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【射撃】創部100周年記念祝賀会を開催 満100年となる今年は団体全国制覇を!

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【射撃】創部100周年記念祝賀会を開催 満100年となる今年は団体全国制覇を!

2023・12・17
射撃部が100周年を祝う式典を開催。先輩方が紡いできた歴史の重みを感じた選手たちは気持ちを新たに目標とする「全国制覇」に向け邁進する。
 

式典参加者の集合写真

名門・法大射撃部が100周年という大きな節目を祝し、市ヶ谷キャンパス内ボアソナード・タワー最上階(スカイホール)にて祝賀会を開催した。

学内外から多くの関係者が集い、執り行われた式典は大盛り上がり。参加者は部の繁栄に尽力してきた諸関係者の挨拶や100年の歴史を辿るスライドショー上映などから1世紀にものぼる歴史の重みを噛みしめた。

式典はOB、OG会である「富士見射友会」の会長を務める奥山裕一氏による挨拶で幕開け。「法政大学射撃部は永遠に不滅です」との言葉に参加者は大いに沸き立つ。さらには廣瀬克哉総長も登壇し「今後もオリンピックで活躍するような選手を」と、部の未来を託された現役の選手たちに期待を込めた。

登壇した廣瀬総長

歓談の時間を経て、登壇した砂川智己監督は「満100年となる2024年は団体全国優勝を目指したい」と力強く宣言。101年目、新たな歴史の1ページを刻まんとする選手の活躍を祈り、来場者からは万雷の拍手が送られた。

力強く目標を語った砂川監督

式典の最後には弊学応援団が登壇し演武を披露。最後は参加者100人以上の校歌大合唱で式典は幕を閉じた。

会場を大いに盛り上げた応援団

式典を振り返り、現主将の峰風花(社4)は「自分は4年しか携われていないが多くの先輩に支えられ今この部があるのだと再認識することができた。感謝が尽きません」と、射撃部を取り巻く環境への感謝を再認識。

2023年、射撃部は女子が東日本インカレにて団体準優勝。男子は全日本インカレ団体3位入賞、橋本昂希(令5年度卒)が同大会にて個人優勝を果たすなど勢い盛り。

砂川監督が口にした目標「団体全国制覇」を形にすべく、部員たちは歩みを進める。

これから101年目の歴史を築いてゆく現部員たち

監督・選手・関係者インタビュー

 

2023年度主将・峰風花選手

 

ー射撃部100周年について率直なお気持ちを
100周年というのはとてもすごいことなので。自分は射撃部にこの4年しか携われていませんがたくさんの先輩方に支えられ今この部があるんだなと再認識することができました

ー祝賀会を振り返って
このような会を開いていただいたのは大変ありがたいことだと感じています。
私は入部した時、コロナ禍だった関係でこういった会がなかなか開くことができない状況でした。しかし今回このような形で皆さまにお集まりいただき、盛大に執り行うことができ感謝が尽きません。

ー101年目の歴史を築いていく後輩たちへ
たくさんの先輩方、他大学の方々やOB会の方など多くの関係者の皆さまに支えられてここまで来れたわけなので、そういった方への感謝を忘れずにこれからも頑張って欲しいと思います。
またスポーツはどうしても勝ち負けがつくものではあるのですが、その中で後輩たちのチームの色を大切にして、のびのびとやってもらいたいなという気持ちです。

 

砂川智己監督

ー100周年式典開催の率直な感想
感動しましたね。本当にその一言に尽きると思います。重みがすごくあるなと感じました。

ー現在の射撃部の強みと改善点
良いところは真面目なところですね。練習だけでなく勉強の面でも真剣に取り組んでやってくれていると思います。ただ逆に真面目すぎる部分は少し改善する必要があるのかなと思います。100周年を迎えたわけですから、強い気持ちを持ってもらいたいですし、もう少し工夫が欲しいかなと思います。明治大学さんという高い壁があるのですが、このまま普通にやっていても勝てないと思っています。勝つためには我々の指導も含めてですけど、選手も工夫をしてやっていかないといけないと思います。

ー普段選手と接していて、気をつけている部分はあるか
実はそこまで気をつけなくても大丈夫くらいの関係性は築けています。風通しは良いと思っていますし、あまり上級生下級生といったように階層をつけることもしていません。心配なのはコロナが明けて、懇親会といったような行事が増えていくなかで、人と接することも増えて、人間関係の部分で少し複雑な問題が表れなければいいかなと思います。

ー注目している選手
期待しているのは、3年の武内ひまり(社3)と、2年の宮下隼馬(デザ2)ですね。武内は去年の秋から、宮下は今年の春から確実に伸びてきていますし、点数が安定してきましたね。射撃は上位8名で最後決勝戦を行うのですが、その決勝に残ってくれることが多くなりました。

ー今後の目標
もちろん全日本優勝というのは目標として掲げていますが、やはり選手も学生なので、人間として立派に育っていってくれたらなと思っているので、その2点が目標ですね。


富士見射友会・野本芳孝さん(昭和52年度卒)

ー100周年を迎えた率直な感想
今回開催するにあたって準備が非常に大変だったんですけど、10年前に開催した時を元にしてできたので、先輩に感謝したいと思います。他の体育会の方達にも来ていただいていますし、総長も最後までいらっしゃるということなのでありがたいです。

ー今後への期待
ぜひ(全国)優勝していただきたいですよね。個人では優勝はしているのですが、団体での優勝を期待しています。


式典の進行を努めた牟田沙那さん㊧、橋本

式典の様子は弊会Instagramでも公開中!

(取材:脇野剛、嘉藤大太)