充実一途の竹鼻涼太が50m自由形関東王者に!!　１か月後のインカレに向け、選手たちは最後の調整に入る【水泳】第97回関東学生選手権 4日目

大会結果

予選結果（女子）

予選結果（男子）

決勝結果（女子）

決勝結果（男子）

インタビュー

鴨下奈苗

ーーここまでの個人のレースを振り返って
決勝のラインが去年より上がることを想定していたので、予選から突っ込んで入りました。結果二種目とも決勝には進めたのでよかったのですが、ともに決勝のレースでタイムを落としてしまったことは反省ですね。ただ4コメ(400m個人メドレー)勢がしっかりとチーム法政に流れを持ってこられたことは良かったですね。インカレでは結果とタイム両方を追い求めていきます。個人メドレー勢の4年生である私と神(神偉雄)、市川(市川薫)でいい流れを持ってこれたらなと。

ーーインカレもメインは4コメか
そうですね。4コメの方が私の強みは生きるのかなと思います。2コメ(200m個人メドレー)だと、どうしても背泳ぎがなかなか上がってこないので4コメが勝負かなと。ただ背泳ぎのタイムさえ上がってこれば、2コメでも全然勝負はできると思っているので焦りは無いです。

ーー主将として現在のチームの雰囲気はどのように感じているか
とてもいい雰囲気かなと思ってます。愛梨(三井愛梨)がオリンピックで結果を残してくれて、それに触発されるように女子チームも頑張れています。けが人が多いからこそ、全員で、総合力で戦おうというまとまりが出てきています。

ーー1年生の加入の影響は
男子の1年生の活躍がほんとに大きいです。1年生に負けじと上級生もプライド持ってレースに臨めています。

ーー残り1ヶ月、個人としてチームとして詰めていきたいところは
去年よりも決勝進出のボーダーラインは上がると思っているので、スピードの強化、得意の平泳ぎの強化に重点を置いていきます。チームとしてはとにかくまずはけがをしないようにというのと、チーム全員がひとつ上のステージで泳ぐことができるような練習を積んでいきたいです。学校練とクラブ練でなかなかコミュニケーションは取りづらいですが、LINEなど上手く使って声掛け合いながらやっていきます。インカレではしっかり法政の強さを見せられたらと思います！

キャプテンとしてチームをあと一か月引っ張り切る

（取材：野田堅真）

竹鼻涼太

ーー優勝おめでとうございます！今の気持ちを
素直に嬉しいです。ただタイム的には法大レコードの22秒58を狙っていたので、順位やチームに流れを持ってこれたことは嬉しかったんですけど、少し悔しい部分もあります。

ーー今大会好調の要因はどこにあるか
やっぱり夏場頑張ってきたからだと思います(笑)。とにかくきつかったんですけど、インカレでの活躍を想像しながら泳ぎ込んだことが結果に繋がったんじゃないですかね。

ーー50m自由形を泳ぐ中で意識していることは
短距離なので力強く泳ぐというイメージを持たれがちなんですけど、力が程よく抜けた方がタイムも伸びることが多いので、力まずに速くというのをいつも心がけています。

ーーチームの雰囲気は
1日目すごく結果が良くて、2日目、3日目とあまり振るわなかった中でも変わらず良い雰囲気で試合に臨めていると思います。最高なんじゃないですかね(笑)

ーーインカレへ向けて強化したい部分は
まだ体力的な部分も詰められると思いますし、細かい部分の強化に重点を置いてやっていきたいです。

ーーインカレの目標は
初日の100m自由形で49秒台で決勝進出、リレー種目も2種目とも決勝進出を目指してやっていきます。50m自由形に関しては、自分はあまり強気な発言をすると遅いタイムになってしまうんですけど、優勝目指して頑張ります!!

関東王者としてインカレの50m自由形に乗り込んでいく

（取材：野田堅真）

ーーレースを振り返って一言
体調があんまり良くない中だったんですけど自分の中では最近では1番いいレースができたかなと思います。

ーーレース直後どのようなことを感じたか
200mを泳ぐことが久しぶりだったのでレースプランなどがあまりちゃんとしてなかったのもあって、力を出し切れずに終わってしまいました。インカレでは今回のようなことがないようにしたいと思います。

ーー今回の大会に向けてどのような練習をしてきたか
自分の泳ぎを極限まで分析し、コーチと話し合って泳ぎ詰めるという練習をしてきました。

ーーインカレに向けて
レベルが高い中でさらに、メドレーリレーのこともあるんですけど、自分のベストを尽くして今年こそは200m平泳ぎでベスト出して決勝に残りたいと思います。

インカレではベスト更新を目指す

（取材：河上乃愛）