【硬式野球】2024新入生インタビュー⑤~豊田凌平、高田洸希~

2024年4月中旬

今年もさまざまな選手たちが法大野球部の門をたたいた。そこで今回は『スポーツに優れた者の特別推薦入学試験』で入学した14 名にインタビューを敢行。大学での意気込みなどさまざまなことを伺った。今回は豊田凌平 外野手(法1=鳴門)、高田洸希 外野手(法1=享栄)のインタビューをお届けする。

 『スポーツに優れた者の特別推薦入学試験』による新入生一覧

ポジション 氏名 出身高校
投手

 

倉重聡 広陵
小玉湧斗 健大高崎
小森勇凛 土浦日大
菅井颯 日大山形
山﨑隆之介 横浜
山床志郎 高鍋
捕手 今泉秀悟 石見智翠館
内野手 大西遼多 中京大中京
中村騎士 東邦
小川大地 大阪桐蔭
熊谷陸 花巻東
外野手 野田泰市 三重
豊田凌平 鳴門
高田洸希 享栄

選手インタビュー

豊田凌平 外野手

ーー大学生活には慣れたか
慣れてきました。友達も多少できました。

ーー法学部での勉強は
今のところは対応できているので問題ないです。

ーー「寮生活に慣れて1日の使い方を良くする」とのことですが、使い方は良くなったか
そうですね。いい具合に使えていると思います。

ーー同部屋の先輩は
鈴木大照(法4=明徳義塾)さんです。

ーー豊田選手にとってどのような先輩か
優しいというのがまずあって、「気を使わなくていいよ」って言ってくれるので過ごしやすいです。

ーーイジったりイジられたりは
イジられることはたまにあります(笑)。

ーーご自身の持ち味は
安定して結果の出せる打撃と守備力が持ち味です。

ーー法大へ進学した理由は
1番大きいのは小学校の監督と高校の監督が法大出身で、勧められたのが1番のきっかけです。

ーー進学の際、ご家族からはどのような言葉を
「行きたいところに行って、目標に向かってがんばれ」と言われました。

ーー出身の鳴門高校で尊敬する先輩は
法大出身の浦和博(令和6年卒・現パナソニック)さんです。

ーー1つ上に同郷の先輩、土肥憲将(キャ2=鳴門)もいるが
1つ上ですし、寮生活の最初のころも面倒見ていただいたので大きな存在です。

ーー徳島の強豪で嫌だった対戦相手は
決勝で対戦した、ジャパンにも選ばれていた、森煌誠選手(徳島商出身・現NTT東日本)です。そこで勝ちきれなかったことはとても悔しかったです。

ーー四国で手強いと感じた対戦相手や選手などは
センバツにでた香川の2強(英明、高松商)や、他にも明徳義塾であったり高知高はとても手強かったです。

ーー春夏の甲子園を経験していますがそこで得た経験とは
甲子園でプレーするという目標があったので、それが達成出来たことによって、更に上を目指したいという気持ちが得られたと思います。

ーー六大学野球の印象
野球をしていない人でも知っているような注目されるリーグだと思います。

ーー対戦が楽しみな選手は
どこのチームでも有名な人がいっぱいいますけど、やっぱり甲子園で優勝した慶應の選手相手にどこまで出来るのかチャレンジしてみたいです。

ーー大学での4年を経てどのような選手になりたいか
チームが厳しい時に打てるような選手であったり、ここぞという場面に強くて、引っ張っていける選手になりたいです。

ーー卒業後はプロの道へという気持ちが強いのか
1番はプロになるという気持ちが大きいんですけど、社会人でもいいところに行きたいなと思います。

ーー好きな球団は
特に応援しているところはないんですけど、やっぱり関西の阪神やオリックスが好きです。

ーー目標とする選手は
ソフトバンクの近藤健介選手です。

ーーどのような理由で
単打も打てて、長打も出せるので僕もそのような安定した結果を出せる選手になりたいからです。

ーー今季の目標は
1試合でも多くの試合に出て、1日でも早く神宮の舞台に立てるように過ごしていきたいと思います。

ーファンの方へメッセージ
これから4年間応援よろしくお願いします。

(取材・山口晴暉)

豊田 凌平(とよた・りょうへい)
法学部1年 2006年3月27日生まれ
徳島県出身・鳴門
171cm77kg・左投左打

高田洸希 外野手

ーー合流してみての感想は
やっぱみんなすごくて、自分もそれ以上になれるようにと思っていつも練習してます。

ーー具体的にすごい選手は
自分の部屋長の西村(友哉、法4=中京大中京)さんのバッティングがすごいと思ってて、練習とか一緒にやったりする時あるんですけど、バッティングでずっと打ち損じがないところを見習いたいと思います。

ーー西村選手も同じ愛知県出身だが
入学前から知ってました。理由が高校の時にトレーナーの人がいたんですけど、治療してもらってる人が同じで、そこで繋がりがありました。

ーー福井県出身だがなぜ愛知の享栄高校に
小学校卒業して、中学で硬式野球始めたんですけど、その時に高校でやるなら強いところに行きたいなと思ってて、県内の高校よりも県外に出てやってみたいなっていうのがあったんで、その中でも愛知県の享栄高校が1番スカウトを必死にしてくださったんで、そこに影響を受けて入りました。

ーー高校野球で一番の思い出は
同級生(東松快征、オリックス)がプロ行ったんですけど、その時のドラフトで指名された時にみんなで喜べたっていうところです。

ーー東松選手の高校時代は
ガツガツしてて、練習のトレーニングも回数とか決められてたりするんですけど、隠れて人以上にやってたりとかっていうのがあって、プロに行く選手は違うなって思って一緒に練習してました。

ーー高校時代にチーム内で対戦してみて
やっぱり真っすぐがめちゃくちゃ強いボールだったのでそこがやっぱ1番印象に残ってます。

ーーいきなりオープン戦にも出て、ヒットを打っているが大学野球のレベルはどのように感じているか
変化球のキレや1個1個のプレーのレベルが高くて、とても楽しいです。

ーー練習の雰囲気は
とても明るくて、自分のパフォーマンスを最大限に出しやすいような環境だと思います。

ーー大学生は自由も多いが
今までよりも自分で管理することが多くなると思うんですけど、逆にそれが自分でやりたいことに挑戦したりとか、自分で計画してやりやすいので、高校の時よりも楽しいですし、 自分の思ったことをやれてるのでとてもいいと思います。

ーー寮生活については
寮でも自由なことは結構多いんですけど、自分で制限作って、早く寝ることや朝早く起きるのとか、そういうところは自分で意識してやるようにしてます。

ーーなぜ大学進学を選んだのか
最初は高校卒業ですぐプロっていうのを目指していたんですけど、東松といたこともあって自分でまだプロ野球に行けるようなレベルじゃないなと思って。大学行くと木製バットなら変わるので、そこでもう1段階もう2段階どんどんレベルアップしてからプロ挑戦しようと思っていたので大学を選びました。

ーーなぜ法大を選んだのか
法政大学選んだ理由は、高校時代の監督が元中京大中京の監督だったんですけど、中京大中京から法政に行ってた人が何人もいて、(監督の)教え子の人たちが練習とかいっぱい来てくれて色々教えてくれたりだとかで法政大学と色々そういう繋がりもあって、自分もここに行きたいなと思って選びました。

ーー実際に練習に来た人は
トヨタ自動車にいた河合完治(平成26年卒)さんだとか、あと佐藤勇基(令和3年卒)さんが結構来てくださりました。

ーー高校通算本塁打は
17本です。

ーー持ち味は
自分の持ち味は野球のプレーだったらやっぱバッティングで長打力があるっていうところです。性格的言えば結構負けず嫌いなんですけど、冷静に常に周りを見れるっていうのが自分の特徴だと思います。

ーー木製バットの対応については
金属の時よりも、バットの芯で打った時の感覚が良くて、金属バットの時よりもいい感覚はあります。

ーー大学入る前から使っていたか
昔から木製バットで行けるようにっていう風に練習してたんで、中学くらいの時から使うようにしてました。

ーー同期には愛知県出身の中村騎士(営1=東邦)、大西遼多(法1=中京大中京)がいるが
大西は中学の頃から仲が良くて、中学の時も中京大中京もスカウト来てたので、一緒に野球やりたいと思って色々考えていました。結局(自分は)享栄になったんですけど、大学に来てまた一緒になってちょっとびっくりしてます。

ーー好きな選手や目標とする選手は
バッティングは大谷(翔平)さんを尊敬してます。あとはソフトバンクの近藤健介選手も尊敬しています。

ーー具体的に参考にしてることは
大谷さんは若干自分が真似してるところもあるんで、尊敬してるっていうのと、 近藤さんはバッティングのタイプは違うんですけど、打率を残してて、ホームランも打ててるっていうのがやっぱりすごいなと思ってるんで尊敬してます。

ーー具体的に何を真似しているのか
今の大谷さんじゃないんですけど、日本のプロ野球にいた時の大谷さんのタイミングの取り方、トップの作り方のイメージっていうのが自分の中にあります。

ーー六大学で意識する選手は
早稲田で今ちょうど1年生の安田選手と高橋選手が投げてるんですけど、そういうピッチャーから自分も早くリーグ戦に出て打てるようにしたいと思ってます。

ーーこの1年間の目標は
秋までのリーグ戦には絶対出て、しっかり出て打てるようにっていうのは意識してます。

ーーそのために具体的にレベルアップしたいことは
自分はまだ瞬発力とか足りてないと思うので、そこのトレーニングをしっかりするってこと。あとはもっとバッティングを確率よく打てるようにするためにどうすればいいか考えて練習していくことです。

ーー4年後の目標は
ドラフト1位でプロ野球に行ける選手になりたいです。

ーー最後にファンの方へメッセージを
今年の4年生はすごいので、そこで優勝して、自分が出れるようになってからも優勝して、法政ファンのみなさんに喜んでもらえるように頑張っていきたいと思います。

(取材・矢吹大輔)

高田 洸希(たかだ・こうき)
法学部1年 2005年6月15日生まれ
福井県出身・享栄
184cm80kg・右投左打

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