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【水泳】丹保陸が200mバタフライでベストを更新し決勝へ!! 今日の大一番で代表権獲得へ挑む!! 国際大会代表選手選考会②(3日目、4日目)

国際大会代表選手選考会
2024年3月17日(日)〜3月24日(日)
東京アクアティクスセンター

大会3日目と4日目は、男子選手から2名の決勝進出者が!!800m自由形では白戸亮太(営1)が6位入賞を果たすと、200mバタフライでは丹保陸(人2)が準決勝でベストタイムを更新する力泳をみせ大会5日目の決勝へと駒を進めた。いよいよ大会も折り返しへ。「法大からパリへ」後半戦も目が離せない!!

丹保陸は明日の決勝で、法大選手パリ五輪内定第1号となれるか注目だ

3日目・4日目 結果

予選結果(女子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
 

100m背泳ぎ

25位 岡村梨香(スポ1) 1分03秒45 自己新
22位 石田瑠海(スポ3) 1分03秒10
36位 森田眞心(現1) 1分04秒53

予選結果(男子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
800m自由形 7位 白戸亮太(営1) 8分00秒45 自己新/決勝進出
25位 綿貫太地(経2) 8分11秒92 自己新
 

200mバタフライ

40位 荻野倖太朗(法2) 2分01秒47
4位 丹保陸(人2) 1分57秒55 準決勝進出
46位 山崎寛史(経3) 2分01秒77
34位 神偉雄(経3) 2分01秒16 自己新
50m自由形 38位 竹鼻涼太(スポ2) 50秒81

準決勝結果(男子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
200mバタフライ 5位 丹保陸 1分56秒88 自己新/決勝進出

決勝結果(男子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
800m自由形 6位 白戸亮太 8分01秒67

Close Up

丹保陸

今大会を「自分のすべてを出し切る場」と語った丹保。200mバタフライの準決勝ではこれまでの成果を存分に出し切る泳ぎで自己ベストを0.2秒更新し、決勝の舞台に駒を進めた。

決勝の舞台で大暴れしてもらいたい

予選では自己ベストに0.5秒迫る好タイムを出し、全体の4位で通過。迎えた準決勝の舞台では、前半100mを5位で折り返すと、徐々にペースを上げていき、ラスト50mで3位の位置につく。持ち味である後半に伸びる泳ぎを見せ、東京オリンピック同種目銀メダリストの本多灯に次ぐ2位でフィニッシュした。レース後、丹保は「隣のレーンの灯くん(本多灯)がめちゃくちゃ速くて、そんなの分かり切っていたことなのですが、惑わされないように、自分のレースをできるように頑張りました」と語った。

横を泳ぐ本多灯に喰らいついていった

自分の実力を遺憾なく発揮した丹保は今日、決勝の舞台に臨む。インタビューでは「決勝でもベストを出して、ラストの50mで自分の持ち味を出したい」と力強い言葉が返ってきた。パリオリンピックの代表権獲得に向け、いざ決勝へ。(佐々木雪乃)

写真館

大会7日目の1500m自由形へ向け白戸は「もうちょっと上手く泳げるように調整したい」と語った

800m自由形で大きくベストタイムを更新した綿貫太地。この夏の目標は「インカレで得点を取ること」

ケガから復帰した森田眞心。焦らずじっくり感覚を戻していきたい

200mバタフライに出場した荻野倖太朗は悔しい結果に

インタビュー

丹保陸(準決勝終了後)

―予選、準決勝を振り返って一言
自己ベスト更新を目標にしていて、それは達成されたのですが、0.2秒しか更新できませんでした。明日は56秒前半か、55秒台を目指して頑張ります。

―準決勝のレースを振り返って
56秒台(1分56秒台)が出せないと、決勝に残れないかなとは感じていました。準決勝は二組あるんですけど、二組目の方に速い人が集まっていたので、一組目で灯くん(本多灯/日本大学)の次ぐらいにタッチできないと残れないと思っていました。とりあえずよかったです。

―予選を4位で通過したがどのような心境か
いつも予選で敗退することが多かったので、今まで試すことができなかったことを今日の予選で出すことができて良かったです。

―ハイレベルなレースだったが、誰か意識した人はいるか
隣のレーンの灯くんがめちゃくちゃ速くて…。そんなことは分かり切っていたことなのですが、惑わされないように、自分のレースができるように頑張りました。

―決勝ではどのようなレースを見せたいか
決勝でもベストを出して、ラストの50mで自分の持ち味を発揮したいです。

―この大会はどのような意識で臨んでいるか
インカレ後でもオフを取らずにここまでやってきて、今の自分のすべてを出したいと思っていました。この大会は社会人でも競技を続けるか引退するかの指標になる大会だと思っていたので、とりあえず明日の決勝頑張りたいと思います。

白戸亮太(決勝終了後)

―レースを振り返って一言
思ったようなタイムが出なくてちょっとショックですね。

―6位という結果をどうとらえているか
持ちタイムでは自分が一番遅かったので、その中でも戦い抜けたのはよかったと思います。

―予選ではベストを更新していたが、好調の理由は
大学生になって、自由な時間が増えて練習の回数も多くできたのでそれが良かったと思います。

1500mの予選(大会7日目)が控えているが、どのような心境か
このくらいのタイムで800mの通過入りたいと思っていたので、今のところ厳しいですけど、もうちょっと上手く泳げるように調整したいと思います。

綿貫太地(予選終了後)

―レースを振り返って一言
目標が12秒台(8分12秒台)だったのですが、結果11秒台が出てよかったと思います。

―レースプランは
結構調子が良かったので、自分でレース作ろうと思って、泳ぎました。うまくいって良かったです。

―今大会はどのような意識で臨んでいるか
初めて代表選考会に出場して、自己ベストを出すのも目標でした。速い選手がたくさん出ているので、いいところを盗んで今後の自分のレースにつなげていきたいと思います。

―今後の展望を
冬から春にかけていい感じにトレーニングが積めたので、夏のインカレで得点を取ることを目標に頑張りたいと思います。

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