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【アメフト】「No fear, No limits」恐れない、制限のないプレーで日本一へ!! アメフト部新幹部インタビュー② 〜牧野海副将・高津佐副将編〜

新幹部取材
2024年4月23日(火) 法政大学川崎総合グラウンド

今年度のチームを率いる新幹部へのインタビューを実施。主将はDL 山田晋義(営4=日大鶴ケ丘)、副将はSF 南雲昇太(営4=法政二)、OL 牧野海舟(営4=法政二)、WR 高津佐隼世(キャ3=佼成学園)の4名体制で2024年シーズンに挑む。今年は大会レギュレーションも大幅に変更され、「真の日本一」の称号をかけて争う1年となる。本インタビューは前編、山田晋義主将、南雲昇太副将のインタビュー記事である。

写真左から、南雲昇太副将、山田晋義主将、牧野海舟副将

 2024年度幹部

役職 名前
主将 DL 山田晋義(営4=日大鶴ケ丘)
副将 SF 南雲昇太(営4=法政二)
副将 OL 牧野海舟(営4=法政二)
副将 WR 高津佐隼世(キャ3=佼成学園)

選手インタビュー

※高津佐選手は授業のため後日オンラインでインタビューさせていただきました。

OL 牧野海舟(まきのかいしゅう)

【プロフィール】
生年月日/2002.11.21
学部・学科/経営学部・経営戦略学科
出身高校/法政大学第二
高校
身長・体重/176cm・120kg
ひとことメッセージ/笛が鳴るまで相手を押し続ける

ー副将になった率直な感想は
やっぱり副将はチームの幹部であり、リーダー的な存在なので責任感が増したというか。そのチームのために自らがもっと動かなきゃいけないんだなという自覚を持ちました。

ー副将になった経緯は
僕自身、今までそこまでリーダーとか幹部とかそういう立場ではなかったんですけど、2年生から試合に出場させていただいてる中で「日本一」の目標を掲げて取り組んでいるけど、そこに今まで3年間到達することができてないので、その中で僕が最終学年として日本一になるために自らがチームを引っ張っていきたいという想いがありました。チームに対して、今までの僕のやってきたことや想いを部員に伝えていけるような存在になりたいなと思って立候補させていただきました。

ー副将としてどのように新チーム発足からチームを引っ張ってきたか
主将はチームのトップで色々な最終決定権とか、本当に最終的に決める役割持ってるけど、副将は主将を支える役割でありながらも、結構自由にやれるポジションだと思っています。なのでその中で、僕自身が目標として何をすればチームに貢献できるのかというのを日々考えて行動しています。
具体的には僕自身、選手と部員とのコミュニケーションすごく大切にしています。コミュニケーション取る中でも、やっぱりただ対話するだけじゃなくて、本音を語り合えるような関係にしていかないといけないから、それをするためにも大きく2つ取り組んでいることがあります。
1つが、選手として1番の存在になることです。やっぱり選手としてのレベルが高くないと信頼してもらえないから、実際に練習時間外に練習を行っていて、本当にまだいくらでもうまくなれると思っているので、個人としてもずっと練習に取り組んでいます。
もう1つが、人として信頼されるためにやっぱり本当に些細なことではあるんですけど、部内でのゴミ拾いとか、あとは本当にこれもコミュニケーションなんですけどミスで落ち込んでいる人たちに対して気軽に話しかけることで、結構話しやすい存在になりたいなという思いがあります。

副将としてチームに対して何ができるのか。牧野海は常にチームのことを考え行動をとる

ーチームで意識して取り組んでいることは
今は特にチーム全体でフィジカル面をすごく強化しています。昨年度までもやってはいたんですけど、今年ほどチームでウエイトトレーニングをしたり、チームで何か活動するっていうのにあんまり重点を置いてなかったというか。なので、今年は今まで以上にチームでウエイトトレーニングして、チームで動くというのが本当に多くなっているなという印象です。

ー新チームの雰囲気は
元々法政アメフト部は仲が良いというのはよく言われています。そんな中でやっぱり仲良しフットボールじゃいけないので、幹部で1回話し合ったことあるんですけど、もっとオンとオフをしっかり切り替えようと意識して取り組んでいます。練習中はもっとしっかり意識して、本当に勝負も大切にして、そこでもうバチバチにやっていくっていうのは今年のチームは多いかなと思います。

ー牧野選手からみて山田主将はどんな選手か
やっぱりすごく努力家ですね。どれだけ疲れていても練習前、練習後の時間に本当に自分を追い込むトレーニングとかをしていて、その点では僕自身も見習わなければいけないポイントだなっていう風に思っています。すごく自分を追い込んで、タフな人だなっていう印象です。

ー仲の良い選手は
僕のポジションがOLなんですけど、その中で僕含め3人でやっていて、上岡陽輝(法4=足立学園)と牧野鉄平(文4=法政二)はアメフト部内ではずっと一緒にいるような存在なので仲がいいです。

ー今季注目のチームメイトは
みんな注目選手なんですけど、 特に僕が期待しているのはRBの廣瀬太洋(営4=駒場学園)です。去年からも試合にずっと出ている選手ではあるんですけど、最近は一緒に筋トレとかも行っていて、その中ですごく彼のタフさというかストイックさに驚かされた部分もありました。そのタフさとかがプレーにも今後現れて、今後スターになっていってほしいなと。スターになっていく存在だなと思っています。

ー今季の個人目標は
昨年度はオール関東という関東の選抜メンバーのようなものに選んでいただいたので、今年はそれも目標に入れつつ、やはり幹部として、チームに対して動いていくような存在でなければいけないと考えています。具体的にこれという目標は決められないんですけど、後輩とかあまり試合に出場できない選手に対して道を指し示していけるような存在になっていきたいと考えています。

ー今季のチーム目標は
目標は「日本一」です。今までは関西が強くて、やっぱりそこの関東と関西の差は大きいので、いかにして埋めていくのかというを本当に選手で考えながらアメフトをしています。

ー法政オレンジが他大に負けない強みは
僕自身が思っているのは、「自由と進歩」を掲げて取り組んでいる中で、監督やコーチから何か言われてトップダウン型になっているんじゃなくて、選手主体で自ら考えながら行動を起こしていけるというのが1番強みであると思うので、今後も大切にしていきたいなと考えています。

ーファンの皆さまへ一言
日本一を目指して勝利にこだわってフットボールしていくので、今後の法政オレンジに期待をお願いします!

(取材:岩崎亜耶)

 

WR 高津佐隼世(こうつさじゅんせい)

【プロフィール】
生年月日/2003.04.04
学部・学科/キャリアデザイン学部・キャリアデザイン学科
出身高校/佼成学園

身長・体重/174cm・88kg
ひとことメッセージ/勝負所でのキャッチをみてくれ

ー昨年はどんな1年だったか
日本一を掲げている中で甲子園ボウルまでは行けたんですけど、その結果が結果で大敗してしまったので、負けをしっかり受け止めて関西とやっていく上で大事な1年だったのかなと思いました。

ー甲子園ボウルで関西学院大学と対戦してみて感じた差は
個人的な実力の差はあんまり感じなかったんですけど、チームでの総合力の違いとか、相手の一人一人が持ってる気持ちだったりとかがプレーに感じたのかなと思って、そこが大きな違いだったのかなと思います。

ー「エースになって帰って来たい」と言っていたが、そのために必要なことは
チームをまとめるリーダーシップだったり、そもそもプレーで見せていかないといけないと思います。グラウンド内でのプレーであったりとか、それ以外の筋トレの数値であったりとかも、しっかり記録に残して見せていかないとなと思いました。

ー甲子園の雰囲気はどうだったか
大学では今まで感じてこなかった雰囲気だったので、やっていて楽しかったです。

ー同じWRの卒業された先輩方からもらったアドバイスとかはあるか
自分は結構仲良くやらせてもらったので、自分のスタイルでやった方が良いよっていう言葉はもらいました。その辺が印象に残ってます。

ー副将に就任された経緯は
去年のシーズンを通して、チームに対する疑問であったりとか関西との違いを痛感して、その経験を生かしてやっぱり今年は日本一獲りたいので、その経験を幹部という立場になって周りに広げられたらなと思って立候補しました。

ー副将になるにあたってプレッシャーはあったか
最初はあったんですけど、副将の山田さんから「3年だから責任負わずにのびのびやってくれればいいよ」っていう言葉をもらったので、その辺が印象に残っててだいぶ落ち着いて取り組めてます。

ー今季のチームスローガンである『NO fear, NO limits」に関して
直訳すると「恐れなし、制限なし」です。去年の甲子園を踏まえて、プレーの中でも躊躇ろいうところが自分には甲子園の試合を通じてみられました。そういうところも含めて、「NO fear, NO limits」という言葉を見つけて、どこにもいろんな取り組みにもつなげられるも思ったので良いなと思いました。

ー春キャンプを振り返って
例年の合宿とは違って、4チームに分けてチーム対抗で競い合うという感じでやりました。辛かったんですけど、各幹部がリーダーになって各チームをまとめて競い合うっていう形で合宿に取り組みました。競争心持って楽しみながら、辛かったですけど合宿はチームワーク含めていろんなところで成長できたのかなと思います。

ー宿を通してチームとして取り組んできたことは
新シーズンも始まるとのことだったので、しっかり学年関係なくコミュニケーションを取るということと、自分のチームは最後までやり切るというところを徹底しました。

ー青山学院大学との合同練習を振り返って
基本的に教える立場だったんですけど、普段交流取れない人たちとの交流もあって、その刺激というか、新しい人とやる機会がそんなにないので良い経験になったと思います。

ー春のオープン戦、定期戦で楽しみにしているカードは
立命館大学戦と関西大学戦です。周りも関西と関東では差があるという意見が出ています。そう言われている中で、どれだけ自分たちが関西相手にどのような勝ち方に持っていくのかとかもそうですし、単純に関西とやる機会が春のオープン戦と甲子園ボウルしかないので、そこが自分にとっては大事な試合なのかなと思ってます。

ー個人的にチャレンジしていきたいプレーは
1人でゲーム展開を変えれるようなプレーをしていきたいと思ってます。

ーご自身の強みは
WR特有のボールキャッチと、その後のボールの運び方が自分の強みなのかなと思います。

ー今年の目標は
チームとしては甲子園ボウル優勝ということと、個人としてはしっかり結果を残して、リーディングレシーブっというレシーバーのポジションのランキングがあるので、そこでしっかり1位獲りたいなと思います。

ー高津佐選手にとってアメフトの魅力はどんなところにあると思うか
誰が見ても激しいスポーツだと思うんですけど、その中にルールを知れば知るほど戦略的な部分であったりとか、結構頭を使うのでそういうところが魅力なのかなと思います。

(取材:白戸大貴)

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