【バスケ】リーグ戦初戦白星発進!/ 第100回関東大学バスケットボールリーグ戦 第1節 対国士舘大
2024年8月26日(月)対国士舘大@武蔵野の森総合スポーツプラザ
▲コミュニケーションをとる#23 堤(左)と#18 八重沢(右)
試合結果
トータル試合結果
73 法政大学 |
19 | 1Q | 14 | 62 国士舘大学 |
---|---|---|---|---|
17 | 2Q | 19 | ||
18 | 3Q | 17 | ||
19 | 4Q | 12 |
法政大学スターティングメンバー
選手名 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|
#7 本山 遼樹 | PG | 福大大濠 | 10 | 1 | 3 |
#18 八重沢 連 | PF | 八王子学園八王子 | 8 | 5 | 0 |
#23 堤 玲太 | SF | 九州学院 | 7 | 5 | 0 |
#25 鍋田 憲伸 | PG | 福大大濠 | 10 | 6 | 0 |
#75 柳田 大斗 | C | 國學院久我山 | 8 | 11 | 2 |
法政大学ベンチ入り選手
選手名 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|
#0 杉信イフェアニ | PG | 洛南 | 3 | 1 | 3 |
#8 石田 泰三 | SF | 北陸学院 | 6 | 1 | 0 |
#10 坂本 温人 | PF | 法政第二 | 7 | 5 | 1 |
#12 北村 雄太朗 | PF | 光泉カトリック | – | – | – |
#13 宇津木 雅樹 | SG | 國學院久我山 | – | – | – |
#14 佐藤 正樹 | SF | 法政第二 | – | – | – |
#19 境 碧空 | SG | 法政第二 | 2 | 1 | 0 |
#21 藤平 皓成 | PF | 正智深谷 | 10 | 4 | 2 |
#32 菅野 汰樹 | PG | 法政第二 | 0 | 1 | 0 |
#55 佐渡 樹也 | SF | 中部第一 | – | – | – |
試合経過・日程(1巡目)
戦 | 日付 | 対戦相手 | 結果 |
---|---|---|---|
1 | 8/26 | 国士舘大 | 73ー62 WIN! |
2 | 8/27 | 上武大 | ー |
3 | 9/2 | 青山学院大 | ー |
4 | 9/3 | 埼玉工業大 | ー |
5 | 9/7 | 東洋大 | ー |
6 | 9/8 | 順天堂大 | ー |
7 | 9/18 | 江戸川大 | ー |
8 | 9/21 | 立教大 | ー |
9 | 9/22 | 明星大 | ー |
10 | 9/28 | 早稲田大 | ー |
11 | 9/29 | 駒澤大 | ー |
戦評
第1Qは、法大のインサイド陣による著しい活躍が試合の流れを作った。特にこのQの序盤は#18 八重沢連の活躍が光る。まずは#7 本山遼樹からのパスを受け、3Pラインから放ったボールはリングに吸い込まれる。続いて仲間からのパスをゴール下で受けると、相手留学生の高さのあるディフェンスも難なく潜り抜け得点する。その後も、身長2㍍の#75 柳田大斗がゴール下の競り合いを制すると、#0 杉信イフェアニの巧みなパスを受けた#21 藤平皓成が華麗なロールターンで得点。終盤には、#75 柳田のパスから#8 石田泰三が美しい3Pを放ち、19-14で第2Qへ。
第2Q。#75 柳田のゴール下での得点や、#7 本山の2本の3Pが決まるなど、序盤から法大が主導権を握る。その後も、#21 藤平のパスに#23 堤玲太が合わせて得点したり、#7 本山のパスを#21 藤平がミドルシュートで得点に繋げたりと、着実に得点を重ねていく。しかし2Q終盤は、相手の3Pや#15 ボンゴ ジロンの豪快なダンクなどによって点差を詰められたが、それでも36-33と3点リードで試合を折り返す。
▲スターティングメンバーに名を連ねた#18 八重沢
第3Q。相手の国士舘大学は、リバウンドの強化を図り2人の留学生を投入するも、法大は冷静なゲームを展開し続けた。#75 柳田がゴール下で構えていた#23 堤へ絶妙なワンハンドパスで得点をアシスト。続いて#10 坂本温人のパスを受けた#25 鍋田憲伸が3Pを決めると、#21 藤平のパスに#0 杉信がゴール下で合わせ得点するなど、法大の勢いは依然止まらない。3Q後半は攻守が激しく入れ替わるトランジションゲームとなったが、54-50で最終Qに突入する。
第4Q。#18 八重沢の3Pに始まり、#23 堤のバスケットカウント、#21 藤平の3Pで64-55と一気にリードを広げた法大。その後も相手に流れを許すことはなく、#8 石田や#10 坂本が立て続けに3Pを決め、70-60と点差を10点に広げた。4Q終盤には、#25 鍋田がセンターサークルから放つディープスリーを決め切り、これにはNBAプレーヤー・ステフィン・カリー選手の代名詞である「おやすみ」ポーズをコートで披露。73-62で勝利した法大は、去年のリーグ戦で全敗を喫した国士舘大学に見事リベンジを果たした!
▲留学生にも劣らないフィジカルで献身的に体を張り続けた#75 柳田
法大はこの夏、「限界の向こう側に行く」をテーマに合宿に励んできたという。例年以上にハードな練習をこなしてきた選手たちの見据える目標は、もちろん1部リーグ昇格だ。今試合を見ても、昨季よりも終始落ち着いたゲーム展開で、個々の得点力が着実に上がっているように見受けられる。悲願の1部昇格に向けて、再び歩み出した法大。これから約2ヶ月間に渡って繰り広げられる熱い戦いから目が離せない。
(記事・髙瀬真帆)
写真提供=法政大学体育会男子バスケットボール部
▲仲間の好プレーに喜び合う選手たち
◆コメント◆
佐藤 俊二監督
ー今日の試合振り返って
去年2連敗していた相手だったので、リーグ戦の出だしというところもありますけど、勝てて良かったという印象です。
ー国士舘大学へのゲームプランは
相手のシューターと留学生をしっかり抑えて、自分たちのオフェンスを遂行できれば、ある程度組み立てはできると思っていました。
ー夏合宿の期間中、チームで強化したところは
「限界の向こう側に行く」ということで、例年にないぐらいハードに追い込むような合宿になって、そういった意味でみんな体も強くなったと思うし、心の部分もかなりタフになったと思うので、良い合宿ができたと思います。
ー第3Qでは相手チームが2人の留学生を投入してきたと思いますが、3Qを振り返って
相手がリバウンドのところを強化してきたのは分かったんですけど、自分たちにも堤(玲太)がいるし、柳田(大斗)と藤平(皓成)で大きな留学生ともう一人の日本人のビックマンを抑えることを徹底しました。特にそこで相手のリバウンドがすごく強くなったわけでもないかなと思ったので、どちらかというと自分たちの方が堤がいることによって、リバウンドのアドバンテージは取れていたと思います。
ー次戦に向けての意気込みを
2連勝して、リーグ戦始まったばかりなので良い流れを作れるように、また明日も勝ちたいと思います。
ーファンの皆様へ
リーグ戦始まりました。去年は入れ替え戦に行って、1部に上がれませんでしたが、今年は必ず上がれるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。
#25 鍋田憲伸(法2=福大大濠)
ー今日の試合振り返って
ゲームプラン的にはディフェンスを頑張るのと、相手のリバウンドが強いのでリバウンドを頑張るというプランでした。ディフェンス的には相手を60点に抑えられたことが本当に良くて、終盤になるにつれて3、4年生の4、5ポジションの人が結構リバウンドを頑張ってくれて、それであの点差になったので、そこは良いと良かったと思います。ただ、個人的にはターンオーバーだったり、勝負所でシュートを決めるところだったりができなかったので、そういうところを次の試合に向けて調整していきたいなと思います。
ーご自身のプレーを振り返って
相手が嫌なところにパスを出したり、アタックしたりというのが全然できなくて、ターンオーバーしてしまったところが反省点なので、そこを修正して次からはそういうことがないようにしていきたいと思います。
ー次戦に向けての意気込みを
スカウティングをしっかりして、自分のやることは変わらないと思うので、一戦一戦大事に戦っていきたいと思います。
ーファンの皆様へ
応援ありがとうございました。まだまだリーグ戦続きますが、全力で選手、スタッフ、チーム一丸となって戦いますので、応援よろしくお願いします。