関東大学春季交流大会
対流経大
2024年6月23日
流通経済大学第一グラウンド
前回の早大戦では、大敗を喫した法大。初勝利を挙げたいところであったが、バックスのミスが目立ち、トライを重ねられ5連敗で大会を終えた。
試合結果
トータル試合結果
35 法大 |
14 | 前半 | 31 | 59 流経大 |
---|---|---|---|---|
21 | 後半 | 28 |
ポイント詳細
2/3 | T | 5/4 |
---|---|---|
2/3 | G | 3/4 |
0/0 | PT | 0/0 |
0/0 | PG | 0/0 |
0/0 | DG | 0/0 |
T:小山田、花澤2、佐野、金 G:田中5 |
※得点は法大のみ記載
法政大学メンバー
No. | ポジション | 選手氏名 | 学年 | 出身校 |
---|---|---|---|---|
1 | PR | 守安史成 | 2 | 桐蔭学園 |
2 | HO | 花澤祐太 | 1 | 法政二 |
3 | PR | 渡辺明志 | 4 | 佐賀工業 |
4 | LO | 山内滉太 | 2 | 昌平 |
5 | LO | 細川幹太 | 3 | 國學院久我山 |
6 | FL | 大沢空 | 1 | 秋田工業 |
7 | FL | 植浦慎仁 | 2 | 報徳学園 |
8 | NO.8 | 佐野祐太 | 4 | 目黒学院 |
9 | SH | 小山田裕悟 | 3 | 桐蔭学園 |
10 | SO | 佐川一眞 | 1 | 専大松戸 |
11 | WTB | 松田陸空 | 4 | 石見智翠館 |
12 | CTB | 金侑悟 | 4 | 大阪朝鮮 |
13 | CTB | 田中大誠 | 2 | 國學院栃木 |
14 | WTB | 炭竃柚斗 | 2 | 報徳学園 |
15 | FB | 北川拓来 | 3 | 昌平 |
16 | Re | 本橋陽助 | 2 | 國學院久我山 |
17 | Re | 袴田賢 | 4 | 法政二 |
18 | Re | 和山学弥 | 2 | 法政二 |
19 | Re | 森下響介 | 2 | 法政二 |
20 | Re | 嶋崎汰星 | 3 | 法政二 |
21 | Re | 三浦幹太 | 2 | 秋田中央 |
22 | Re | 鈴木稜斗 | 4 | 法政二 |
23 | Re | 小林雅治 | 4 | 法政 |
24 | Re | 鈴木颯太 | 2 | 秋田工業 |
25 | Re | 中井駿 | 4 | 大分舞鶴 |
26 | Re | 渡辺圭祐 | 1 | 中部大春日丘 |
戦評
前節の早大戦では、8トライを奪われ大敗を喫した法大。これまでの試合では、いずれも50失点以上を喫しておりディフェンスとラインプレーに課題を残している。今度こそ改善を期待したい。
5戦目の相手は昨年のリーグ戦で1点差で敗戦した流経大。今季はこれまで4戦全敗。リーグ戦でも対戦があるだけに、自分たちの実力を測りたい。
先制したのは流経大だった。ラインアウトモールで押し込まれ、3分に先制を許した。法大は敵陣5mライン左後方での相手ボールラインアウトをスティールし、フェーズを重ねる。CTB田中大誠(3)がディフェンスのギャップを突き、ラインブレイクしSH小山田裕悟へとつなぎインゴール中央に飛び込んだ。その後は一進一退の攻防が続いた。しかしFL大沢空(1)のシンビンで陣地を回復され、その後のラインアウトで相手バックスにを止められず逆転を許した。その後のキックオフでペナルティを獲得すると、SH小山田が素早く仕掛けゲインしフェーズを重ねた。最後はHO花澤祐太(1)が26分にトライを挙げた。コンバージョンも決まり14-12と逆転に成功した。しかし、そこから29分、35分、41分と3本連続でトライを奪われ、14-31で前半を終えた。
トライを挙げた小山田
後半も先に流経大の得点を奪われてしまう。反撃したい法大は7分、敵陣5mライン付近でのマイボールラインアウトでFL大沢からNO8佐野祐太にサインプレーでボールをつなぐと佐野がそのままグラウンディング。また13分にもマイボールラインアウトから花澤が飛び出しトライを決めた。これまでチームの課題であったセットプレーから2本のトライを奪った。花澤は試合後「自主練習でグラウンドに残って取り組んでいたので、その成果が出た」と振り返った。10点差に詰め寄り、追い上げを見せた。しかし終盤に2本連続でトライを奪われ試合を決定づけられた。最終スコアは35-59の大敗に終わった。
春季大会は0勝5敗で勝ち点0。得失点差マイナス220に終わり、厳しい現実を突きつけられた。大会を通して、ディフェンスの甘さとバックスでトライを奪うシーンがあまり見られなかった。夏合宿でそれらを重点的に鍛え上げ、秋リーグの躍動に期待したい。
(記事:盛岡惟吹、写真:北川築来)
インタビュー
金侑悟 主将(4年、CTB、大阪朝鮮)
ーー今日の試合を振り返って
敗戦の理由として一つ目はゲームにおいてエリアの獲得が重要視されると思いますが、エリアで相手に劣ってしまったこと。二つ目はBKのミスが続いた結果の敗戦だと思っています。
——前節課題に挙げていたセットプレーについて
FWがこの春の期間ずっと練習していたので良いところが出ていたなと思います。
ーー秋のリーグ戦に向けての意気込み
春は全敗に終わってしまいましたが本番は秋なので、夏合宿やこれからの練習でチームに一体感が生まれるよう日々頑張っていきます。
花澤祐太(1年、HO、法政二)
——今日の試合を振り返って
セットプレーが安定できたのと得点ができたことは良いことでした。ディフェンス面では大事なところで抜かれてしまったので次の試合では修正していきたいです。
――ご自身の2トライを振り返って
モールなどチームで前に出て、最終的に自分が置いたトライなのでFWやチーム全体のトライであると思っています。
——セットプレーについて
自主練習でグラウンドに残って取り組んでいたので、その成果が出たかなと思います。
——東軍学生代表スコッドの選出について
色々と縁があって選出されたと思うので、一年生らしくフレッシュに頑張りたいです。
——秋のリーグ戦に向けての意気込み
秋は負けられない戦いで、一つ一つのミスが負けに繋がるので精度を上げていけるように頑張ります。