 0-3(7-11、10-12、9-11) 島村怜和
2 内田柊平(営3) 3-0(11-8、11-4、11-9) 高野紘希
3 加藤翔(法2) 3-1(11-4、7-11、11-6、13-11) 今泉蓮
4 加藤翔・原田哲多(営2) 2-3(8-11、11-3、9-11、12-10、9-11) 今泉・羽鳥泰
5 蘇健恒(デザ4) 0-3(9-11、8-11、8-11) 玉井嵩大
6 岩永宗久(法2) 3-0(11-6、15-13、11-6) 羽鳥
7 原田 3-1(6-11、13-11、11-8、11-9) 原井創旦

戦評

國學院大戦
開幕連勝がかかった大会2日目の初戦は國學院大。昨日の東洋大とメンバーは変えず、加藤翔(法2=野田学園)、蘇健恒(デザ4=東京学館浦安)、岩永宗久(法2=帝京安積)、原田哲太(営2=出雲北稜)、西村直(法3=静岡学園)、内田柊平(営3=野田学園)の6人で挑む。
1番手の加藤翔は、昨日に続いて3-0のストレート勝利。素晴らしいスタートを切るも、2番手の蘇は國學院大エース・渡辺に0-3のストレート負け。早めに追加点が欲しい法大の3番手は岩永。今季初出場で、前半は堅さがあり、先に2本を奪われ後がない展開に。それでもここから反撃を見せる。3セット目をしっかり取り切ると、4セット目も11-2の圧勝。笑顔を見せ、動きのキレも上がると、勢いそのまま5セット目も奪い切り見事な逆転劇を見せる。続くダブルスは加藤翔・原田の2人が出場。1本先取するも、エース・渡辺の猛攻を浴び1-3でゲームを落とす。ゲームカウント2-2となったところで2台同時進行となり、西村と内田が出場。西村はストレート負けを喫するも、内田が勝利をあげ、ゲームの運命は第7ゲームに委ねられる。最後を締めたのは原田。今までの不安を跳ね飛ばすかのようなストレート快勝を見せ、開幕連勝を飾った。

埼玉工業大戦
中90分で挑むは埼玉工業大。國學院大戦のメンバーから松岡佑亮(営1=静岡学園)を入れ替えて今節に挑む。
1番手はその松岡。リーグ戦初出場のルーキーは、接戦を演じるも、要所でポイントを奪いきれずストレート負けを喫する。流れを断ち切りたい2番手は内田柊平。3-1で勝利を飾り、個人3連勝と好調さをアピールする。続く加藤翔はエースとしての意地を見せる。対戦相手の埼工大・今泉は野田学園高校の同級生ということもあり、注目の同校出身対決に「いつもより気合が入った」と、3-1でエース対決を制した。一気にリードを得たが、ここから2台進行になると、ダブルス加藤翔・原田哲太ペアと蘇健恒がゲームを落とし、完全に後がなくなる。先に登場したのは岩永宗久。「2試合目ということで、本来の調子が出せた」と語るこの試合は、気持ちを前面に出した攻撃的な卓球で圧巻のストレート勝ち。運命の最終セットを務めたのはまたしても原田。会場が埼工大一色に染まるほどの歓声が響き渡り、先に1セットを奪われてしまう。それでも原田は落ち着いていた。ミスの少ない原田の卓球で、埼工大・原井のミスを誘発すると、順調に得点を積み重ねる。要所をしっかり締めて一気に逆転に成功すると、最後まで集中を切らさずに粘り勝ち。
二転三転したシーソーゲームを制したのは法大。これで2部では唯一の3連勝を記録した。優勝に向けて残す相手は大正大のみとなった。直近対戦の今年5月21日の試合では、法大が4-1で勝利を記録した相性の良い相手だ。目標であった全勝優勝を果たし、戻るべき場所へ。
(大草拓馬)

選手インタビュー

岩永宗久

-1試合目を振り返って
昨日も試合あったのですが、自分のところまで回ってこなくて、今日が初戦だったということです、難しくなるかなと思っていました。0-2になってからは気持ちが吹っ切れて自分のプレーができたのは良かったなと思っています。

-監督やコーチからはどんな声をかけられた
自分の1.2セット目がかなり良くなかったので、「思い切りやってきていいよ」とアドバイスを受けたので、それで勝ち切れたの良かったなと思っています。

-2試合目を振り返って
2試合目でやっと自分のプレーができたかなと思っています。自分から攻めるプレーが得意なので、いいパターンで決められたのは良かったなと思っています。

-味方の声も力になった
ベンチが盛り上げてくれたということもあって、自分はあまり声を出すタイプではないのですが、自分も声を出して力を出そうと思いました(笑)

-今後の意気込み
大正大は春でも戦った相手で、その時は勝つことができましたが、五分五分の実力だと感じているので、向かっていく気持ちを忘れずに、みんなで勝てればいいなと思っています。
(取材・大草拓馬)

加藤翔

-今日の出来振り返って
1試合目は調子が悪くて苦しみましたが、2試合目で同じ高校の同期でやり慣れてる相手との試合だったので、そこは自分の力を出し切れたと思います。

-高校同期との対決は負けたくないと言う気持ちは芽生えた
そうですね。またエース対決だったということもあって、負けたらチームの雰囲気も落ちてしまうので、負けないように意識してやっていました。

-ダブルスを振り返って
1試合目よりも、2試合目の方がいい感じにできていましたが、最後の方で勝ちかけた時に相手の勢いに飲まれてしまうと言う部分があったので、自分たちの経験不足が出てしまったなと感じています。

-明日への意気込みで
明日負けてしまったら一部昇格できなくなってしまうので、一番大事な試合だと思ってやります。明日も1番で出るので、変わらずにやっていきたいなと思っていきます。
(取材・大草拓馬)

原田哲多

ー1.2試合目のシングルスを緊張を含めて振り返って
1試合目の方が、シングルスが初めてってことなので、結構緊張はしてたんですけど、自分のプレーよりかは相手の凡ミスっていうところで、ちょっと助かった部分もあって、勝てたので良かったと思います。2試合目は、自分の体の動き、調子もわかった状態で臨めたので、あまり緊張とか焦りというのはなくて、ちゃんと自分のプレーが出来て、結果的に勝てたので良かったかなって感じです。

ー1試合目と2試合目の間で修正したポイント
自分はダブルスがあまり調子良くなくて、ボールも入っていなかったので、台上のボールの練習をちょっとやりました。そこは1試合目に比べて2試合目の方が入ってたと思うんですけど、攻められた時のフォアがあまり入らなくて、ダブルスはあまり良くなかったかなという感じです。

ーダブルスの試合を振り返って
2試合とも落としてしまったので、明日に向けてちょっと調整して、いい形で持っていきたいなっていうふうに思ってます。

ー明日に向けて修正していきたいところは
ダブルスが少し振るわなかった感じなので、明日はダブルスがポイントになってくるので、ダブルスの調子を上げて、しっかり自分たちのプレーが出来るようにしたいなと思います。

ー応援してくれる仲間の声は力になるか
そうですね。本当に心強かったです。試合が相手の流れに行きそうな時も、1試合目もチームのみんなが声をかけてくれて、踏ん張れたところもあるので、すごく助かりました。

ー1部昇格に向けての意気込み
明日みんなで戦って、しっかり勝って1部に上がりたいですし、どっちに転ぶかはわからないので、最後まで気を引き締めてプレーしたいと思います。
(取材・白戸大貴)

 

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