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男子チームが4×100mフリーリレーで表彰台へ!! 個人では200m自由形で桐山が銀、岡村が銅!!【水泳】第97回関東学生選手権 2日目

第97回関東学生選手権 2日目
2024年8月1日(木)~8月4日(日)
東京アクアティクスセンター

大会2日目のこの日はリレー種目が開幕。男子4×100mフリーリレーでいきなりのメダル獲得の第3位!!個人種目では200m自由形で男女ともに下級生がメダルを獲得する活躍ぶりをみせた。大会は3日目から後半戦へ突入!!

関カレ、インカレならではの応援風景をパシャリ

大会結果

予選結果(女子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
 

200m自由形

9位 水上夏鈴(経3) 2分05秒23 B決勝進出
4位 岡村梨香(スポ2) 2分02秒87 決勝進出
13位 野村奈緒(経2) 2分06秒20 B決勝進出
200mバタフライ 26位 井上さくら(スポ1) 2分27秒02
 

100m平泳ぎ

18位 猪狩彩奈(経3) 1分12秒33
19位 川縁茜(現3) 1分12秒43
20位 萩野萌子(現1) 1分12秒47

予選結果(男子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
 

200m自由形

25位 吉良皓稀(経1) 1分53秒64
3位 桐山真葵(国1) 1分50秒80 決勝進出
20位 三浦颯太(社4) 1分53秒29
200mバタフライ 29位 山崎寛史(経4) 2分04秒34
28位 荻野倖太朗(法3) 2分04秒23
 

100m平泳ぎ

36位 渡邊凌(社3) 1分05秒11
26位 阿部晃也(経3) 1分03秒82
24位 中嶋蓮人(経2) 1分03秒66

決勝結果(女子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
200m自由形 B決勝 1位 水上夏鈴 2分04秒31
6位 野村奈緒 2分05秒87
200m自由形 決勝 3位 岡村梨香 2分00秒88 自己新
4×100mフリーリレー タイム決勝 5位 森田-o岡村-水上-松野 3分48秒79

決勝結果(男子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
200m自由形 決勝 準優勝 桐山真葵 1分48秒87
4×100mフリーリレー タイム決勝 3位 山崎-竹鼻-桐山-山本 3分22秒17

Close Up

岡村梨香

「ベストをとることができて嬉しかったです」と笑顔で語った岡村。2年ぶりに自己ベストを更新し、晴れやかな表情で表彰台に上った。関東学生選手権大会2日目、200m自由形に登場した岡村は予選を全体4位で通過。危なげなく決勝へコマを進めた。

レース前は仲間から力をもらった

決勝の舞台では「前半きれいに入ることができた」と話すように、理想のレースプランを展開。自己ベストと大会新記録を更新する見事な泳ぎをみせた。「ベストが出たことに驚きすぎて、法政の応援席の声に応えていた時に大会新記録の方にようやく気付いた感じです」と念願の自己ベスト更新には嬉しさと驚きが溢れていた。

インカレの前哨戦となる今大会で素晴らしい結果を残した岡村。インタビューでは「今日みたいにベストを更新すれば結果もついてくると思うので、まずはベスト更新を目指して頑張りたいです。」と頼もしい言葉が返ってきた。インカレに向けて調子は上々のようだ。(佐々木雪乃)

写真館

プールサイドでの応援もカンカレ、インカレの伝統風景

100m平泳ぎで19位となった川縁。4日目の200m平泳ぎで巻き返しなるか

インタビュー

三浦颯太

ーー今日までの2日間を振り返って
個人としては、まず代表選考会が終わってから100m自由形ではレギュラー落ちしてしまいました。200m背泳ぎに出ることになるんですけど、そこが代表選考会のタイミングで(調子が)上がってきたというのが練習の成果が出てよかったかなと思ってます。

ーーチーム全体の雰囲気はどのような感じか
だいぶ一体感が出てきたなという感じですね。今までいくつかの対抗戦があったと思うんですけど、その時の課題であった応援とか、舞台上で結果を出すっていうのが少しずつ改善されてきているように思います。応援も結果も含めて雰囲気は良くなってきていると思っているので、インカレに向けて弾みが出てきたなと思ってます。

ーー下級生の躍進が目立っているが、どのようにみているか
すごく頼もしいなと思っています。各学年実力者がいた中で、1年生が即戦力として入ってきてくれました。諏訪(遥希)とかも含めて、力のある選手が力を発揮してくれて、すごく各学年でお互いに良い影響を与えられてるかなと思います。

ーー現在の自身のコンディションは
あまりよろしくないというのが正直なところなんですけど、残り1ヶ月最後のインカレに向けて(調子を)上げていきたいなと思います。

ーーインカレに向けた個人と団体の目標は
個人としてはB決勝以上に残って点数を獲得するということです。チームとしては今まで目指してきた総合6位を目指して、立教大学と東洋大学を倒すために部員全員で頑張っていきたいと思います。

三浦は主将として総合6位を目指し、最後のインカレに向かっていく

(取材:齋藤凌)

山本麻尋

ーーレースを終えて一言
正直後半バテてしまって、3位を獲れたことは良かったんですけど、自分が足引っ張っちゃったんでそこは悔しいです。

ーーいつリレーのメンバーに入ることを伝えられたか
レギュラー(メンバー)が決まったのが6月末ぐらいなので、そのタイミングで伝えられました。

ーー今日はレースがなかったが、どのような調整を
前日に100m(自由形)で個人の種目があったんですけど、1秒近く(自己ベストより)遅くなってしまいました。スピードが出てないということだったので、スピードを出せるようなとか水中の動きとかの確認をしました。

ーー後半にペースを上げたように見えたが、それは戦略か
正直調子がいいとは言えなかったので、とにかく3位以内に入りたいっていう感じでした。意図したものではなかったですね。

ーー4日目にも50m自由形のレースがあるが、そこへの意気込みを
個人では点数が1点も取れなかったので、この種目ではAの方の決勝に残って、点数取れるように頑張りたいと思います。

ーーインカレに向けて一言
インカレまで1ヶ月あるので、そこまで調整して、1点でも多く稼げるようにしたいと思います。

4×100mリレーのアンカーとして銅メダル獲得に貢献した山本(写真一番右)

(取材:齋藤凌)

岡村梨香

――個人種目のレースを振り返って
予選は自分の力の90%の力を出して泳いでいたんですけど、タイムを見たら思ったより早くていいじゃんって思いました。体の方もきつかったのですが、決勝前のアップで結構進んでいる気がして、いけるかなーって思っていたら本番でも楽に入ることができました。コーチと話していた通り、前半きれいに入ることができてベストをとることができて嬉しかったです。

――ベストと大会新記録が出たどう思ったか
大会新記録は気づいていなかったです。隣の方のレーンが見えて競っていたのが分かったのでより頑張りました。ベストが出たのに驚きすぎて、法政の応援席の声に応えていた時に大会新記録の方にようやく気付いた感じです。

――今日のコンディションについて
レース前はいつも通りだと思いました。予選の最初の50mであまり進んでいる気がしなくてより頑張ました。決勝前のアップではかなり進んでいる気がしたので、落ち着いて泳ぐことができました。

――これまでの練習で重点的に取り組んだ点
長水だとキックが止まりがちになってしまう点があるのですが、止まらないための練習としてメインをやった後に一回200mのキックをマックスでやってきました。

――インカレに向けて
今日みたいにベストを更新すれば結果もついてくると思うので、まずはベスト更新を目指して頑張りたいです。

(取材:佐々木雪乃)

桐山真葵

――2度の表彰台に立った今日を振り返って
最初の1本目を泳いだ時に結構きついと感じましたが、決勝で自己ベストに近いタイムで泳げて結果として上手くまとめられたと思います。

――主要の大学大会が今回初めてだったが、高校と大学のレースの雰囲気の違いは
高校時代から応援はされていて、良い雰囲気で泳げていました。チームの強さという面では、高校のときは特別強いチームにいた訳ではなかったので、法政という強いチームで戦っているというメンタル面での違いはありました。

ーー個人では予選はあまり良い泳ぎではなかったと言っていたが、決勝に向けて意識したことは
体の疲れがあったので、トレーナの方にケアしてもらったおかげでだいぶ良くなりました。自分の泳ぎの面では、頭の位置を変えたところです。

――決勝では後半に大きく順位を上げたが、自信の強みは後半泳ぎということか
後半の方が得意です。ただ意識的には前半から行かないと、勝負できないと思っていました。

――リレーではレース前に笑顔もあったが、個人戦よりもリラックスできていたのか
先輩方の存在が大きかったですし、応援も多くの方から声をかけてもらったので、リラックスできました。

――レースでは大接戦の中でバトンを託されたが、どのような心境だったか
自分にとって100mは得意ではない距離なので、先輩方に良い形で渡せるようにしました。隣にいる明大には負けてしまいましたが、東洋大は抜かせたので良かったです。

――法大としての4年間が始まったが、ご自身の目標は
一番の目標はインカレで優勝し、法大に貢献することです。その中でリレーなどの先輩たちとの時間を大切にしていきたいです。普段はクラブチームで練習していて大学では練習していないからこそ、大会を通じて仲を深めていきたいです。

200m自由形ゴール後はこの笑顔

(取材:松下天)

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